シンガポール政府機関との交流会を開催します

スマートシニア・ビジネスレビュー 2012918Vol.181

spring_singapore来る92613時より東京・西新宿において、私が理事長を務めるNPOエイジング社会研究センター主催でシンガポール貿易省SPRING Singapore幹部との交流会を下記の要領にて開催します。

 

SPRING Singaporeは、シンガポール貿易産業省の下部組織で、日本でいう中小企業庁と日本工業標準調査会の機能を併せ持った機関で、シンガポールの介護産業育成のために日本企業のパートナーを探しています。

 

本交流会の目的は、SPRING Singaporeの活動をご紹介し、SPRING Singaporeが支援しているシンガポールの病院・介護事業者との協働機会に興味のある日本企業の皆様との情報交換を行うことです。

 

成長目覚ましいシンガポールは、一人当たりGDPがすでに日本より大きく、成長が続くアジアのハブ的存在です。一方で日本よりも出生率の低いシンガポールは今後20年間で急激な高齢化の進展が予測されており、介護インフラの構築・質の向上が喫緊の課題になっています。

 

介護サービス分野で先を行く日本企業は、SPRING Singaporeとのパートナーシップにより、シンガポール市場だけでなく、アジア各国の市場開拓に有効な足がかりを得られるものと思われます。

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らくらくスマートフォン、まもなく発売

村田裕之Eレター 2012年7月19日 Vol.43

こんにちは、村田裕之です。

 

シニア向けスマホ、「らくらくスマートフォン」の予約が

720日から始まるとのことです。

 

私は昨年9月に発表した

「シニア向けスマートフォンのあるべき姿とは?」

という記事のなかで、シニアのスマートフォン利用者を

増やすためには、次の3つが必要であると提言していました。

 

1.マン‐マシン・インターフェイスのさらなる改善

2.低価格の実現

3.絶対使いたいと思わせる用途開発

 

今度発売のらくらくスマートフォンでは、

これらの提言をかなり取り入れていただいたようです。

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どう読むか、アジアの若いシニア市場

The Dairy NNA別冊カンパサール 第8

NNA_カンパサ―ル2012年7月号_2共同通信社のグループ会社NNAが発行するThe Dairy NNA別冊カンパサールにインタビュー記事が掲載されました。

 

フルカラー、A3見開きと言う最近ではあまり見ない上質な紙面で、全32ページのうち、15ページが、『アジアの「就活」最前線 シニアたちの生活設計』という特集記事。

 

アジア各地のシニアの現況がいろいろな角度からまとめられており、有用な情報が盛りだくさんで感心しました。

 

私のインタビュー記事は特集の最後のページに一面で掲載されています。以下、全文です。

 

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シニアビジネスの市場としてアジアを意識し始めたのは、2008年くらいからです。シンガポール政府に呼ばれて講演をしたのですが、市場がシニアビジネスに意識を向けつつあるのを感じました。

 

それから4年たち、いま政府は将来を見越して危機感を強めているのですが、民間企業はまだ腰が引けている。調べてみれば、まだ若年層の割合が高く、関連のインフラも少ない。企業は目の前の若者を相手にビジネスをしたいと考えているので、当然、シニア向けの優先順位は低くなります。

 

ただ、今年もシンガポールで開催されたフォーラム「Ageing Asia Investment Forum (AAIF)2012」に出席しましたが、いよいよこの分野がビジネスになりそうだなという雰囲気を感じました。

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超高齢時代到来、シニア市場はこれからどうなる?

2012年613 福岡日経懇話会4月例会レポート

日経懇話会会報表紙●誤解が多いシニア市場

 

「2007年問題」というのがありました。皆さん、覚えていらっしゃいますか。ちょうど5年前、団塊世代の一番年長の方が60歳になると、一斉に定年退職されて世の中がひっくり返る、それが「2007年問題」と言われました。ところが、あまり変化がなかった。なぜかというと多くの方がリタイしなかったから退職せずにそのままずっと仕事を続けて今に至っています。ところが5年たって今度は65歳。今度こそ退職だということで、また注目されています。

とはいえ最近の傾向は、皆さんそれでもまだリタイしないで、何らかの形で仕事を続けたいという方が増えています。年配者があまり長く会社に居続けると、若い者の雇用はどうなるんだという話もあるのですが、私はむしろ逆だと思います。力のある方はどんどん仕事を続けて、新しいビジネスを作っていただいて、そして、若い人たちの雇用の受け皿も作ってもらう。そうすれば双方のメリットになます。

シニア市場単に「団塊世代」だけの市場ではありません。もう日本全体の高齢化が進んできて、いろいろなところで目に見えるようになってきた。また日本だけの市場ありません。先週、私はシンガポールにおりました。中国、シンガポール、香港、台湾、タイ、マレーシア、インドあらゆる国・地域からビジネスマンが集まって、高齢化に伴う投資機会、ビジネスはどうなるのか議論して来ました。世の中全体高齢化を何とかビジネスチャンスにしたいという機運が高まってきたのが、今年かと思います。

まずシニア市場がどのような特徴をもつ市場かを整理したうえで、本題の話をしたいと思います。

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老後にいかに知恵を活かすかが大事

2012424日 シンガポール「聯合朝刊」(中国語紙)

 

23042012---Lianhe-Zaobaoさる411日にシンガポールで開催されたAAIF2012におけるインタビュー記事がシンガポールの中国語紙「聯合朝刊」424日号に掲載されました。

 

上海在住の友人に日本語に訳してもらったものを掲載させていただきました。友人に大感謝です。

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Halimah: Rich Elders also Need Assistance

2012412Lianhe-Zaobao(シンガポールの有力中国語紙)

120412_Lianhe Zaobao_The slightly more affluent elderly also require assistance in other ways (print)シンガポールで開催されたAgeing Asia Investment Forum (AAIF)20121日目の基調講演でお話ししたことが地元の有力中国語紙に引用されました。

 

ちなみに、記事中に出て来るHalimahさんというのは、昨年就任したシンガポールの国務大臣兼社会開発・若者・スポーツ担当大臣です。私も歓談の機会がありましたが、実に気さくでかつ聡明な女性の大臣でした。

 

なお、この英訳は香港在住の友人、Lam Wing Szeさんが手がけてくれました。ちなみに、Lamさんは、日本滞在経験もあり、日本語が上手で、日本が大好きな20代の女性です。

こういう若い方が日本のファンになってくれていることが嬉しく、心強いです。

以下は、その英訳です。

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Elderly-friendly ideas from Japan

THE STRAITS TIMES  2012412

THE STRAITS TIMES_120412_2シンガポールで開催されたAgeing Asia Investment Forum (AAIF)2012での基調講演を基にシンガポールの有力紙THE STRAITS TIMESの記者が記事をまとめたものが掲載されました。以下はその全文です。

 

IN SONE shopping malls, escalators move slower than usual. At supermarkets, aisles are wide enough to accommodate wheelchairs and walking frames, and eggs are sold singly, instead of by the dozen. Price tags are also four times bigger than usual. And soon, a mobile application will be launched which allows people to magnify fonts on websites.

 

These are just some elderly-friendly products and practices that are increasingly common in rapidly graying Japan, said Professor Hiroyuki Murata, a keynote speaker at this year’s Ageing Asia Investment Forum.

 

The “ageing-friendly” concept should also be extended to infrastructure planning, said Prof Murata, a pioneer of the active ageing business. He has worked with more than 550 companies to develop products such as the popular Raku-Raku (easy-easy) mobile phone, with simple one-touch dialing and large numbers and text.

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日本1200兆円市場に先手 「先進国」のノウハウ生かす

日経ヴェリタス2012325日号 「老い風」をつかもう

日経ヴェリタス_120325_2強みを現地で発揮

 

先手を打ったその先、日本企業が世界の「15兆ドル(約1200兆円)市場」を制するための条件は何か。高齢者市場に詳しい東北大学の村田裕之特任教授は「国や地域ごとに異なる高齢化のスピードと現地ニーズ」を複眼で分析し、自社の強みをいかに的確に重ね合わせていけるかがカギだと説く。

 

例えば国土が狭く、高層マンションに住む人が多いシンガポールや香港なら、高齢者を「買い物難民」から救う宅配便や宅配弁当、コンビニエンスストア事業などが理にかなうという。実際、ヤマトホールディングス(9064)は10年にシンガポール、昨年は香港に進出した。ファミリーマート(8028)は5065歳向けの商品を開発する「おとなコンビニ研究所」を1年半前に設立。「国内で開発したシニア向け商品を今後、高齢化が急速に進む中国などにも投入する可能性がある」(同社役員)とタイミングをうかがう。

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シニア消費の正しい見方

村田裕之Eレター 2012年3月21日 Vol.30

こんにちは、村田裕之です。

 

都内では桜のつぼみが膨らんできて

春もすぐそこという感じになってきましたね。

 

さて、今回は「間違いだらけのシニア消費の見方」

についてです。

 

これは、先日の日経MJフォーラムでもお話ししたのですが、

シニア消費の見方に勘違いがある企業が多いことを感じます。

 

シニアの消費力が再び脚光を浴びている理由は、

団塊世代の最年長者である1947年生まれが今年65歳に到達し、

大量の退職者による新たな市場が生まれるとの

期待が大きいからです。

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アジアの高齢者市場どう攻略~日本の商品開発の経験を生かす(講演録抜粋)

日経消費ウォッチャー 20123月号

日経消費ウォッチャー_1203_表紙さる2012年1月16日に日経東京本社で開催された日経消費経済セミナーの講演録(抜粋)が掲載されました。以下、その内容です。

 

アジアは非常に広範囲で、日本以上に複雑で多様だ。やみくもに進むと落とし穴が多い。高齢者市場の規模をつかむには、高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)、高齢者の絶対数、ニーズの有無、所得を考慮する。平均所得だけでなく、所得格差も考える必要がある。では、ターゲットにすべき国・地域を分類してみよう。

 

●香港とシンガポールに危機感

 

まず香港とシンガポールは少子化の進展が早く、危機感が強い。高齢化率は日本の半分程度だが、1人当たりのGDPが高く、所得格差が大きい。アッパーミドルと富裕層がターゲットになる。大多数の中間層は公営の超高層ビルに住むため、日本食の高級イメージを生かした食事の宅配サービスが考えられる。階下に小型スーパーやコンビニも求められる。

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