気になる「新幹線では考えられない」というコメント

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月25日 Vol.157

china-jiko中国の高速鉄道は危ないと言う意見は、

今回の事故が起こる以前からずっと指摘されていた。

 

日本の新幹線、欧州の高速鉄道のいいとこ取りをして、

突貫で作ったにも関わらず、「中国独自の技術」として

特許申請までしたことに対する批判が

日本の鉄道関係者から強かった。

 

だから、今回の事故発生を

「それ見たことか」と思っている人が多いようだ。

 

しかし、私が気になるのは、

「新幹線では考えられない」という

日本の鉄道関係者のコメントだ。

 

日本の新幹線は、中国に比べて遥かに安全に設計され、

運用上も多くのフェイル・セーフ機能が施され、

中国で起きたような事故は「あり得ない」というのだ。

 

この「新幹線では考えられない」

「日本の技術は優秀なのでこんな事故はあり得ない」

と同じ趣旨のセリフを、

私たちはこれまで何度も聞いてこなかっただろうか?

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高齢者にやさしい売り場の条件

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月13日 Vol.156

senior-shopping高齢者にやさしい売り場づくりが注目されている。私のインタビューが掲載されている雑誌「販促会議8月号」での特集に加えて、7月10日の日経MJでも取り上げられていた。

厚生労働省が発表した2010年の国民生活基礎調査によれば、高齢者が一人でもいる世帯は2070万5千万世帯、全世帯の約4割に上る。

これだけ高齢者の割合が増えれば、あらゆるビジネスで「高齢者にやさしい」機能が求められるのは当然だ。だが、現状の大手スーパーマーケットでの取り組みは必ずしも十分とは思えない。

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たとえ何もないように見えても、必ず差別化はできる

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年7月11日 Vol.155

20110701コアさぽーた会議27月1日、東京・表参道の新潟館ネスパスで開催された見附市コアサポーターミーティングに出席しました。このミーティングは、首都圏に住む見附市出身者あるいは見附市に縁のある方が、見附市のPR活動をお手伝いするものです。

このミーティングに参加しようと思った理由は二つあります。一つは、私の実家が見附市にあり、昨年12月に見附市で講演したことが縁で関わりができたため、ふるさとへ貢献できれば、というのが理由です。

もう一つは、噂の久住時男・見附市長(写真左・右は私)とお話したいと思ったからです。

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スマート・エイジング・スクエア事業の開始

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月20日 Vol. 154

SAセンター6月14日に私が特任教授を務める
東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターで新しい事業「スマート・エイジング・スクエア」がスタートしました。

第一弾として、サーキットトレーニングが認知機能に与える実証研究を、産学連携による共同研究としてカーブスジャパンと行うことになりました。

国立大学において地域住民の皆さんに日々の生活で心身の健康を維持・向上する機会を提供しつつ、住民と直結した研究開発環境を構築する仕組みは、これまでにない初めての試みとなります。

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「技術」を使った「革新」のあるべき姿

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年6月6日 Vol. 153

kaigorobot「技術(technology)」は、しばしば商品やサービスの
「革新(innovation)」のカギとなります。

しかし、高度な「技術」を用いただけで商品やサービスの
「革新」が必ずしも起こるわけではありません。

例えば、介護ロボットの分野にその典型が見られます。

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どうすれば有望なシニア市場を見つけ出せるのか?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年5月23日 Vol. 152

sijocyousa企業の皆さんからよく受ける相談の一つに、
「シニア市場に進出したいがどこに有望な市場があるのか わからない。ついては、あらゆる市場分野を
網羅的に調査して有望な市場を見つけ出したい」
というのがあります。

私はこのような相談を受けた場合、
「そうした調査はやりたければやってもよいが、
たいてい時間とカネの無駄になるのでやめた方がよい」
とアドバイスします。

なぜ、やめた方がよいのか。

その理由は、こうした網羅的な市場調査の結果、
その企業の商品が売れるようになったという例を
ほとんど聞いたことがないからです。

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「想定外」を想定する力

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年4月28日 Vol.151

minami-sanriku3月11日の大地震以降、何度も耳にした言葉に
「想定外」という言葉があります。

「想定外の地震だった」「津波の規模が想定外だった」「原発の自家発電が動かなかったのは、想定外だった」などの表現です。

「想定内」の出来事であれば対応できるのは当然です。しかし、「想定外」の出来事が現実に起こった時に、人間はどんな対応が可能なのか、
どう対応すべきなのかの議論が少ない気がします。

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自分の居場所の放射線の強さが安全かを知る方法

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年3月23日 Vol.150

放射線拡散

先週から東京都内を脱出する外国人が増えています。放射能被害を避けるためというのが理由です。


私の友人の外国人も大使館から指示が出たとのことで
13日には関西に脱出したとの連絡がありました。

 

しかし、文科省がネットで公開している首都圏(1都6県)での

放射線の計測値を見る限り、実は人体に被害を及ぼすような

数値になっていないことがわかります。

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ロコモティブシンドロームと当事者意識

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年2月28日 Vol.149

locomo先日拝聴した東京大学中村耕三教授の話が印象的でした。中村教授は「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」(略してロコモ)という概念の提唱者として著名な方です。

ロコモとは骨や関節などの運動器の障害による
要介護の状態や要介護リスクの高い状態のことを言います。

ロコモの人数は現時点で予備軍を含めて4700万人存在し、
60歳過ぎの団塊世代が75歳以上になる頃、
この人数が莫大な数になると教授は警鐘を鳴らしています。

私が特に印象に残ったのは、次のくだりでした。

「60代の人に介護と言っても俺には関係ない』と言われるが、
『あなた、足腰が弱っているでしょう』と言えば、
『そうなんです』とうなづく」

このくだりは、私たちの行動の習性を
よく表していると思いました。

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「親が70歳を過ぎたら読む本」上梓に際して

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年2月10日 Vol.148

2月12日に久しぶりに新著を上梓することになりました。

タイトルは「親が70歳を過ぎたら読む本」。
「相続・認知症・老人ホーム・・・について知っておきたいこと」
というサブタイトルがついています。

今回はこの場をお借りして、なぜ、私がこの本を書こうと思ったのかをお話します。

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