退職者のための「第三の場所」の提唱

村田裕之の活動 その7

mcp「第三の場所」とは、社会学者のレイ・オルデンバーグ(Ray Oldenburg)が、かつて自著「The Great Good Place」の中で家庭(第一の場所)でもなく、職場(第二の場所)でもない「第三の場所」が社会的に重要な機能を担っていることを指摘したことで有名になった言葉です。

この言葉を発展させ、米国のマザーカフェ・プラスにヒントを得て、退職者のための「第三の場所」が今後、広く求められていくことを提唱しました。

月刊レジャー産業資料 2003年5月号
リタイアしたシニアにとっての「第三の場所」

月刊ビジネスデータ 2003年5月号
高齢者意識の薄いシニアのためのスターバックス「マザーカフェ・プラス」

この退職者のための「第三の場所」というコンセプトは、大きな反響を呼び、その後多くの方が、具体的なサービスに反映していきました。

たとえば、クラブツーリズム株式会社は、「クラブツーリズム・カフェ」として、実店舗を展開しています。また、プロトコーポレーションが「悠々知的」というシニア向けサロンを立ち上げています。さらに、全国に広がったコミュニティ・カフェにおいても、この「第三の場所」のコンセプトを参考にしている例が多く見られます。

しかし、拙著「シニアビジネス」でも述べたとおり、退職者のための「第三の場所」は、カフェだけが唯一の形態ではありません。「第三の場所」の本質は、会社を辞めて毎日行く所のなくなる退職者のための社会的居場所であり、今後、さらなる新事業の出現が期待されます。

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