勇気ある医師たち

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年6月3日 Vol.141

tokuyo皆さんは、介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)などの施設に入所する認知症の高齢者の方に多種多量の薬が投与されていることをご存知でしょうか。

 

先日参加した学習療法シンポジウムで、そうした実態についての報告を聞くことができました。

報告によれば、特に多いのが抗精神病薬と呼ばれる薬で、

認知症の方に現れる「周辺症状(精神症状や行動障害)」を治療するために投与されています。

 

ところが、こうした薬を投与すると、その副作用のために

「中核症状(記憶障害、見当識障害等)」を悪化させ、

認知症がさらに進行するという悪循環に陥ってしまうというのです。

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シンガポールの老人ホームと浄水場に見る知恵の差

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年4月19日 Vol.140

P1000672081月のSICEXに講演者として招かれて以来、仕事でシンガポールを訪れる機会がすっかり増えた。

 

先週も訪れた際、シンガポール人の友人に

いろいろなところを案内してもらった。

仕事柄かねてから訪れてみたいと思っていた

老人ホームを今回訪れることができた。

 

訪れたのは健常者向けのシニア住宅と

要介護者向けのナーシングホームの二つ。

 

シンガポールでは住民の8割がHDBと呼ばれる

国の住宅公社が提供する公営住宅に住んでいる。

今回訪れた健常者向けのシニア住宅は、

公営でHDBのシニア版といった感じであった。

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シニア向けカフェがうまくいかない別の理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年3月17日 Vol.139

starbucks私はこれまで拙著「シニアビジネス」や雑誌寄稿、講演等で「退職者のための第三の場所」というコンセプトを提唱してきた。

 

それ以来、多くの企業が拙著を参考に、

シニアを対象としたカフェ等に取り組んできた。

 

だが、私の知る限り、多くの場合、この取り組みは苦戦している。

 

その理由の一つは、人は集まるが収益が上がりにくい

「単独孤立型」ビジネスモデルになっていることだ。

 

これに対し、「連結連鎖型」ビジネスモデルへの転換を

拙著「団塊・シニアビジネス7つの発想転換」で推奨してきた。

 

今回は、これとは違う視点での理由を述べたい。

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映画「サロゲート」が示唆する超高齢社会の一面

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年1月20日 Vol.137

surrogateサロゲートとは、自宅に居ながら操作できる

人間そっくりの代理ロボットのこと。

 

サロゲートの開発により、人々は快適で安全な自宅から、サロゲートを遠隔操作するだけでリアルな現実世界に自分の身を置かなくてもよくなった。

 

サロゲートはロボットであるため病気をしない。

齢をとらないので老いることもなく、

いつまでも若々しい外見を保つことができる。

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カーブスに見る日本でシニアビジネスが成長できる理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年12月7日 Vol.136

cvconvention昨日、女性専用フィットネス「カーブス」の年一回のイベント、カーブスコンベンションに出席した。

 

昨年までは都内のホテルで開催していたが、今年は幕張メッセの国際展示場が会場となった。

会場変更の理由は、加盟店数が増えて参加者数が

増えたため、ホテルでは収容できなくなったからだ。

 

0911月現在、全国770店舗、会員数は28万人に達した。

057月に東京・戸越公園に第一号店が開店してから、

わずか44カ月での快挙である。

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高齢化対応ロボットは誰のために?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年11月4日 Vol.135

robot少し前にNHKBSで「高齢化する世界」という番組を観た。番組では社会の高齢化で生じた課題に対する各国の取り組みを断片的に報じていた。

 

多くの国では不足する介護従事者を補うために、多くの移民を受け入れている。

 

だが、日本は移民を受け入れずに別の道を模索している、

というシナリオで日本の高齢者向けロボットの

取り組みを紹介していた。

 

ある研究所の例では、大人の女性に見立てた人形を

巨大なロボットが抱きかかえて運ぶ場面が見られた。

 

また、ある大学の例では、声による命令に従って

ロボットが焼きあがった食パントーストをお皿に載せたり、

皿を載せたお盆を食卓まで運搬する場面が見られた。

 

私はこの番組を見て、二つの点で「ちょっと違うな」と感じた。

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高齢化するアジア

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年10月7日 Vol.134

nus101日、2日とシンガポールで開催されたAsian Gerontorgy Experience Symposium」にスピーカーとして参加した。このシンポジウムにはアジアの15カ国から研究者、行政担当者、NPO、民間企業などの代表が集まった。

 

今回このシンポジウムに参加して気づいたことが二つある。

一つは、いよいよアジア各国も自国の高齢化の進展に

目を向けざるを得なくなってきたこと。

 

もう一つは、高齢社会対策における

「発展途上国型モデル(Developing Model)」という考え方が

台頭してきたことである。

今回は、これについてお話ししたい。

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意外なパーソナライズド・サービス

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年9月4日 Vol.133

m&mネットの発達のおかげで、いわゆる

「パーソナライズド・サービス」と呼ばれるものが増えた。

 

例えば自分の好きな写真や文字を絵柄にして注文できるハガキや切手、フォトブックなどがその典型だ。これらの共通点は印刷対象が紙である点だ。

 

ところが、先日アメリカの友人から届いた贈り物は、

これらとは異なリ、紙ではなかった。

 

それは日本でもおなじみの

m&m’sというチョコレートだった。

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アメリカで出会った“懐かしい”風景

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年8月3日 Vol.132

blackDogTavernMarthasVineyard先月、知り合いに連れられて、アメリカ東北部のマーサズ・ヴィニヤードという島を初めて訪れる機会があった。

 

私は知らなかったのだが、この島はアメリカ人にとっての

夏の避暑地であり、多くの著名人が夏に訪れる所らしい。

クリントン元大統領夫妻(妻はヒラリー国務長官)は常連で、

今年はオバマ一家も休暇を予定しているとのこと。

 

ジョン・F・ケネディ未亡人のジャクリーンも

かつてこの島に住んでおり、

ポール・マッカートニーの家もあるらしい。

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脳の健康教室 体験記

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年6月15日 Vol.131

lt先週、品川区で開催している「脳の健康教室」に参加した。

 

「脳の健康教室」とは、「学習療法」(後述)の原理を応用して

健康な人を対象に認知症予防・健康維持を目指すものだ。

 

参加した教室は、東急大井町線戸越公園駅から徒歩五分の

品川区シルバー人材センターを活用したものだった。

 

教室の広さは40坪程度。入口を入ると歓談コーナーがあり、

まずお茶を飲みながら学習者とサポーターとが歓談する。

10分程度の歓談のあと、隣の会議机に移る。

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