韓国ベビーブーマー市場動向

スマートシニア・ビジネスレビュー 201196 Vol.162

Hiroyuki-Murata-SmartAgeing需要はあるが、供給が伴っていない ―――

韓国のベビーブーマー市場を一言でいえば、

こう表現してよいだろう。

 

先週韓国で開催された退職後のベビーブーマーに関するシンポジウムに

招待講演者として参加した感想である。

 

言い換えれば、シニアビジネスで先行する日本企業には

多くのチャンスがあると言えよう。

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大家族に回帰するアメリカ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011830Vol.161

multi-generational-housing先週滞在先のアメリカで、興味深い話を聞いた。

 

近年の調査に基づくと、今後10年間に

アメリカの世帯の3分の1が「多世代世帯」になるというのだ。

 

多世代世帯とは、親・子、親・子・孫、親・孫などの複数世代が一つ屋根の家に一緒に住む形態のことをいう。

 

核家族が大部分で親・子がそれぞれ別に住む習慣が強いアメリカには

日本で一般的な二世代住宅は極めて少ないイメージが強い。

 

ところが、二世代・三世代の住宅は地方都市には結構存在する。

先週滞在したクリーブランドで見た住宅地は

単一世代住宅と二世代住宅とが混在しているところだった。

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退職者の情報発信を支援せよ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011817Vol.160

teinen-sha現役サラリーマンの退職後の大きな変化は「情報が減ること」だ。


特に勤務先経由で当たり前のように与えられていた

種々の情報がばったり途切れる。

わずらわしさが無くなる反面、

これで退職したことを実感する。

 

そこで、退職者にとって重要になるのは、

勤務先以外からの「情報収集策」だ。

 

専業主婦の場合は、かなり以前に退職を経験しているので、

近所づきあいやPTAの集まりなど
地域に人的ネ
ットワークをもっている。

 

また、女性は一般に友人・知人を

情報収集チャネルとして持っていることが多い。

退職後も一緒に旅行に行ったり、

食事をしたりと何かと情報交換機会を持っている。

 

これに対して、通勤族だったサラリーマン男性の場合は、

こうした人脈が不足気味だ。

情報源の中心が新聞や雑誌だけのも少なくない。

 

では、どうするか。

私がお勧めしたいのは、離職するまでに

自分で「情報発信できる仕組み」をつくることだ。

 

なぜなら、情報というのは、

情報発信している人のもとに集まりやすいからだ。


だから、ある情報が欲しければ、

それに「関連する情報」を発信するのが効果的である。

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「年の功」の科学的裏付け

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年8月8日 Vol.159

brain長い間、成人を過ぎると脳は衰えていく一方だと言われてきた。世の中には未だにそう思っている人も多いようだ。

 

だが、最近の脳の研究により、年をとったとしても

脳の働きは必ずしも落ちていくとは限らず、

むしろ発達する可能性があることがわかってきた。

 

脳の大脳皮質の外側を「灰白質」、内側を「白質」と呼ぶ。

灰白質には情報を出す「神経細胞」がぎっしり詰まっている。

これはいわばパソコンのチップのようなものだ。

 

一方、白質には神経細胞から出てきた情報を

伝達するための「神経線維」が詰まっている。

これはいわばチップどうしをつなぐケーブルの束のようなものだ。

 

近年の研究で、この灰白質の体積は20歳頃から一定のペースで

男女ともにほぼ直線的に減少していくことがわかっている。

つまり、神経細胞は年齢とともに減っていくのである。

 

ところが、興味深いことに神経線維の束である白質は、

逆に年齢とともに増加していく。

しかも、男女の区分なく増加していくことがわかっている。

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どうすれば家にこもりがちな主人を外に出せるか?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年8月2日 Vol.158

hikikomori先週、仙台での講演でお話しした際、

「どうすれば家にこもりがちな主人を外に出せますか?」

という質問を受けた。

 

また、別のNPOの方からも

「どうしたら私たちの活動に男性を巻き込めるでしょうか?」と、似たような質問を受けた。

 

その場では「外出の際は必ず主人を誘う」「昼食だけは外で食べてと言う」「一緒に来てほしいと頼み込む」などのいろいろな意見交換をした。

 

その場で言い足らなかったことをこのレビューでお伝えしたい。

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気になる「新幹線では考えられない」というコメント

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月25日 Vol.157

china-jiko中国の高速鉄道は危ないと言う意見は、

今回の事故が起こる以前からずっと指摘されていた。

 

日本の新幹線、欧州の高速鉄道のいいとこ取りをして、

突貫で作ったにも関わらず、「中国独自の技術」として

特許申請までしたことに対する批判が

日本の鉄道関係者から強かった。

 

だから、今回の事故発生を

「それ見たことか」と思っている人が多いようだ。

 

しかし、私が気になるのは、

「新幹線では考えられない」という

日本の鉄道関係者のコメントだ。

 

日本の新幹線は、中国に比べて遥かに安全に設計され、

運用上も多くのフェイル・セーフ機能が施され、

中国で起きたような事故は「あり得ない」というのだ。

 

この「新幹線では考えられない」

「日本の技術は優秀なのでこんな事故はあり得ない」

と同じ趣旨のセリフを、

私たちはこれまで何度も聞いてこなかっただろうか?

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高齢者にやさしい売り場の条件

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月13日 Vol.156

senior-shopping高齢者にやさしい売り場づくりが注目されている。私のインタビューが掲載されている雑誌「販促会議8月号」での特集に加えて、7月10日の日経MJでも取り上げられていた。

厚生労働省が発表した2010年の国民生活基礎調査によれば、高齢者が一人でもいる世帯は2070万5千万世帯、全世帯の約4割に上る。

これだけ高齢者の割合が増えれば、あらゆるビジネスで「高齢者にやさしい」機能が求められるのは当然だ。だが、現状の大手スーパーマーケットでの取り組みは必ずしも十分とは思えない。

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たとえ何もないように見えても、必ず差別化はできる

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月11日 Vol.155

20110701コアさぽーた会議27月1日、東京・表参道の新潟館ネスパスで開催された見附市コアサポーターミーティングに出席しました。このミーティングは、首都圏に住む見附市出身者あるいは見附市に縁のある方が、見附市のPR活動をお手伝いするものです。

このミーティングに参加しようと思った理由は二つあります。一つは、私の実家が見附市にあり、昨年12月に見附市で講演したことが縁で関わりができたため、ふるさとへ貢献できれば、というのが理由です。

もう一つは、噂の久住時男・見附市長(写真左・右は私)とお話したいと思ったからです。

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スマート・エイジング・スクエア事業の開始

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月20日 Vol. 154

SAセンター6月14日に私が特任教授を務める
東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターで新しい事業「スマート・エイジング・スクエア」がスタートしました。

第一弾として、サーキットトレーニングが認知機能に与える実証研究を、産学連携による共同研究としてカーブスジャパンと行うことになりました。

国立大学において地域住民の皆さんに日々の生活で心身の健康を維持・向上する機会を提供しつつ、住民と直結した研究開発環境を構築する仕組みは、これまでにない初めての試みとなります。

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「技術」を使った「革新」のあるべき姿

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月6日 Vol. 153

kaigorobot「技術(technology)」は、しばしば商品やサービスの
「革新(innovation)」のカギとなります。

しかし、高度な「技術」を用いただけで商品やサービスの
「革新」が必ずしも起こるわけではありません。

例えば、介護ロボットの分野にその典型が見られます。

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