バンコクで東北大学タイ萩友会セミナーを開催

第2回東北大学タイ・ソーシャル・ベネフィット・セミナー

東北大学タイ萩友会(同窓会)主催セミナーでの講演のために、2月2日タイ・バンコクのチュラロンコーン大学を訪れました。

PM2.5警報が発令された土曜日にもかかわらず、100名近い人が参加。セミナーには同窓生以外の人たちが半分強参加していたとのこと。タイでの関心の高さを感じました。

私の講演後に「日本の定年は将来何歳になるのか?」という質問があり「政府は75歳まで延長する予定」と答えたら、会場がどよめいていました。自分たちの国からはまだ想像がつかない、という感じでした。

 

セミナーでは私以外に工学研究科の小菅教授が興味深いロボット開発の話をされました。また、元東北大留学生のタイ人研究者2人が栄養の話とロボットの話題を提供。セミナーでは英語、日本語、タイ語の3か国語が飛び交う国際色豊かな雰囲気でした。

セミナー終了後の同窓会パーティーで、今回の世話役の末松教授から「どうやったらタイからもっと留学生を増やせるか提案して」との投げかけがあり、タイ人同窓生が4グループに分かれて即興のグループワーク。ワーク後にそれぞれから発表があり、上位2グループに商品を授与しました。

全員参加ではなかったものの、タイにこれだけの同窓生がいること、皆日本語も上手で優秀であり、この同窓生たちがかつて仙台の学び舎で勉学に励み、その経験が母国で花開きつつあることを感じました。

また、普段はなかなかお会いすることもない先生方や国際交流課や総長室スタッフの皆さんとご一緒する有意義な機会を得ました。

30年ぶりのバンコクは、到着後に激しい交通渋滞に出くわし、面食らいましたが、30年前とは確実に変化していました。

 

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東北大学タイ萩友会第2回同窓会セミナープログラム