ウェアラブル端末が生活習慣を変える具体例

スマートシニア・ビジネスレビュー 2019年3月2日 Vol.226

先日17年来のお付き合いの方々と久々に会食した時の話題。

2人の参加者が腕時計型のウェアラブル端末を腕にはめていました。

こうした端末ではFitbitアップルウォッチが有名ですが、
計測できるのは活動量、歩数、心拍数が大半です。

ところが、そのお二人が身に着けていたのは、
何と「血圧」をリアルタイムで計測できるものでした。

一人の方が会食前に血圧をチェックしてから飲食開始。
お酒も飲んでの食事2時間後に再びチェック。

すると当然血圧が上がっています。
実はこの間の血圧変動も計測されており、
スマホの専用アプリで見ることができます。

こうしたシーンを拝見して、
私はふと次のことを思いました。

これからは、血圧管理が必要な人は
この端末を身につけながら飲食をして、
時々数値をチェックして飲酒量や食事量、種類を
コントロールするようになる。

つまり、リアルタイムでの「健康管理型の飲食スタイル」
取る人が増えるのだろうと。

これは一種のバイオフィードバック
(自分の生体情報をモニターして自分の行動に反映する)なので、
「バイオフィードバック型の飲食スタイル」とも言えます

ちなみに、この端末を使えば、腕に巻く血圧計や
腕を突っ込んで計測する血圧計は不要となります。

高齢の方にはこうした血圧計での計測ですら嫌う人が多いので、
このウェアラブル端末こそ、実は高齢者向きだと思いました。

私も試してみようと思って探索したら、
何と商品名が「スマートウォッチ」

私たちが提唱している「スマート・エイジング」
実践のためのウェアラブル端末だと納得しました(笑)。

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