2013122日 ちょっと一息

定演チラシ

演奏は「混声合唱団アンサンブル・エテルナ」。アマチュア合唱団ですが、芸大スタッフ・学生が全面的にバックアップしているユニークな混声合唱団です。

 

曲目はイギリスの著名作曲家、ジョン・ラターの「レクイエム」、高田三郎の「心の四季」といった合唱の世界では著名な名曲ばかり。ラターは、あのフォーレの「レクイエム」のラター版で有名な作曲家でもあります。私もよく知りませんでしたが、近年の合唱曲では人気の曲だそうです。

 

演奏会の指揮は、TOKYO FM「夢の第九」チーフ合唱指揮者、芸大講師など幅広い実績を持つ千葉芳裕さん。この方のブログを拝見したのですが、これがまた素晴らしい。短い文章にお人柄が凝縮されている。

やはり音楽で仕事をしている方のある種のピュアな感覚を感じました。私はこれを見て「こういう方が指揮者なら演奏も間違いない!」と確信しました。

 千葉芳裕さんのブログ

また、オーケストラもソリストも芸大出身の日本でもトップレベルの人たちばかり。こんな凄いメンバーがバックアップする「アマチュアの合唱団」とは、どんな人たちなんでしょう?興味津々です。

ちなみに、この演奏会は、私の高校同期の友人、金子正枝さんが合唱団に所属していることから教えていただきました。エテルナとはラテン語で「永遠」という意味。レクイエムの最初の曲、Requiem aeternam (主よ永遠の安息を与えたまえ)のaeternam です。なので、アンサンブル・エテルナとは「永遠の合唱・合奏」という意味。素敵な名前ですね。

合唱が好きな方も、そうでない方も、12月最初の金曜日の夜、東京FMホールに足を延ばしてみませんか?今年の締めくくりに、永遠に心に残る演奏が聴けること間違いなしです。幸いチケットは下記のイープラスでも会場でも、まだ入手できるそうです。私も行きますので、来られる方は顔を見かけたら声をかけてくださいね!

演奏曲目

●ジョン・ラター「レクイエム」
John Rutter REQUIEM

●髙田三郎
混声合唱組曲「心の四季」

●ルネサンス期 モテット集
Motets in the Renaissance

演奏者

[ 指 揮 ]千葉 芳裕

[ソプラノソロ]大隅 智佳子

[ ピアノ伴 奏 ]大藤 玲子

[ 管 弦 楽 ]アンサンブル・エテルナ・オーケストラ

[ 合 唱 ]アンサンブル・エテルナ