親の介護―認知症のチェック

解脱12月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第12回

gedatsu1512親の認知症に早く気がつくためのチェックポイント

認知症になると治療法がなく、あきらめるしかない、と思われている人もまだ多いようですが、最近の状況は変わっています。「慢性硬膜下血種」や「特発性正常圧水頭症」のように治療が可能なものもいくつかあります。

一方、薬を使わずに、徘徊、暴力、幻覚など認知症特有の「周辺症状」を緩やかにする「非薬物療法」にもいろいろなものが登場しています。なかでも、音読・手書き・簡単な計算とスタッフとのコミュニケーションによる「学習療法」は、全国1600以上の介護施設や自治体の健康教室に導入され、認知症の改善や脳機能の維持・向上に大きな効果を上げています。

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高齢化する日本は老後期を積極的に包み込もうとしている

Wall Street Journal 2015年11月29日

pepper_脳トレ米国ウォールストリートジャーナル(WSJ)が「Graying Japan Tries to Embrace the Golden Years」と題した大きな特集記事を掲載しました。

3,400ワードに渡る巨大記事の副題は「Entrepreneurs are exploring robotics and other innovations to unleash the potential of the elderly(起業家が高齢者の潜在能力を解放するためにロボットや技術革新を探索している)」となっています。

日本では相変わらず下流老人や老後破綻のような高齢社会のネガティブな側面だけを強調して危機を煽るだけの論調が見られます。

しかし、今回のWSJの特集は、そうした厳しい現実はファクトとして数値で示しつつ、それらの課題を技術革新やビジネスの工夫で乗り越えようとする日本の革新性について焦点を当てた記事になっています。

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Japan Ageing Population(日本の人口高齢化)

2015年11月20日 中国中央テレビ英語放送

cctc151120中国中央電視台(テレビ)の英語放送に日本の高齢化とシニアビジネスの解説で出演しました。中国中央テレビからの出演依頼は2度目です。

世界が混とんとしつつあり、少し先が予想しにくくなっています。しかし、確実に予想できることがあります。それは、人口の高齢化、シニアシフトです。

人口の高齢化は時間と共に確実に進みます。ところが、それに気が付いたとしても、多くの場合、実際の対策は後手になります。その理由は「社会が高齢化しているという実感が湧かない」からです。

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シニア消費の現場から読み解く超高齢社会・日本

ニッポンドットコム 11月9日

nipponcomニッポンドットコム『nippon.com』は国際社会における対日理解を促進するためのウェブサイト。日本からの多言語での情報発信を専門とする組織として2010年12月に発足した一般財団法人ニッポンドットコムが運営しています。

ニッポンドットコムは、海外の有識者層を中心とした幅広い読者を対象に、日本の政治、外交、経済、社会、文化、科学技術など幅広い分野に関するオピニオンや現状を掘り下げて伝える記事を、日本語、英語、中国語、フランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語で掲載しています。

2015年11月の特集テーマは「シニア消費から見る日本の高齢社会」。私の担当は「シニア消費の現場から読み解く超高齢社会・日本」。シニアビジネスの実践者として、シニア消費の現場から超高齢社会・日本の実像を伝えるものです。

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「世代特有の嗜好性」とシニアの「愛用品消費」

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第103回

昔ながらの歯磨き粉歌手やタレントは世代イメージのサンプルにしない

人数の多い団塊世代が2015年には65歳以上になり、いわゆる高齢者の仲間入りをした。

「団塊世代は、上の世代よりも若々しく活動的で消費行動が異なる」などとしばしば言われる。確かに、小田和正(1947年9月20日生)、井上陽水(1948年8月30日生)、矢沢栄吉(1949年9月14日生)、松崎しげる(1949年11月19日生)といった歌手やタレントを見ていると従来の高齢者というイメージが当てはまらない。

しかし、こうした他人の目にさらされる仕事に就いている人たちは、いろいろと工夫して年寄り臭く見えないようにしているのであって、団塊世代のなかでも特殊なサンプルと見るべきだ。これらの人たちを基準に「団塊世代とはこんなイメージだ」と見なしてしまうと市場を見誤ってしまう。

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シニア市場が伸び盛り 退職後の居場所広がる

日本経済新聞夕刊 2015年11月4日 読み解き現代消費

まねきねこ外観日経夕刊2面の連載コラム「読み解き現代消費」に『シニア市場が伸び盛り 退職後の居場所広がる』を寄稿しました。

「読み解き現代消費」は、毎週水曜日、気になる消費トレンドについて、その背景などを読み解くコラムです。私も執筆者の一人に名を連ねており、一か月半に一度のペースで寄稿しています。以下に全文を掲載します。

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財布のひもの固いシニアが買いたくなるサービスとは

高齢者住宅新聞 介護保険に頼らないシニアビジネス成功の12のヒント 第6回

ハーバード大学キャンパス将来不安があるからこそ、時には「わくわく感」に浸りたい

シニア層は若年層より資産が多くあるのに、なぜ、それが消費に回りにくいのか?老後に対する漠然とした不安があるからだ。一方、不安があるからこそ、時にはそうした不安を忘れたい、前向きな気持ちになりたいとも思うものだ

人が前向きな気持ちになるけん引力の一つは「わくわく感」である。これが促す消費を私は「わくわく消費」と呼んでいる。

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働くことを通じて得られる豊かな老後

解脱11月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第11回

解脱会_掲載_1511人生の後半生においては、経済格差と人生の豊かさとは必ずしも結びつかない。もちろん、ある程度のカネは必要だが、カネを多く持っていることが必ずしも後半生の豊かさに結びつかないのだ。

長年に渡り多くのシニア層と関わってきた筆者の経験から「豊かな老後」を過ごしている人には、「カネ以外に」次に上げるいくつかの条件を満足している場合が多い。

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自分磨きで日々充実 年重ねるごとに輝きを

10月25日 中国新聞 熟年婚活

chugoku_151025中国新聞のくらし欄に「熟年婚活」というコラムがあり、熟年婚活が盛んになっているとの記事が掲載されました。

記事では東広島市に住む60代男性婚活パーティに出るようになってから10年、ピアノのレッスンを始めたとのこと。「ピアノを始めて女性との話題が一つ増えた」と喜んでいます。

結婚相談所のコンサルタントは「婚活を通じて、おしゃれになってどんどん若返っていく中高年は多いです。それに、相手の気持ちを推し量るうちに、自分本位だったのが穏やかで丸くなっていく印象を受ける人もいます」と語っています。婚活はまさに、自分磨きの場になっているとのことです。

婚活が自分磨きになるというのは、他人に見られるという行為がそうさせるのでしょう。一般に年老いていくと服装や外見などに無頓着になりがちです。一方、女優やタレントなど他人に見られる機会が多い人は60代、70代になっても美貌を保っている人が多い。齢を重ねても輝いている人とそうでない人との差は、他人に見られる機会の差、つまり人との交流機会の差で決まっているように見えます。

記事の最後に私のコメントも次の通り引用されています。

中高年のライフスタイルに詳しい東北大の村田裕之特任教授(シニアビジネス)は、「新しい情報にアンテナを張ったり、健康を維持するためにジムに通ったり、ときめいたり…。婚活に励む50、60代からは、新しい高齢者像が見える。若い感覚を持った元気なシニアが増えることは、社会全体に活気をもたらすことにもつながる」とみる。

これを受けて、記者の方が次の文章で締めくくっています。

なりゆき任せの老後ではなく、積極的にデザインしていく。年を重ねるほどに自分を輝かせていく-。前向きな姿勢こそが、超高齢社会を生きる力になるのかもしれない。

平均寿命が伸び、健康寿命も伸ばそうと国が号令をかけています。他人の世話にならず自立して生活できる時間を伸ばすのが「第一の健康寿命」であるならば、どれだけ精神的に充実して過ごせる時間を持てるかが「第二の健康寿命」であると思います。

シニアシフトの衝撃 第1章 加速化が止まらないシニアシフトの流れ
出会いサポートもシニアシフト
中国新聞のサイト

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「今さら聞けない」ことは「大人の家庭教師」にお任せ

産経新聞 2015年10月23日

大人の家庭教師産経新聞に『今さら聞けない」ことは「大人の家庭教師」にお任せ シニアの味方人気上昇中』という記事が掲載されました。私のコメントも最後に引用されています。

パソコンや料理、音楽などを自宅で学べる家庭教師がここ数年、シニアの間で注目を集めています。自分の都合に合わせて時間の設定ができるうえ、「今さら聞けないことを、こっそり学びたい」というシニアならではのニーズが人気を後押ししているようです。

都内の61歳女性の例では、薬膳料理を習っている。高血圧に悩む女性に講師がレシピを考案。1回当たり1時間半ほどで3~4品を仕上げる。

10月中旬のレッスンのメニューは、牛肉と長芋のニンニクじょうゆ炒めや杏仁豆腐の梨ソースがけなど4品。費用は1回90分で4785円(税別、材料費別)

これだけの費用を支払えるのは、健康維持という命にかかわることだからと思われます。同時にそれだけの経済的余裕がないと難しいかもしれません。

講師を派遣したのは、「家庭教師のトライ」(東京都千代田区)を運営するトライグループ。同社は平成25年、大人をターゲットにした「大人の家庭教師」を首都圏でスタートさせ、今年4月から全国展開した。利用者の25%を50代以上が占めるとのことです。

ボーカルや水彩画などの「趣味」、テニスやゴルフなどの「スポーツ」、英会話や中国語などの「語学」、医療事務や簿記など「資格」の4分野で計約50講座があるそうです。特にシニア層に人気が高いのは、英会話や料理、ペン字など実生活にも役立つ分野とのことです。

以下、私のコメント引用部です。

シニアビジネスに詳しい東北大学の村田裕之特任教授(加齢社会学)は「今の60代は、人生を充実させるために複数の生きがいを持つ“複線型人生”を望む人が増えている。こうした人にとって家庭教師は、新たな世界に飛び込むきっかけとして需要があるのでは」と分析している。

成功するシニアビジネスの教科書

産経新聞のサイト

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