村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「ビジネス視点」の記事一覧

有望なシニア市場の見つけ方

2012年6月10日号 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第63回  シニアビジネスの基本は「不」の解消   一つの新しい商品・サービス市場が立ち上がると、その商品・サービスに満足しない顧客が必ず出現 […]

シニアの消費を促す「3つのE」

2012年5月10日号 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第62回 相変わらず団塊世代を含むシニア層が消費のけん引役であるとの論が多く見られる。しかし、これまで何度も述べてきたように、シニアの資産構造 […]

エイジフレンドリー(高齢者にやさしい)商品の落とし穴(下)

エイジフレンドリーという言葉は西洋発のもので、多くの場合、シニアフレンドリー(高齢者に親和性が高い)の意味合いが強い。この概念の欠点は、高度成長期に建設された多くの住宅団地に見られるように「時間の経過による変化(経年変化)を考慮していない」ことだ。Age-friendly(エイジフレンドリー)ではなく、個人、建物・インフラ、コミュニティの経年変化(エイジング)に適応可能な「Ageing-friendly(エイジングフレンドリー)」こそが、超高齢社会に必要な概念だ。

間違いだらけのシニア消費の見方

不動産経済連載 団塊・シニアビジネスの勘所 第一回 シニアの資産の特徴は「ストック・リッチ、フロー・プア」   シニアの消費力が再び脚光を浴びている。団塊世代の最年長者である1947年生まれが今年65歳に到達し、大量の退 […]

年齢訴求というラベリングの効用

1月10日 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第58回 中高年を対象に商品・サービスを提示する場合、特定の年齢訴求が受け入れられる場合とそうでない場合がある。最近の例では、サントリーの化粧品F.A.G […]