香港の高齢者向け技術(Geron technology)シンポジウムに参加します

Jockey Club Smart Ageing Hub Annual Symposium 2019

10月18日に香港理工大学が主催のJockey Club Smart Ageing Hub Annual Symposium 2019に私が日本からの唯一のスピーカーとして招聘されました。

ここしばらく緊迫した様子が報道されている香港。東京都の小池知事が予定していた香港と中国・深圳への訪問を中止すると発表しました。立場上、難しいとは思いますが、実はこういう緊迫した時に訪問すると、その国の実情がよくわかります。

Jockey Club Smart Ageing Hubとは、新しい高齢者向け技術(Geron technology)をプロモートし、高齢者介護の質の向上を目的として香港理工大学が2017年から5か年計画で立ち上げたプロジェクト。

香港競馬の運営団体であるJockey Clubがスポンサーとして47.95 millionドル(約6億7千万円)を寄付しています。

シンポジウムの目的は、学際的な人的ネットワークの構築と関係するステークホルダー同士の結びつきを強めることにあります。

シンポジウムには、香港だけでなく、米国、カナダ、日本、オーストラリア、マレーシア、タイ、そして中国大陸のGeron technologyの専門家が一堂に集まります。

資源に乏しく、金融と貿易が主産業の香港では、技術革新への志向が強い。平均寿命では日本の上を行く香港はGeron technologyへの期待はかなり強く、世界のハブになることを目指しています。

Smart Ageingの本家として、日本の最先端のGeron technologyについてお話する予定です。

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