NPOとプロフィット

スマートシニア・ビジネスレビュー 200398 Vol. 34

Avenidas"Are you Profit or Non-Profit?"

 

日本語で直訳すれば

「あなたの会社は営利企業ですか、

それとも非営利企業ですか」

アメリカのNPOと会うときに必ず尋ねられ、

面食らうのがこの質問だ。

 

日本企業の場合、この質問を受けた時に、

どのように答えるか慎重にしたほうがよい。

その後のミーティングの進行に大きく影響を及ぼすためだ。

 

以前私はSCOREというNPOを訪れた時、

この質問に対するやりとりで30分以上を

費やさざるを得ない経験をした。

 

なぜか?

この投稿の続きを読む »

タグ


中高年男性"不感症"の予防薬

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003530 Vol. 30

サラリーマン私は縁あって銀座に事務所がある。最近、そのすぐそばのギャラリーで、画家の堀文子さんの展示会があった。堀文子さんの絵を見たのは初めてだった。84歳を超えて、なおスケッチブックを片手に絵を描き続ける堀さんのファンは多い。先日のテレビ番組「徹子の部屋」にも出演されていた。

ギャラリーといわれる所にこれまであまり縁がなかった。しかし、行ってみて驚いたのは、大勢の人がひっきりなしに訪れ、身動きができないほどの大盛況だったことだ。しかも、来場者の8割近くが50代から60代の女性グループだったことも驚きだ。

 

銀座の昼は中高年の女性が目立つ。銀座といえば「ショッピングの街」のイメージが強い。老舗やブランド店が、大通りから脇の小道まで、実に多くのバリエーションをなしている。しかし、銀座は実はショッピングだけの街ではない。小さな画廊やアート・ギャラリーが、街の至る所に隠れ家のようにある。そして、今回のような小さな展示会が毎日のようにおこなわれている。街全体が「小さな美術館」の集合体だ。そして、その小さな美術館への来訪者の大半が中高年の女性である。

 

平日の昼間は、会社勤めの男性はなかなか顔を出しにくいだろう。しかし、退職した男性であれば、時間の面では不可能ではない。事実、ごく少数だが、年配の男性の姿も見られた。しかし、絶対数において男性が圧倒的に少ない。これはどうしてだろうか。

この投稿の続きを読む »

タグ


シニアエンジェルの"浄財"が起業家を育む

スマートシニア・ビジネスレビュー 2002129 Vol. 23

images_出光佐三一般にベンチャーキャピタル(VC)は創業を目指す起業家への最初の資金提供者とみなされています。しかし、相応の売上高がある、あるいは社会的注目度が高いなど「ある程度の実績・期待値」がない企業には通常VCは投資しません。

 

したがって、創業1年以内程度のスタートアップ企業に対するVCからの投資は極めて少ないのです。会社立ち上げ期で最も資金的支援を必要とする時期に投資されにくいというのが日本のベンチャービジネス立ち上げ期の皮肉な現実です。

 

このようなスタートアップ企業に対して、個人投資家(エンジェル)とのお見合いの場を通じて出資機会を作る動きが盛り上がっています。東京青山に本部を置く任意団体の日本エンジェルズ・フォーラム(NAF)がその中心。NAFは日銀出身でIMFや国際決済銀行に勤務経験をもつ井浦幸雄さん個人のパソコンネットワークから始まった草の根グループです。

 

エンジェル投資家には60代、50代のシニア層が多く、増加しているのが特徴です。最近のNAFによる調査では、エンジェル100人による過去5年間の投資総額は14億円。つまり一人あたり1400万円投資したことになります。

 

総務省「平成12年貯蓄動向調査」によると、日本人の年齢別金融資産残高は65歳以上で平均2500万円。一方、投資家の金融資産高は3000万円未満の層が44%と最大となっています。意外なことにエンジェル=スーパーリッチというわけではないのです。

 

そのような「ほぼ普通の人たち」が保有する個人金融資産の約半分をスタートアップ企業に投資していることになります。

 

なぜ、スーパーリッチでないシニアがエンジェル投資をするのでしょうか?

この投稿の続きを読む »

タグ


日本におけるシニアのホームエクスチェンジの可能性

スマートシニア・ビジネスレビュー 200272 Vol. 17

imagesCAAKFCXZ_シニアホーム_2米国や欧州には、50歳以上の人で希望の休暇期間と行き先が一致した家族どうしが家を交換するという「シニアズ・ホーム・エクスチェンジ」というサービスがあります。利用者の多くが、年に3回から4回この仕組みを利用して旅行をしています。

 

シニアズ・ホーム・エクスチェンジのサービスには、「家の交換」と「オプション付きの家の交換」があります。

 

前者は、同じ時期に滞在を希望する場所・家がマッチした場合、当事者どうしで交換が行われます。車、ボート、ゴルフカートなど家以外の設備の交換もあり得ます。実際、エクスチェンジ先の車のレンタルを利用する人は会員の57%に上ります。

 

後者は、居住者が食事の世話や地域の案内を行う、いわば、ホームステイのようなものです。

 

自分が他の会員の家に興味を持った場合、その逆に他の会員が自分の家に興味を持った場合のみ、シニアズ・ホーム・エクスチェンジは電子メール、ファクス、電話番号を伝え、それから後のコンタクトは当事者同士のやりとりとなります。

 

利用者側のメリットは大きく二つあります。

この投稿の続きを読む »

タグ


このページの先頭へ

イメージ画像