カーブスに見る日本でシニアビジネスが成長できる理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年12月7日 Vol.136

cvconvention昨日、女性専用フィットネス「カーブス」の年一回のイベント、カーブスコンベンションに出席した。

 

昨年までは都内のホテルで開催していたが、今年は幕張メッセの国際展示場が会場となった。

会場変更の理由は、加盟店数が増えて参加者数が

増えたため、ホテルでは収容できなくなったからだ。

 

0911月現在、全国770店舗、会員数は28万人に達した。

057月に東京・戸越公園に第一号店が開店してから、

わずか44カ月での快挙である。

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高齢化対応ロボットは誰のために?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年11月4日 Vol.135

robot少し前にNHKBSで「高齢化する世界」という番組を観た。番組では社会の高齢化で生じた課題に対する各国の取り組みを断片的に報じていた。

 

多くの国では不足する介護従事者を補うために、多くの移民を受け入れている。

 

だが、日本は移民を受け入れずに別の道を模索している、

というシナリオで日本の高齢者向けロボットの

取り組みを紹介していた。

 

ある研究所の例では、大人の女性に見立てた人形を

巨大なロボットが抱きかかえて運ぶ場面が見られた。

 

また、ある大学の例では、声による命令に従って

ロボットが焼きあがった食パントーストをお皿に載せたり、

皿を載せたお盆を食卓まで運搬する場面が見られた。

 

私はこの番組を見て、二つの点で「ちょっと違うな」と感じた。

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高齢化するアジア

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年10月7日 Vol.134

nus101日、2日とシンガポールで開催されたAsian Gerontorgy Experience Symposium」にスピーカーとして参加した。このシンポジウムにはアジアの15カ国から研究者、行政担当者、NPO、民間企業などの代表が集まった。

 

今回このシンポジウムに参加して気づいたことが二つある。

一つは、いよいよアジア各国も自国の高齢化の進展に

目を向けざるを得なくなってきたこと。

 

もう一つは、高齢社会対策における

「発展途上国型モデル(Developing Model)」という考え方が

台頭してきたことである。

今回は、これについてお話ししたい。

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意外なパーソナライズド・サービス

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年9月4日 Vol.133

m&mネットの発達のおかげで、いわゆる

「パーソナライズド・サービス」と呼ばれるものが増えた。

 

例えば自分の好きな写真や文字を絵柄にして注文できるハガキや切手、フォトブックなどがその典型だ。これらの共通点は印刷対象が紙である点だ。

 

ところが、先日アメリカの友人から届いた贈り物は、

これらとは異なリ、紙ではなかった。

 

それは日本でもおなじみの

m&m’sというチョコレートだった。

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アメリカで出会った“懐かしい”風景

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年8月3日 Vol.132

blackDogTavernMarthasVineyard先月、知り合いに連れられて、アメリカ東北部のマーサズ・ヴィニヤードという島を初めて訪れる機会があった。

 

私は知らなかったのだが、この島はアメリカ人にとっての

夏の避暑地であり、多くの著名人が夏に訪れる所らしい。

クリントン元大統領夫妻(妻はヒラリー国務長官)は常連で、

今年はオバマ一家も休暇を予定しているとのこと。

 

ジョン・F・ケネディ未亡人のジャクリーンも

かつてこの島に住んでおり、

ポール・マッカートニーの家もあるらしい。

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脳の健康教室 体験記

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年6月15日 Vol.131

lt先週、品川区で開催している「脳の健康教室」に参加した。

 

「脳の健康教室」とは、「学習療法」(後述)の原理を応用して

健康な人を対象に認知症予防・健康維持を目指すものだ。

 

参加した教室は、東急大井町線戸越公園駅から徒歩五分の

品川区シルバー人材センターを活用したものだった。

 

教室の広さは40坪程度。入口を入ると歓談コーナーがあり、

まずお茶を飲みながら学習者とサポーターとが歓談する。

10分程度の歓談のあと、隣の会議机に移る。

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長野で見つけたシニアビジネス

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年5月25日  Vol.130

おやき村先週、講演のために久しぶりに長野市を訪れた。

 

長野県は、①元気な高齢者が多いこと、②自然に恵まれ、新鮮で美味しい食材が多いこと、③首都圏という大市場に近いこと、などからシニアビジネスの可能性が大きい地域である

 

小川村にある「小川の庄」のように、高齢のおばあちゃんたちが

地元の食べ物「おやき」を生産し、年間8億円も売上げている例

もすでに存在する。

 

私は講演の最後に上記のような話も踏まえ

長野県における今後の可能性について言及した。

 

講演の翌朝、ホテルの朝食会場に行って

妙なことに気がついた。

朝食を食べに来る人の大半が高齢者なのだ。

それもかなり多い。

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家庭菜園が収入になる仕組み

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年4月27日 Vol.129

kateisaienサラリーマン退職者が好きなことの一つに家庭菜園がある。

家庭菜園とは自宅の庭や空き地を活用して自分で野菜を栽培することだ。

 

退職者が家庭菜園に取り組む理由としては、次の理由が多い。

   健康維持の活動としてちょうどいい、

   自分で作った安全な野菜を食べたい、

   土いじりが面白い、

 

このように退職者にとっての家庭菜園の多くは、

基本的に自分で楽しむ趣味の領域である。

だから、作った野菜を消費するのは

作った本人とその家族が主体だ。

 

だが、作った野菜を食べきれずに困ることも多い。

この場合、隣近所や知人におすそ分けして処分するが、

それでも余って結局廃棄する例も多い。

 

廃棄されている余剰生産物がどれだけあるかの

きちんとしたデータは存在しないが、

家庭菜園のすそ野の広がりを考えれば、

その量はけっして馬鹿にできない規模と思われる。

 

そこで、この余剰生産物を何らかの形で販売できれば、

こうした無駄をなくせるだけでなく、

退職者の収入源にもなる。

 

新潟市の「ひらせいホームセンター」が5月から始める

「野菜のフリーマーケット」が、まさにそのサービスである。

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高齢者には共同作業より個人作業

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年4月10日 Vol.128

irodori株式会社いろどりといえば

「葉っぱビジネス」ですっかり有名になった。

 

いろどりのある徳島県上勝町は人口2,119人、高齢化率46.7%の高齢過疎地。

 

だが、平均年齢70歳以上のおばあちゃんが

「葉っぱビジネス」のおかげで

多い人では年商1000万円を稼ぎ出す。

 私もこの事業を知った6年前から

拙著「団塊・シニアビジネス 7つの発想転換」や

講演などで何度も紹介してきた。

 

この事業の立役者、株式会社いろどりの横石知二副社長が

最近、「生涯現役社会のつくり方」(ソフトバンク新書)という

著書でそのノウハウを公開しており、大変面白い。

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若年性認知症調査が示すもの

スマートシニア・ビジネスレビュー 2009年3月26日 Vol.127

ashitanokioku先週厚労省が発表した若年性認知症の実態に関する調査結果のニュースが新聞等を賑わしていた。

 

調査によれば、18歳から64歳人口における人口10万人当たり若年性認知症者数は47.6人であり、男性57.8人、女性36.7人と男性が多かった。

 

また、全国における若年性認知症患者数は

3.78万人と推計された、とのことだ。

 

私はこの数値を聞いて「あれ?」と思った。

その理由は同じ厚労省が平成3年に実施した

全国の65歳以上の認知症者数の推計値に比べて

かなり小さかったからだ。

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