高齢の働き手が社会参加する秘訣は?日本の経験に学ぶ

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10月12日 Asia Pacific Summit 2017(台湾)

10月12日、台北市で開催のAsia Pacific Summit 2017で基調講演とパネルディスカッションに参加することになりました。

講演のタイトルは「What are the secrets to engage older workers? Lesson learned from Japan(高齢の働き手が社会参加する秘訣は?日本の経験に学ぶ)」です。

台湾の高齢化率は現時点で14%、日本の27.3%に比べれば、まだ若い国です。しかし、台湾の出生率は1程度と日本より低く、今後急速に高齢化が進むと予想されています。

政府レベルでの危機感は年々高まっており、これまで台湾政府、台北市等が主催のこうした会議に何度か招待を受けました。しかし、今回のAsia Pacific Summitは若手起業家の主催で、複数の起業家による「ピッチ」と呼ばれるショートプレゼンも開催される予定で大変楽しみです。

また、パネルディスカッションでは、世界最大の高齢者NPO、AARP(エー・エー・アール・ピー) の上級副社長で公共政策部長のDebra Whitmanさん、台湾Happy Retired の共同創業者のRyan Yeungとご一緒します。

AARPのDebra Whitmanさんとは初めてお会いしますが、長年彼女のポジションを務めていたJohn Rotherさんの後任のようです。日本におけるAARPのイメージは誤解が多く、「日本版AARP」を目指すなどの話を相変わらず耳にします。

しかし、当のAARPがここ10年で大分様子が変わってきており、以前のような団体ではなくなってきています。そうした最新事情も把握したいと思います。

この秋は台湾、香港、シンガポール、中国といったアジア各国の関係者との交流が目白押しで、アジアのシニアビジネスもいよいよ本格化してきたことを感じます。

成功するシニアビジネスの教科書

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