現地に行って初めてわかる、メディアでは報道されないこと

ちょっと一息 20131117

1台風被害に遭ったフィリピンのレイテ島のニュースが連日のように報道されています。通信技術の発達で、テレビやネットを通じて遠い国での様子が映像でほぼリアルタイムに伝えられるようになりました。

 

←写真1 香港を代表するような景観



しかし、そうした情報は実際の現地の何百分の1以下であり、現地に行ってみるとメディアの報道で作られるイメージと異なることが多いものです。

 

昨日FBにアップした香港のヴィクトリア・ピークの様子も同じです。香港の風景として通常頻繁に伝えられるのは写真1のようなアングルです。ところが、現地に行くと、写真2のような、まったく予想外の風景が存在していました。

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香港理工大学アクティブ・エイジング研究所のアドバイザーに就任しました

2013115日 村田裕之の活動

IMG_1616-2111日付で香港理工大学(The Hong Kong Polytechnic University)のアクティブ・エイジング研究所(Institute of Active Ageing)の国際アドバイザーを務めることになりました。

 

向かって左がヘルス・ソーシャルサイエンス学部のヤップ学部長、右の女性がアクティブ・エイジング研究所のテレサ・ツイアン所長。

香港理工大学は、設立19年の香港で最も若い大学ですが、非常にアグレッシブで実践的な大学です。キャンパスは、香港・九龍(カルーン)地区でもっとも賑わいを見せる商業・文化地域である尖沙咀(チムサーチョイ)にあり、大変モダンな都市型大学です。

 

大学の名の通り、技術系大学でありながら、かつ、実践的な学問を尊重する実学志向の強い大学です。その一端が観光学部に見られます。

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スマート・エイジングとシニアビジネス

メトス 未来ビジネス対談 暖話談考

metos株式会社メトスは日本における暖炉・薪ストーブ、サウナ、温浴設備、介護浴槽などのパイオニア。このたび、同社の未来ビジネス対談 暖話談考(だんわだんこう)に同社の神山敏社長との対談が掲載されました。

  

神山社長は、今では当たり前になった個人で入浴できるオリジナル介護福祉浴槽「個粋(こいき)」を日本で初めて開発した個浴のパイオニアです。

 

同社が介護浴槽の販売を開始したのは1997(平成9)年。その頃の日本の介護浴槽は特殊な機械を使った大型浴槽がメインでした。しかし、大型浴槽での入浴は、ガチャガチャッと金属音を響かせながら、横たわるお年寄りをまるで物体のように洗ってはドボンとお湯につけて出す、まさに流れ作業の“人体洗浄”でした。

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高齢者にやさしいと高齢者に嫌われる

1028日 ソウル・シニア・フェスティバル国際コンファレンス

ブログ用1030日の香港での国際コンファレンスの直前、1028日に韓国ソウルでの国際コンファレンスでも講演することになりました。

 

このコンファレンスは、韓国ソウル市が1024日、25日、28日開催するソウル・シニア・フェスティバルの一環として開催されるものです。

 

コンファレンスのテーマは「Healthy Workforce(いつまでも健康で働ける場所)」。韓国政府は、定年を55歳から60歳に変更することを発表しており、雇用者と被雇用者の双方により高齢でも健康的に働き続けられる環境の整備を求めています。

 

しかし、実際どのようなことが求められていくのかについては未知の部分が多く、国際コンファレンスを開催することで外国のノウハウを吸収したいという思惑があるようです。日本はすでに定年が65歳になっているので、この点でもかなり進んでいると言えますね。

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シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法

情報通信ネットワーク産業協会 えくすぱーと・なれっじセミナー 

logo108日、東京・港区浜松町の情報通信ネットワーク産業協会(CIAJで下記セミナーを開催します。参加無料とのことですので、ご興味のある方はお申し込みください。

 

なお、CIAJは、1948年に通信端末メーカーやネットワークインフラベンダーが主体となり、任意団体として設立されました。

通信ネットワーク機器、携帯電話等の製造事業者が正会員として、通信事業者やソリューションベンダーがフォーラム会員として加盟しており、本年7月現在で会員数は234社・団体を数えます。

産業界の更なる発展を目指し、新しい事業機会の創出に向けた、ICT産業の活性化につながる政策提言・意見発信の強化、活動の成果の見える化、外部発信の強化に取り組んでいます。

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シニアビジネスの基本は「不」の解消

保険毎日新聞 連載 保険業界はシニアシフトにどう対応すべきか?第2回  

imageシニア本人が意外に知らない要介護になる原因

 

シニアの生活上の不安は1つめが健康不安、2つめが経済不安、3つめが孤独不安である。3つめは、生きがい不安と言ってもよい。これは日本だけでなく、欧米でもアジアでも共通だ。ある程度生活水準が似ていれば、人間が齢を取ると必要になるものは似てくるのだ。

 

図表1は内閣府による調査(平成21年度)だが、「自分や配偶者の健康や病気のこと」、「自分や配偶者が寝たきりや身体が不自由になり、介護が必要な状態になること」が上位に挙がっている。一方で、私が知る限り、何が原因で「要介護状態や寝たきり」になるのかをきちんと理解している人は少ないようだ。

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Overseas players eye a share of the S’pore home-care pie

201352Today(シンガポールの英字誌)

tpday_cover_13050252日のシンガポールの英字誌Todayに先日シンガポールで開催のAAIF2013での取材をもとにした記事が掲載されました。

 

オーストラリア、マレーシア、日本(私)、シンガポールの専門家の意見をそれぞれ取り上げ、今後のシンガポールの高齢者介護サービスの方向性について探っている記事です。

 

シンガポールも含めて、どの国も高齢化率が低いうちは、医療サービスへの予算配分が高くなります。しかし、社会全体の高齢化が進み、高齢化率が上昇するにつれ、介護サービスへの配分が高くなります。さらに進むと、介護そのものだけでなく、介護予防により重点化する必要があり、日本はまさにこの段階に差し掛かりつつあります。

 

シンガポールは今後20年で現在の日本と同等の高齢化率が見込まれています。これは大変なペースであり、それを見据えてどの分野に重点的に予算配分するかを政府で検討しています。

 

今回の記事はこれを意識した内容となっており、外資の資金と知恵を巧みに活用するシンガポールらしいスタイルの記事と言えましょう。

 

以下に全文を掲載します。

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日本の2つの老人ホーム・高齢者施設が国際イベントで最優秀賞を受賞

Ageing Asia Investment Forum (AAIF) 2013

59618_184285895057481_613726923_n415日から18日まで、シンガポールのパンパシフィックホテルで開催されたAgeing Asia Investment Forum (AAIF)2013において、日本の有料老人ホーム運営事業者のオリックスリビングと特別養護老人ホームのハピネスあだちが、アジアのトップクラスの施設に贈られる1ST ASIA PACIFIC ELDERCARE INNOVATION AWARDSを受賞しました。

 

正確にはオリックスリビングが、Outstanding Eldercare Services Innovation 」(傑出した高齢者ケアサービス革新)部門で、特養のハピネスあだちがOutstanding Rehabilitation & Wellness Innovation 」(傑出したリハビリテーション&健康維持革新)部門で最優秀賞を受賞しました。

 

こうした国際的な場で、日本の有料老人ホーム・介護施設が、そのサービス内容を評価されて表彰されるのはこれまでに例がなく、画期的なことです。海外で日本人の事業者がこのように表彰されると、私も同じ日本人として誇らしいです。

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アジアでのシニアシフトに日本企業はどう対処すべきか?

2013410 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第73

香港の健常者向け健康教室アジア市場というマス・マーケットはない

 

シニアシフトは、これから高齢化していく日本以外の国でも進行していく。近年特にアジア各国でも高齢化対策への関心が高まっている。

 

その一方でアジアと一口で言っても広範で多様であり、内実は複雑である。アジア市場というマス・マーケットはないとみるべきだ。だから、実際にアジア市場に進出する場合、国ごと、地域ごとにきめ細かな事業戦略が必要となる。

 

たとえば、高齢化率は日本が24.1%なのに対し、香港や韓国、シンガポールがいずれも1011%でいずれも日本の半分程度。ところが、これらの国と地域は次の20年で急速に高齢化する見通しだ。その理由は日本よりも低い出生率が続くと予想されているからだ。

 

一方、中国の高齢化率は7%程度だが、実人数で言えば圧倒的に多い。60歳以上の人口は16,000万人くらい、65歳以上でも11,000万人はいる。しかし、この人たちがすべて顧客になるかというとそうではない。9割程度は低所得でお金がない層といってもいい。

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シニアシフトの衝撃 台湾での出版が決定しました

2013328日 ちょっと一息

IMG_0644-2拙著「シニアシフトの衝撃」が、台湾大手の圓神出版グループの先覚出版から中国語で翻訳出版されることになりました。

 

「シニアシフトの衝撃」が海外で翻訳出版されるのは、韓国語版に続いて二つ目の事例となりました。実は私の著書が中国語に翻訳されるのは初めてです。

 

台湾の首都、台北の中心部は東京の都心のようですが、ちょっと郊外に行くと、日本の昭和40年代のような風景がまだ多く見られます。

 

また、公共交通機関が少ないため、町中をスクーターがビュンビュン走っている風景が見られます。一般市民の暮らしぶりを見る限り、日本の一昔前の雰囲気です。

 

一方で、台湾でもベビーブーマーのリタイア、日本以上に進む少子化による急激な高齢化の問題に危機感が高まっており、高齢化対応に関する日本での取り組みへの関心が高まっています。

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