年を取ると昔なじみのものが恋しくなる理由とは?

不動産経済 知ってると便利 シニアビジネスの極意 第15回

「世代原体験」と「ノスタルジー消費」

一般に、年を取ると昔なじみのものが恋しくなる。しかし、なぜ、そうなのかを理論的に説明している例は、意外に少ない。

これを知るには、「世代原体験」が消費行動に及ぼす影響を脳科学・心理学の観点から理解することが重要だ。

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「一人でも楽しめる」商品をつくる

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第27回

ララの旅の様子

旦那と旅行してもつまらないから、一人で参加する旅

社会の高齢化が進むと一人暮らし世帯が増えます。しかし、一人暮らし世帯でなくても、特に旅行などでは「一人で楽しみたい」という人たちもかなり存在します。

クラブツーリズムが提供している「ララの旅」は、そのような「一人で参加して楽しみたい人」向けの「おひとり参加限定」の旅行商品です。

ただし、「おひとり参加限定」といっても、独身や未亡人でないとダメという意味ではなく、あくまでも旅行への参加は一人で、という意味です。

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商品・サービスを個客に「パーソナライズ」する

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第27回

脳の健康教室風景

認知症改善にはその人のレベルに合わせた教材選びが不可欠

顧客の多様化に対応するためには、個人のニーズに合わせたきめ細かなパーソナライズも必要です。それを上手く行っている例が、東北大学、公文教育研究会、高齢者施設が協力して作り上げた「学習療法」です。

これは、認知症の改善・予防のためのプログラムで、薬を使わず、紙の教材を用いた「音読、手書き、計算」などとコミュニケーションを中心としたものです。日本だけでなく、米国でも使用されています。

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旧態依然として「不」が多い市場を狙う

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第26回

不便な家電リモコンの例

有望なシニア市場の例のひとつは、需要側が変化しているのに、供給側が旧態依然としていて利用者の「不(不安・不満・不便)」が多い市場です。この市場の代表が補聴器市場です。

補聴器はドイツやデンマークなどからの輸入品が多く、今でも一台35万~50万円という高価格で売られています。

にもかかわらず、「雑音が多い」「耳に閉塞感を感じる」「フィッティング感が悪い」「頭痛がする」などの理由から、使用をやめてしまう人が結構多いのです。

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「シニア」つけない方がいい?

7月19日 日経MJ連載 なるほどスマート・エイジング

シニアビジネスにおける鉄則の一つは、商品名に「シニア」とつけないことです。理由は「あなたはシニア」とレッテルを貼られ差別的だと感じる人が多いためです。

ただ、映画や劇場、小売業が実施している「シニア割引」は比較的許容され、その例も挙げています。これらが許容されるのは当事者が経済的メリットを感じるからです。

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「加齢適応力」支援商品が新たなビジネス機会になる

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第147回

スマート・エイジングの4つの必要条件

私が「スマート・エイジング」という考え方を06年に初めて東北大学で提唱してから13年が経過した。日本の高齢化率は06年に20・8%だったのが、17年には27・7%になった。

国連の定義によれば高齢化率が21%を超えた社会を超高齢社会と呼ぶ。日本はちょうど06年から07年の間に超高齢社会になったのだ。それから12年が経過し、社会の状況が大きく変わった。

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第1回「スマート・エイジングとは」が放送されました

ラジオNIKKEI 健康ネットワーク 「加齢適応力を身につけるために」

番組収録時のワンショット

7月3日(水)にラジオNIKKEIの番組「健康ネットワーク」の第1回「スマート・エイジングとは」が放送されました。

何人かの人たちから早速「聴いたよ~」という連絡を頂きました。私の声が少しハスキーでしたね(笑)。

放送時間は毎週水曜17:10~17:30、再放送は毎週日曜7:00~7:20です。放送を聴くには次のサイトをご覧ください。

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制度導入・規制緩和で生まれる市場機会を考える

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第25回

鳥しきの焼き鳥

軽減税率が高級店のデリバリー促進

新しい法律や制度の施行、規制緩和で新たな市場が生まれます。こうした機会をうまく活用すると、比較的敷居が低く、新規事業に進出できます。

例えば、13年4月に祖父母から孫への教育資金の贈与が1,500万円まで非課税になる制度が始まりました。14年4月現在で三菱UFJ信託銀行が約2万9千件、三井住友信託銀行は約2万件と想定を上回る契約数となりました。

贈与額は大手信託銀行4行の合計で4,300億円、契約数は6万5千件に達しました。信託銀行業界は、当初は15年末までに5万4千件を見込んでいたのですが、わずか1年でそれを上回りました。

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人生100年時代を見据えた「ろうきん」の可能性を考える

全国労働金庫協会 講演会

6月28日、日暮里のラングウッドホテルで全国労働金庫協会主催の講演会でお話しました。

今回の講演では1)社会の高齢化で、新たに生まれるニーズは何か?2)なぜ、そのニーズが生まれるのか?をお話し、人生100年時代、「ろうきん」の役割は何かを考えて頂くヒントを提供しました。

200名の参加者は全国の労働金庫の経営者の皆さん。関心の高いテーマだったようで、最後まで熱心に聴き入って頂き、話し手としては大変話しやすい雰囲気でした。

興味深かったのは、社会の高齢化が進むと、シニア層にどういうニーズが生まれてくるのかの話をすると、ビジネスの話と言うより、ご自身のこと、自分事として私の話を聴いている方が非常に多かったことです。

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中高年が子供時代に親しんだもののリバイバルを考える

高齢者住宅新聞連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第24回

ノスタルジー商品は本格派で

キン肉マン「超人」という図鑑が売れています。出版社は学研プラス。「図鑑の学研」と少年漫画の金字塔「キン肉マン」が夢の友情タッグで実現、というのが売りです。出版社のコピーは次の通り。

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