お知らせ

最新情報

2017年11月17日商品サービス
「認知症ゼロ社会」の実現を目指し産学連携でビジネスを支援
2017年11月15日市場トレンド
中高年に広がる「プロボノ」専門知識でボランティア
2017年11月10日市場トレンド
ドローン 手軽に空撮、中高年夢中
2017年11月9日教訓・学び
シニア市場は女性主導市場
2017年11月6日未来展望
台北で開催の「Vision 2025」で基調講演とパネル討論を行います
2017年11月1日ビジネス視点
シニア向けネット調査の注意点は?
2017年10月28日メディア
郡山での講演の様子が掲載されました

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

「ライフプラン」から「ライフワーク」へ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年9月27日 Vol. 59

lifeplansimulatorしばらく前に仕事でライフプラン・シミュレータに
関わったことがあります。

ライフプラン・シミュレータとは、
たとえば、結婚、出産、住宅購入、退職などの
ライフイベントを入力していくと、
毎月の生活費や老後の生活資金はいくら必要か、
などが具体的な数値で出力される便利なものです。

金融機関や保険会社などでは、
ファイナンシャル・プランナーがこれを用いて、
自社の顧客に対して、例えば老後の生活資金が、
何百万円不足する、ということを数値で示します。
そして、その備えとして今から外貨預金をした方がよい、
投資信託を買ったほうがよい、というような指南をします。

しかし、これを使ってみると、一つの疑問が湧いてきます。
それは、「老後の備え」とは、一体何かということです。

「もちろん、それは老後の生活資金のことさ。
そんなの当たり前じゃないか」という声が
多くの人から聞こえてきそうです。

でも、「老後の備え」とは、
果たして老後の生活資金のことだけでしょうか。

続きを読む

退職者に適するフランチャイズという仕組み

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年9月10日 Vol. 58

mr-handyman今、アメリカでは退職サラリーマンがフランチャイズを買って、フランチャイズ・オーナーになるケースが増えています。

9月8日のCNNによると、退職サラリーマンに人気のフランチャイズの例として、次が挙げられています。

1. ハンディマン・サービス
2. ゴルフ用品販売
3. 個人向けフィットネス
4. 中小企業向けコーチング

ハンディマン・サービスとは、専門のリフォーム業者や
工事業者がやらない家周りのちょっとした修理などを
請け負うサービスです。

拙著「シニアビジネス」で取り上げた
「ミスター・ハンディマン」など、多くの業者が存在します。
また、個人向けフィットネスとは、
顧客一人ひとりにダイエットを指導し、
栄養アドバイスを行うものです。

日本でフランチャイズというと、
コンビニや外食産業が圧倒的に多いのですが、
フランチャイズ王国アメリカには
実に多種多様な業態があるものです。

続きを読む

女性上位のミュージカル観劇者

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年8月9日 Vol. 56

42nd St先日、ある方のご紹介で
「42nd Street」 というミュージカルを
観る機会がありました。

42nd Streetとは、ニューヨークの通りの名称で、
通称「ブロードウェイ」と呼ばれる
ミュージカルの中心地のこと。

その名の通り、ブロードウェイの
舞台裏の物語を作品にしたものです。

私はこれまでミュージカルを 2度観る機会がありました。
一度は劇団四季のキャッツ。
もう一度は、本場ブロードウェイでのもの。

正直言って、何が面白いのか全くわからず、
「ミュージカルというのはつまらない」
というイメージがありました。

しかし、この42nd Streetは、
そのような偏見を根底から覆すものでした。

続きを読む

新潟豪雨と高齢者

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年7月23日 Vol. 55

niigata-gouu先週は、私の実家のある新潟県見附市が、
不幸にして毎日全国放送された週でした。
7月12日夜からの豪雨のためです。

実家は、決壊した刈谷田川の堤防から
わずか30メートルの距離にありましたが、
幸い、大した被害なく済みました。

しかし、残念ながら、周辺の5千世帯には
避難勧告が出され、大きな被害が出ました。

新潟県では15人が亡くなりました。
特に、今回注目されているのは、
そのうちの12人が70歳以上だったことです。
多くの地方紙が、高齢化時代の
「災害弱者」対策の必要性を指摘しています。

続きを読む

老人ホームの未来

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年5月24日 Vol. 51

naraymabusiko銀座の瀟洒な有料老人ホーム「エ・アロール」で
シニアのプレイボーイを演じた緒方拳は、
21年前に、これと対極の作品で主役を演じ、
脚光を浴びた男優である。

その年のカンヌ映画祭でグランプリに輝いた
その作品の名は「楢山節考」。

第一回中央公論新人賞を受賞した
深沢七郎のデビュー作を映画化したものだ。

「楢山節考」は、いわゆる「姥捨て山伝説」を
初めて小説にしたものである。

以来、「姥捨て山」は、
一部地方の「伝説」から、一般的な「名詞」となった。

だが、残念ながら、この「名詞」は、これまで
高齢者関連施設を揶揄する言葉として使われてきた。

続きを読む

年配夫婦のフランス自転車旅行

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年7月6日 Vol. 54

france-inakaオールアバウト・ジャパン「定年後の楽しみ方」ガイド役の工藤宇一さんが、夫婦でフランス自転車旅行をしたレポートをネットに公開されています。

今回はいつものガイド役ではなく、フランスでの自らの体験を語っているもの。これが、これまでの記事の中でも、とびきり面白い。

詳しい内容は、レポートをご覧頂くとして、
今回は、これについて感じたことを書きます。

その理由は、工藤さん夫妻の今回のフランスへの旅が、
高齢化・情報化時代における、
年配の方の新しい旅のスタイルではないかと思うからです。

続きを読む

「老後は銀座で」に書かれていないこと

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年5月10日 Vol. 50

ealore老後を都心で暮らしたいという人が増えている。

昨年、テレビ番組で話題を呼んだ
渡辺淳一の小説「エ・アロール」の舞台は、
東京・銀座の有料老人ホームだった。

これは架空の施設だったが、
昨今の都心の高層マンションラッシュからすれば、
近い将来、銀座界隈に本物の有料老人ホームが
出現する可能性は十分ある。

ただ、銀座のような都心に住んだことのない
高齢者にとって、銀座に住むということが
実際どのようなものなのか想像がつきにくいだろう。

そんな人には、山崎武也著「老後は銀座で」
(PHP研究所)が参考になるかもしれない。

ただし、著者もまえがきで断っているように、
都市部の質のよい賑やかな地に老後に住むことを、
「老後を銀座で」と象徴的に言っているだけで、
著者自身が銀座に住んでいるわけではない。

このため、銀座に実際に移り住む人は、
この本に書かれていない
「いくつかのこと」に遭遇することになるだろう。

それらは、いわゆる「華やかな銀座」のイメージとは、
大きくかけ離れたものである。

続きを読む

知られざる中国 高齢化の実態

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年4月27日 Vol. 49

shanhai最近の中国というと、
経済成長する国のイメージが強い。

気がつけば身の回りには
中国製品がかなり増えた。
以前は、安っぽい人形などが多かったが、
最近は家電やコンピューターなどの
ハイテク製品も中国製が多い。

だが、そのような経済成長国のイメージに隠れ、
ほとんど知られていないのは、高齢化の実態だ。

中国では、日本の総人口を上回る
1億3400万人がすでに60歳以上なのである。
これが2050年には4億人を超えると 予測されている。

中国は総人口が12億9千万人と多いので、
高齢化率でみれば、日本の方が大きい。
だから、日本の方が大変だ という風に見えるかもしれない。

だが、実際の高齢者の数が桁違いに多いことと、
日本にはない複雑な要因があることを考慮すると、
中国での高齢化のインパクトが
いかに凄まじいかが容易に想像できる。

続きを読む

シルバー、シニア、サードエイジをめぐる話

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年4月12日 Vol. 48

the-third-age-225x300中高年を対象とする市場を語る時に、どういう言葉が相応しいのかわからない、という質問を時々受ける。

80年代から90年代まではシルバービジネス、シルバー市場、などシルバーという言葉が多かった。だが、このシルバーには、かつてのシルバーシートやシルバーコロンビア計画のように、年長者を社会的弱者とみなす意味合いが強かった。

ちなみに、この言葉は和製英語であり、
アメリカやヨーロッパでは、
中高年市場の言葉としては使われない。

一方、1999年から2000年頃から、
シニア(senior)という言葉が多く使われるようになってきた。
このseniorという英語には、いくつかの意味がある。

続きを読む

「エイジング」という言葉の意味

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年3月23日 Vol. 47

red-wineエイジング(aging)という言葉は、
高齢社会やシニア市場を語る時によく使われる。
だが、この言葉がもつ意味を
一つの日本語にするのは難しい。

エイジングという言葉では、これまでどちらかというと
「マイナス」の側面が強調されてきた。

たとえば、石油化学プラントや発電プラントは、
長年稼動すると、回転部が摩耗し、
配管などの部材の材質が変化して脆くなる。
このような経年劣化は、設備のエイジングである。

これは、しばしば事故の原因となるため、
可能な限り避けたいマイナスの対象とされてきた。
このため、経年劣化の診断・予防技術が
長年産業界の重要なテーマとなってきた。

一方、人間の体でも加齢とともにひざの関節が痛んだり、
皮膚にしわが増えたりする。
体の機能も経年劣化することから、
機械設備同様にマイナスの対象とされてきた。

最近良く耳にする「アンチエイジング」は、
狭義には抗老化療法のことをいうが、
これは体の機能の経年劣化に対する対処技術といえる。

続きを読む

このページの先頭へ

イメージ画像