高齢者には共同作業より個人作業

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年4月10日 Vol.128

irodori株式会社いろどりといえば

「葉っぱビジネス」ですっかり有名になった。

 

いろどりのある徳島県上勝町は人口2,119人、高齢化率46.7%の高齢過疎地。

 

だが、平均年齢70歳以上のおばあちゃんが

「葉っぱビジネス」のおかげで

多い人では年商1000万円を稼ぎ出す。

 私もこの事業を知った6年前から

拙著「団塊・シニアビジネス 7つの発想転換」や

講演などで何度も紹介してきた。

 

この事業の立役者、株式会社いろどりの横石知二副社長が

最近、「生涯現役社会のつくり方」(ソフトバンク新書)という

著書でそのノウハウを公開しており、大変面白い。

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生きているうちに行きたい日本の100ヶ所

スマートシニア・ビジネスレビュー 2008年3月18日 Vol. 115

hakodateリクルート北海道じゃらんが発行する「観光会議ほっかいどう」の2008春号に掲載された「2007年道内人気観光地調査」に目がとまった。

これによると、これまで行って「満足した」「良かった」感動率・満足度のベスト5は、第一位:函館、第二位:利尻島、第三位:礼文島、第四位:湯の川温泉、第五位:登別温泉となっている。

また、これまでに訪問して、もう一度行きたいと思う道内旅行先の
リピート意向率のベスト5は、第一位:函館、第二位:礼文島、
第三位:利尻島、第四位:湯の川温泉、第五位:登別温泉となっている。

感動率・満足度のベスト5とリピート意向率のベスト5は、
第二位と第三位が入れ替わっているだけで、すべて同じ。
これらが人気スポットであることを知った。

ところが、私はこの5つともほとんど知らなかった。
なぜなら、これまで縁がなく、この5つのどこにも行ったことがないからだ。

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飛行船が年配者に人気の理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2008年2月13日 Vol. 114

hikousen昨年の11月23日から今年の1月5日まで
東京上空で飛行船遊覧クルーズが実施された。
販売を担当したJTB西日本によれば、
発売開始直後に定員800名がほぼ完売したという。

興味深いのは約350件の申込のうち、200件弱が60歳以上からだという点。つまり、申込件数の面で67%が60歳以上だったのだ。また、80歳以上からの申込も20件あったという。

料金は90分の乗船で一人14万円前後と決して安くない。
しかし、「料金が高い」という声は
申込者の誰一人からも出なかったという。

いったい、この人気の秘密は何なのか。
私自身乗船してみて、その理由がよくわかった。

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「団塊向け弁当」のその後

スマートシニア・ビジネスレビュー 2007年11月19日 Vol. 111

dankai-bento少し前に、あるコンビニエンスストアが
「団塊向け弁当」というのを発売した。

この弁当は、ご飯の量を若者向けの六割程度に少なめにし、おかずには揚げ物を入れずに、切り干し大根や野菜の煮物などを小分けにして栄養バランスやカロリーに配慮したものだ。値段は690円で、通常の弁当よりもやや高めの設定となっている。

もし、この商品の売れ行きが今ひとつだとすれば、
まずチェックしないといけないのは、
「団塊世代・シニア向け」と謳った商品が
売れない「商品開発の壁」である。

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コストのかからない高付加価値策

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年11月10日 Vol. 96

sakana-zaru私の事務所のある赤坂に、“ちょっと良い”店がある。

“ちょっと良い”という意味は、美人のママが大勢いるとかいうのではない。和風の居酒屋なのだが、サービス内容が優れているという意味だ。

ランチといえば、紙のメニューに「サンマ定食」などの名称が書いてあるのが普通だ。しかし、その店では、配膳係の年配女性が紙のメニューの代わりに、
その日に仕入れたいろいろな魚を大きなざるに入れて客のテーブルまで持ってくる。
そして、その中から選ぶとそれを調理して定食として持ってきてくれるのである。

この仕組みが優れているのは、自分の好きな食材を自分で確認して選べることだ。

だが、私が感心したのは、定食の名称だけの味気ない紙のメニューの代わりに、
新鮮な生の食材を客の目の前まで持ってきてくれるという“粋”な計らいである。

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コモディティから高級品への回帰

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年9月4日 Vol. 92

trio音響機器メーカーの老舗、ケンウッドが
14年ぶりに高級オーディオ市場に参入する。

団塊世代の退職に伴い高級オーディオ製品の売れ行きが好調なためだという。

オーディオファンならケンウッドというより
トリオという名の方が懐かしいだろう。

私も自称オーディオファンだった学生の頃、
型遅れになったトリオのスピーカーを安く入手してほくそえんでいた。
そのトリオブランドも限定的に復活させるという。

1980年のCDの登場を機に、LPレコードが衰退していった。
そして、LPレコードの衰退とともに、プレーヤーやカートリッジなど
高級レコード機器市場も衰退した。

そして、MDの登場を機にカセットテープが衰退し、
ナカミチなどの高級テープレコーダー市場も衰退した。
10年前に当のケンウッドの担当者から
「オーディオ市場は死んだ市場」と言われた。

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非合理ビジネスの合理性

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年3月20日 Vol. 84

eat_beer_gold先日、「サツマイモのビール」を飲む機会がありました。

当初、サツマイモを原料にしたビールというのは
正直イメージが湧きませんでした。
しかし、百聞は一見に如かず。飲んでみると、
芳醇で深く、上品なまろやかさに驚きました。


サツマイモが原料の場合、日本の酒税法では、
発泡酒となりますが、味は紛れも無くビール。
昔ヨーロッパにいた時にドイツの田舎で体験した
美味しい地ビールと同じような味でした。

この「サツマイモラガー」の発明者は、
株式会社協同商事の朝霧幸嘉社長。

昭和22年生まれの団塊世代の朝霧さんは、
全国に先駆けて産直(産地直送)の有機野菜販売を
手がけたパイオニアとして業界で著名な方です。

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経験経済とシニアビジネス

スマートシニア・ビジネスレビュー 2005年9月5日 Vol. 74

keikenkeizai8年前のベストセラー「The Experience Economy」
(邦題:経験経済、ダイヤモンド社)の新訳版が
最近出版されました。

この本のテーマは
「経験経済の考え方にもとづく経験ビジネスの勧め」です。


モノ余りの時代は、すぐに競合商品が互いに真似しあい、
似たような仕様になります。

そして、商品差別化の猶予時間が どんどん短くなり、
その結果、最終的には価格競争になり、
体力勝負に陥ってしまいます。

たとえば、パックツアーのような商品は、
すでにコモディティ化しており、
激しい価格競争にさらされています。
こうした競争から脱却するための一つの手段が
「経験ビジネス」なのです。

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エイジングと認識

スマートシニア・ビジネスレビュー 2005年2月14日 Vol. 64

Waga_seishun_ni_kuinashi私は黒澤明の映画が好きです。
そのなかの「わが青春に悔いなし」という映画を
知人に勧めたところ、

「この映画は学生時代に観たが、何十年ぶりに観たら、その頃観たのと全然違う映画に見えた」というコメントが返ってきました。

こういった体験は、若年層より中高年層に圧倒的に多いのではないでしょうか。

私自身も昨年13年ぶりにパリを訪れ、
仕事の合間に美術館に足を運んだ際、
同じような感覚に遭遇しました。

美術館の展示物は、
13年前と何も変わっていませんでした。
にもかかわらず、それらの展示物は
13年前とは全く違って見えたのです。

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女性上位のミュージカル観劇者

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年8月9日 Vol. 56

42nd St先日、ある方のご紹介で
「42nd Street」 というミュージカルを
観る機会がありました。

42nd Streetとは、ニューヨークの通りの名称で、
通称「ブロードウェイ」と呼ばれる
ミュージカルの中心地のこと。

その名の通り、ブロードウェイの
舞台裏の物語を作品にしたものです。

私はこれまでミュージカルを 2度観る機会がありました。
一度は劇団四季のキャッツ。
もう一度は、本場ブロードウェイでのもの。

正直言って、何が面白いのか全くわからず、
「ミュージカルというのはつまらない」
というイメージがありました。

しかし、この42nd Streetは、
そのような偏見を根底から覆すものでした。

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