顧客の立場でサービス提供 定年後に起業する⑤

朝日新聞 5月18日 Reライフ 人生充実 なるほどマネー

asahi150518起業のテーマをどう選ぶか。今回は「同世代に癒やしの場を提供する」です。

静岡県に住む団塊世代のCさんは、定年目前の57歳で繊維会社からリストラされました。計画していた定年後の日本一周旅行は夢物語になりました。3人の子供の教育費も必要で、家のローンも10年以上残っていました。

「なーに、仕事を選ばなきゃ月に20万円や30万円ぐらい稼げるだろう」と思っていたCさんは、ハローワークに通って自分の甘さを思い知らされました。57歳という年齢では20万円はおろか、仕事そのものがないのです。

この投稿の続きを読む »

タグ


安倍首相が招かれたビーコンヒルという街の知られざる側面

スマートシニア・ビジネスレビュー 2015年4月30日 Vol.210

ケリー私邸2日前にアメリカ訪問中の安倍首相夫妻がマサチューセッツ州ボストン市のビーコンヒルにあるケリー国務長官の私邸に招かれたというニュースを見てはっとした。

11年前に、私はこのケリー長官の私邸の前を歩いていたからだ。歩いていた理由は、当時設立間もない「ビーコンヒル・ビレッジ」というNPOの人たちに案内されたからだ。

ビーコンヒル・ビレッジとは、高齢化した街の住民にCCRCのような高齢者施設で受けられるのと同様のサービスを提供しようというものだ。

その時の状況を拙著「シニアビジネス:多様性市場で成功する10の鉄則」(ダイヤモンド社)で次のように紹介している。

この投稿の続きを読む »

タグ


「第二の人生」は男性中心の概念:予想と実際とのギャップを埋める部分に商機あり

2015年4月9日 ゆこゆこシニア調査レポート

yukoyukoシニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこが50歳以上の2,338人を対象に実施した「第二の人生」に関する調査に対してコメントを寄稿しました。

調査項目は「第二の人生の始まる時期について」「第二の人生で必要なお金」「第二の人生の理想と現実について」「第二の人生における準備と満足度の相関」などです。大変興味深い内容ですので、レポート全文をお読みいただくことをお勧めします。

ゆこゆこシニア調査レポート「第二の人生に関する調査」全文

参考までに、調査結果に対する私のコメントを下記します。

この投稿の続きを読む »

タグ


親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第95

oya70sai親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

 

私は東北大学スマート・エイジング・カレッジで「親世代と子世代とで一緒に考える老後のトラブル予防」と題したゼミを開いている。このゼミは、拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」(ダイヤモンド社)をテキストに、高齢期の親にかかわるトラブル予防のために親世代、子世代でどのようなことを考え、行動すべきかについて議論するものである。

 

スマート・エイジング・カレッジでは、医学系のテーマを中心に病気の予防、健康維持・増進のための最新知識を得る機会がたくさんある。これらを踏まえ、家庭における高齢期の親にかかわるトラブルや家族間トラブルを予防するための実践的な方法について包括的に議論する機会をつくっている。

この投稿の続きを読む »

タグ


古希を生きる② 生涯現役であるというプライドの意味

解脱3月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第3

 

解脱表紙150302前回同様「Mr.古希」という出版プロジェクトでの入選作品をご紹介しつつ、歳を重ねるエイジングの意味を考えます。今回の作品は、鈴木惣市さんの「プライド」です。

 

鈴木さんは、ある時、親しくしていた先輩と会った。その方は60歳で会社を退職して三年は経っていたが、生気のない別人になっていた。鈴木さんは自分と重ね合わせ、強い恐怖感を覚えた。

 

鈴木さんの母の遺言は「働くのが嫌になったら死ぬ」だった。大学の学費を出してもらった高校の恩師に卒業後、返済の相談をした時、「その心配は無用。その代り死ぬまで働いて人の役に立て」と言われた。

 

当時設計会社に勤めていた鈴木さんは、生涯現役でいるためには定年のある今の勤務先ではなく、定年のない自分の会社が必要だと思っていました。そんな時、37歳で亡くなった妻が夢に現れて後押しをしたのです。「子供達も成長したし、もう自由になって思うがままに生きたら」と。

この投稿の続きを読む »

タグ


変化の時代に期待が高まる「確かさ」「不変の真理」「未来への希望」

オムニマネジメント2月号 特集 親・兄弟・子・孫たちが牽引する「家族市場」

cover日本経営協会の機関誌「オムニマネジメント」2月号特集に「家族市場」に関する拙稿が掲載されました。以下にその抜粋を転載します。

 

1.家族市場とは何か

 

家族市場には、まず「親・兄弟・配偶者・子・孫が形成する市場」がある。これには扶養義務(子供・孫の世話、子供の教育、就活支援、婚活支援、親の介護など)から支出するもの、冠婚葬祭(七五三、進学、結婚、葬式、墓、法事)といったセレモニーのために支出するもの、互いの愛情や絆を深める(誕生日、記念日など)ために支出するものがある。

 

これに加えて、少子・超高齢社会の到来で「ペット市場」という疑似家族市場も大きくなっている。ペット市場も親・兄弟・配偶者・子・孫が形成する市場と似た構成となっているが、最近特に目立ってきているのがペットの長寿化による医療市場や老犬ホームといった介護市場、葬儀や墓といった葬祭市場である。

 

さらには、家族やペットの代替としてのコミュニケーション・ロボットのような「ロボット市場」も少しずつ存在感が増している。「ロボット市場」も疑似家族市場の一種である。

この投稿の続きを読む »

タグ


古希を生きる① 人生、一度は光があたる

解脱2月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第2

解脱2月号_cover私は昨年縁あって「Mr.古希」という出版プロジェクトの審査委員長を務めました。プロジェクトの目的は、超高齢社会を迎え、定年後の生き方を模索するビジネスマンに、全国各地から募集する豊かなシニアライフの実例を紹介する「第二の人生の参考書」の出版でした。

 

全国各地から400点を超える作品が寄せられ、そこから50点が入選作品として選ばれました。今号から数回に渡り入選作品をご紹介しつつ、歳を重ねるエイジングの意味を考えます。

 

最初の作品は、大賞に選ばれた徳岡義之さんの「人生、一度は光があたる」です。徳岡さんは子供の頃から父親に「人生には一度は光があたる時期が来るから、決して諦めないこと」と耳にタコができるほど、聞かされていました。しかし、次の通り、還暦までの人生には、一度も光があたる時期はなかったと言います。

この投稿の続きを読む »

タグ


2015トレンド予測 50+世代 団塊、子供・孫引っ張る

日本経済新聞夕刊 20141224

nikkei141224私も参加している「トレンド&プライス面」の連載コラム「読み解き現代消費」の8人の執筆者が予測した「2015年の消費トレンド」についての特集記事が掲載されました。

 

浮かび上がったキーワードは、「消費に新たな主役」「リアルの復権」「新常識の芽生え」。私の発言が引用された箇所のみ、下記に掲載します。

 

■消費に新たな主役

 

村田裕之氏が予想するのは「世代間の資産移転」。13年4月に導入された子や孫への教育資金贈与非課税制度、16年度開始の「子どもNISA(少額投資非課税制度)」などを機に、シニア層の金融資産が次世代に移されることで、団塊ジュニア世代の家計に余裕が生まれることが期待される。

 

■リアルの復権

 

「確かなもの、普遍の真理といった不易商品が流行」(村田氏)

予測不能な自然災害の多発、インターネットを通じた広く浅い人間関係……そんな「不確かさ」に不安や疑問を抱き、「確かなもの」「リアルなもの」「手触り感」などを求める心理が高まりそうだ。

この投稿の続きを読む »

タグ


認知症・寝たきりを防ぐ 親のヘルスケア&チェック

からだにいいこと 20152月号 どうする?40代からの「親とのつきあい方」 

cover祥伝社発行の30代、40代女性向け雑誌「からだにいいこと」2月号の特集、どうする?40代からの「親とのつきあい方」に私へのインタビューを基にした特集記事が掲載されました。

 本特集のもとになっている拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」の冒頭部分を下記にご紹介します。

 

**************************

 

厚労省の調査によれば、入院や外来で治療を受ける「受療率」や「要介護認定者数」は70歳を過ぎると急増しています。また、認知症の「出現率」も70歳から5歳年齢が上がるごとに倍増していきます。

 

このように70歳を過ぎると、病気による入院、認知症の発症、介護の必要性が増え、死亡の確率も大きくなります。その結果、老人ホームや介護施設の探索・入居、死去による遺産相続などに伴う問題が起きやすくなります。

 

しかし、こうした高齢期の親に関わる諸問題はすでにお気づきのように、実は親だけの問題ではありません。むしろ多くの場合、子供である「現役世代とその家族の問題」になります。

この投稿の続きを読む »

タグ


中国中央テレビBiz Asia Americaに出演しました

20141121日 中国中央テレビ

graying population2中国中央電視台(テレビ)の北米向け英語放送番組Biz Asia Americaに日本のシニアビジネスの解説で出演しました。これまで韓国のテレビ番組には何度も出演しましたが、中国中央テレビからの出演依頼は初めてでした。

 

私は10年前に知られざる中国 高齢化の実態」という拙稿で、中国の高齢化がこれから大変になるというレポートをしました。このレポートは当時大変なアクセスがあり、日本人の中国への関心の高さを感じたものです。

 

知られざる中国 高齢化の実態

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004427 Vol. 49

この投稿の続きを読む »

タグ


このページの先頭へ

イメージ画像