シニアに食い込め

日経産業新聞 2013121日号 とれんどスキャン

日経産業新聞130121_2

渋い包装、商品名も工夫

 

このように食品の種類は急増しているが、問題は肝心のシニア世代に対するアピールカだ。

 

明星食品のカップめんはパッケージを黒と銀色で渋くまとめたほか、シニアになじみの深い老舗ファッション誌 「メンズクラブ」を想起させる名称にするなど様々なエ夫をこらしている。ただ中身に関しては「他のカップめんとの明確な違いが見えず、なぜシニア向けなのかが分かりにくい」(市場関係者)という指摘もある。

 

アサヒ飲料の十六茶は法律上、成分の効能をうたえない。商品名も「アクティブブレンド」という表現にとどめており、やはり他のお茶との違いが伝わりにくい。ガリガリ君のあずき大福はシニアの消費者を強く意識してはいるが、そのことをパッケージには明記していない。

 

シニアビジネスのコンサルティング大手、村田アソシエイツの村田裕之代表は「シニアには『効能』など明確な打ち出しがないと響かない」と指摘。「まだ各社とも名称やコンセプトが絞り込めておらず、今後に期待したい」と話している。

 

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