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永遠のオードリー・ヘップバーン

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年10月10日 Vol. 94

audrey-h19年前に生前のオードリー・ヘップバーンに会った。

場所は東京・両国国技館。初めて国技館に行った目的は相撲ではなく、クラシックの演奏会。ワールド・フィルハーモニックという臨時編成のオーケストラによる一回限りの演奏会があったからである。

指揮者は亡きイタリア人名指揮者のジュゼッペ・シノーポリ、オーケストラは、世界中のオケからの有志ボランティアという異色の組み合わせだった。

実はこの演奏会は、ユニセフのチャリティー演奏会だった。
当時、ユニセフの親善大使だったオードリーが随行し、
演奏の前にスピーチをしたのだ。
この時、生まれて初めて実物のオードリーに会った。

当時、すでに30年以上の年月が経っていたにもかかわらず、
私の頭にあったオードリーのイメージは
「ローマの休日」「麗しのサブリナ」などの映画に出てくる、
若くて愛くるしい表情だけだった。

ところが、スピーチのために席を立った彼女の風貌は
私の期待と大きく違っていた。

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コモディティから高級品への回帰

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年9月4日 Vol. 92

trio音響機器メーカーの老舗、ケンウッドが
14年ぶりに高級オーディオ市場に参入する。

団塊世代の退職に伴い高級オーディオ製品の売れ行きが好調なためだという。

オーディオファンならケンウッドというより
トリオという名の方が懐かしいだろう。

私も自称オーディオファンだった学生の頃、
型遅れになったトリオのスピーカーを安く入手してほくそえんでいた。
そのトリオブランドも限定的に復活させるという。

1980年のCDの登場を機に、LPレコードが衰退していった。
そして、LPレコードの衰退とともに、プレーヤーやカートリッジなど
高級レコード機器市場も衰退した。

そして、MDの登場を機にカセットテープが衰退し、
ナカミチなどの高級テープレコーダー市場も衰退した。
10年前に当のケンウッドの担当者から
「オーディオ市場は死んだ市場」と言われた。

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ネット利用率の変化から見えるもの

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年7月31日 Vol. 90

netusers年齢層別のネット利用率の変化を眺めると
いろいろと興味深いことが見えてきます。

総務省「通信動向調査」によると、年齢層別の利用率は、2005年末現在で大きい順に次のとおりとなります。

①20-29歳、95%、②13-19歳、93.9%、③30-39歳、92.8%、
④40-49歳、90.6%、⑤50-59歳、75.3%、⑥60-64歳、55.2、⑦65歳以上、22.8%

若年層の利用率が高いのは4年間で変わっていません。
ここで注目したいのは、次の2点です。

(1)60代前半でも55%を超えていること
(2)団塊世代を含む50代は75%を超えていること

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知られざるAARPの凄み

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年7月3日 Vol. 89

aarp去る6月13日にワシントンのAARP本部で
講演する機会をいただきました。
その時の講演録が早速AARPのウェブサイト

Policy & Research に掲載されています。

AARPのサイトは、3500万人を越える50歳以上の
会員だけでなく、世界中の関係者が閲覧するところで、その影響力は相当なものがあります。

掲載された自分の講演録を読んで、
予想外に感服したことが三つあります。

第一に、自分の舌足らずの英語スピーチが、
見事な英文にブラッシュアップされていること。

第二に、あまり詳細を説明できなかった商品や
サービスについて本人が語った以上の
詳細な説明が追加されていること。

そして、第三に、この講演録がAARPにとっての
知的財産として自動的に蓄積されていくことです。

一見何気なく見えますが、
AARPという組織の“凄み”を感じるのは、
実はこういうところです。

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「セミリタイア」と新しい挑戦

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年6月7日 Vol. 88

westport退職後に新しいことに挑戦し、その分野の専門家になる――そんな絵に描いたような「セミリタイア」生活を送っている人にアメリカで会いました。

彼はニューヨークから電車で1時間ほど東にある
Westportという街に住んでいます。

一般の日本人にはなじみのないこの街には、
俳優のトム・クルーズや元祖カリスマ主婦で有名な
マーサ・スチュアートなどの著名人が住んでいます。

アメリカ人の私の友人は、現在62歳。
長い間大手保険会社に勤務した後、
企業のEAP(Employee Assistance Program)を支援する
ベンチャー企業の幹部を2年間務め、
半年前に会社勤務をやめています。

その彼が今注力しているのが、
自宅の横に自分専用の新しいオフィスをつくること。

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「明日の記憶」が記憶される理由

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年5月22日 Vol. 87

ashitanokioku渡辺謙と樋口可南子が主演する映画「明日の記憶」が中高年の間で話題となっています。

渡辺謙演じる50歳の広告代理店部長・佐伯が、
ある日若年性アルツハイマー病を発病し、
仕事場を追われます。

そして、病気の進行に従い記憶を奪われていく佐伯を
樋口可南子演じる妻・枝実子が懸命に支えます。

一見、夫婦愛を中心にした人間ドラマのようですが、
自らエグゼクティブ・プロデューサーも務めた渡辺は、
「この映画を単なるお涙頂戴にはしたくなかった」
といいます。

その意図を最も象徴しているのが、
病気が進行した佐伯が一人で電車に乗って、
かつて妻にプロポーズした山の中の
陶芸用の窯に向かう場面からです。

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運べるもの、運べないもの

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年5月1日 Vol. 86

displayプラズマディスプレイなどの大画面テレビが
一昔より安くなってきました。

家庭で手軽に迫力のある映像を楽しめる
ホームシアターセットとして購入するのは、
50代以上の人が多いようです。


デジタル放送技術と大画面テレビの発達により、
いまや私たちは家に居ながらにして
遠いポルトガルの田舎の祭りから、
アフリカのサバンナの珍しい動物まで、
手軽に美しい映像で見られるようになりました。

しかし、エアコンの効いた快適な部屋の中で見る、
高画質の大画面から映し出される映像が美しいほど、
あたかも現地のことを知ったかのような
表層的な満足感に陥ってしまいがちです。

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「セカンドライフ」という変な英語

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年4月6日 Vol. 85

teinen団塊世代の定年退職を見越した
「セカンドライフ・セミナー」といったものが
最近いろいろなところで目に付きます。

ところが「セカンドライフ」という英語はありません。
これは明らかに和製英語です。
実は私自身もかつて使用していたことがあり、
反省の意味も込めてこのメッセージを書いています。

「セカンドライフ」という和製英語は、
恐らく「第二の人生」という日本語を
”英訳“したものと思われます。

したがって、問題はむしろ、
「第二の人生」という言葉にあります。

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非合理ビジネスの合理性

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年3月20日 Vol. 84

eat_beer_gold先日、「サツマイモのビール」を飲む機会がありました。

当初、サツマイモを原料にしたビールというのは
正直イメージが湧きませんでした。
しかし、百聞は一見に如かず。飲んでみると、
芳醇で深く、上品なまろやかさに驚きました。


サツマイモが原料の場合、日本の酒税法では、
発泡酒となりますが、味は紛れも無くビール。
昔ヨーロッパにいた時にドイツの田舎で体験した
美味しい地ビールと同じような味でした。

この「サツマイモラガー」の発明者は、
株式会社協同商事の朝霧幸嘉社長。

昭和22年生まれの団塊世代の朝霧さんは、
全国に先駆けて産直(産地直送)の有機野菜販売を
手がけたパイオニアとして業界で著名な方です。

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「三丁目の夕日」とVFXの意味

スマートシニア・ビジネスレビュー 2006年2月28日 Vol. 83

sanchome昭和22年生まれの漫画家、西岸良平が、子供の頃の風景を描いたロングセラーの「三丁目の夕日」が映画化され、昨年11月から公開されています。

ある方の強い勧めで、遅まきながら久しぶりに映画館へ足を運んだ私は、その映画が終わったとき、涙で顔がくしゃくしゃになっていました。

私はコンピュータ・グラフィックス(CG)を使った
映画が好きではありません。

これでもか、これもかとCGを多用するハリウッド発のアクション映画は、
技術が作品よりも"前"に出ていて、作品の中味の無さを、
映像技術でごまかしているように見えて仕方がないからです。

しかし、VFX(映像効果)第一人者の山崎貴監督は、
この作品で最新の映像技術を駆使しているにもかかわらず、
技術の存在をほとんど感じさせずに、
昭和30年代という貧しかったけれど、温かく人情にあふれた
懐かしい風景を描いています。

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