東北大学が企業の健康寿命延伸ビジネスを支援

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第96回

sapiatower脱・介護保険依存事業をどう探索するか

本年4月からの介護報酬改訂を受けて、介護サービス事業者のなかには事業の抜本的見直しを検討されているところも多いようだ。介護保険に依存しない事業へシフトしたいとの相談が私のところにも寄せられている。そこで、本稿では私の所属する東北大学加齢医学研究所の新たな取り組みをご紹介したい。

東北大学では複数の異業種企業の健康寿命延伸ビジネスのイノベーションを支援する「東北大学スマート・エイジング・カレッジ(SAC)東京」を15年4月より東京・丸の内の東北大学東京分室に設立する。

東北大学の精鋭教授陣が、企業の経営者・実務担当者に対して、「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで最先端の研究開発動向と事業化の知恵を包括的に提供し、民間企業の健康寿命延伸ビジネス開発を支援するものだ。

3月26日現在、大手企業を中心に33社の参加が決定、パラマウントベッド、パナソニックなど介護サービス関連企業も数社参加している。

この投稿の続きを読む »

タグ


人の役に立つという喜び~リンゴとブルーベリーに生かされて

解脱4月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第4回

解脱4月_表紙横田さんは、長野県園芸試験場でリンゴ栽培の専門家として16年間務めた後、岩手大学に新設された果樹園芸学講座に転出しました。新設講座なので果樹園作りから始めなくてはならず、長野を去る際にもらったブルーベリーの苗木を植えました。

その年、岩手県は大冷害に襲われ、秋になっても穂も出ずに枯れる水田が連なる。その光景は哀れさを通り越して恐怖でした。そんな中、順調に成長し、花をつけたブルーベリーの果実は東北の農家を救う希望の星のように見えました。

5年後に定年を迎える60歳、横田さんは奥さんと相談して定年後は果樹農家としてリンゴとブルーベリーを栽培することにし、各地の土地を見て歩いては夢を語り合いました。ところが、その一年後、奥さんの体調が激変し、いくつかの診療科を回ったが回復せず、最後に神経内科で進行性のALSで余命は半年と診断され、その診断通り六ヵ月後に旅立ってしまいました。

この投稿の続きを読む »

タグ


「健康寿命」ビジネス事業化支援

保険毎日新聞2015年4月1日

homai150401東北大学加齢医学研究所は、民間企業による健康寿命延伸ビジネスを研究開発から事業化まで支援することを目的に「東北大学スマート・エイジング・カレッジ(SAC)東京」を4月から東北大学東京分室に設立する。

企業の経営者・実務担当者に対して、東北大学の精鋭教授陣が「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで健康寿命延伸ビジネスに必要な最先端の研究開発動向と事業化のための知恵を包括的・網羅的に提供し、同ビジネスにおける民間企業のイノベーションを支援する。3月25日時点で、大同生命の他、多様な業種から33社の参加が決定している(表参照)。

この投稿の続きを読む »

タグ


東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京設立のお知らせ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2015年3月26日 Vol.209

image.png東北大学加齢医学研究所附属スマート・エイジング国際共同研究センターは、2015年4月より「東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京(SAC東京)」を東京・丸の内の東北大学東京分室にオープンします。

SAC東京は、企業の経営者・実務担当者に対して「加齢医学の基礎」から「シニアビジネス」まで最先端の研究開発動向と事業化の知恵を包括的・網羅的に提供し、健康寿命延伸ビジネスの「外部ブレーン」としての役割を担うものです。3月25日現在で、33社の参加が決定しています参加企業一覧はこちら

この投稿の続きを読む »

タグ


最近目にする「CCRC」という言葉

保険毎日新聞 連載 シニア市場の気になるトレンド 10

ccrc「CCRC」という言葉を目にすることがある。CCRCとはContinuing Care Retirement Community(継続介護付きリタイアメント・コミュニティ)のことで、主にアメリカで発達した高齢者居住コミュニティのことだ。

 

最近、政府が高齢者の都会から地方への移住を支援する方針を打ち出した。地方にバリアフリーの高齢者向け住宅をつくり、健康なうちに地方に移り住んでもらい、退職後の第二の人生を楽しめるようにするというものだ。実はこのモデルにしているのがCCRCなのである。

 

政府は高齢者住宅の建設や運営費を補助するほか、移り住んだ場合の助成金の拡充を検討している。地域を絞って規制緩和する「地方創生特区」の指定も視野に入れている。半年間、お試しで移り住んでもらえるよう入居費を補助する案も浮かんでいる。地方への高齢者移住を支援することで地方の活性化を図ろうというのが狙いだ。

 

この投稿の続きを読む »

タグ


親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第95

oya70sai親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

 

私は東北大学スマート・エイジング・カレッジで「親世代と子世代とで一緒に考える老後のトラブル予防」と題したゼミを開いている。このゼミは、拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」(ダイヤモンド社)をテキストに、高齢期の親にかかわるトラブル予防のために親世代、子世代でどのようなことを考え、行動すべきかについて議論するものである。

 

スマート・エイジング・カレッジでは、医学系のテーマを中心に病気の予防、健康維持・増進のための最新知識を得る機会がたくさんある。これらを踏まえ、家庭における高齢期の親にかかわるトラブルや家族間トラブルを予防するための実践的な方法について包括的に議論する機会をつくっている。

この投稿の続きを読む »

タグ


Smart Ageing: A strategy for the super-aged society

Health Management Volume 15 – Issue 1, 2015 – Cover Story Ageing

HM_cover欧州のHealth Management誌の最新号にSmart Ageing: A strategy for the super-aged society(スマート・エイジング:超高齢社会への戦略)」と題した拙稿が掲載されました。

 

Health Management誌は、欧州で6万部発行され、全世界で読まれているヘルスケア分野のリーディングジャーナルです。最新号のカバーストーリーのテーマはAgeing(エイジング、加齢)」

 

6つの寄稿が掲載されていますが、1番目はEuropean Union Geriatric Medicine Society (EUGMS、欧州老年医学学会) 代表の方のインタビュー。拙稿はその次に紹介されています。彼らの関心の高さを示していると言えましょう。

この投稿の続きを読む »

タグ


「健康」と「目標」があれば老後は豊かに

リベラルタイム4月号 特集「富の世襲」への反逆

表紙この特集では恐らく私以外の方は、経済格差に焦点を当てた論考が多いだろう。しかし、私が知る限り、人生の後半生においては、経済格差と人生の豊かさとは必ずしも結びつかない。もちろん、ある程度の金は必要だが、金を多く持っていることが必ずしも後半生の豊かさに結びつかないのだ。

 

たとえば「不幸な老後」の対語を示すのであれば、「幸せな老後」となる。しかし、何を以て幸せな老後かというのは人によって様々である。とはいえ、長年に渡り多くのシニア層と関わってきた筆者の経験から「幸せな老後」を過ごしている人には、“金以外に”次の条件を満たしている場合が多い

 

1. 自立して活動できる身体の健康を維持している

2. 退職後も何らかの仕事をして年金以外の収入がある

3. 誰かに必要とされ、誰かの役に立っている

4. 実現したいことがあり、具体的な目標がある

この投稿の続きを読む »

タグ


シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法

310日 長岡商工会議所

hanabi31019時より長岡商工会議所2階大ホールで、長岡商工会議所健康・医療・福祉研究会主催の公開講演会で講演することになりました。

 

この健康・医療・福祉研究会は昨年5月に設立され、現在170名の健康・医療・福祉分野の事業所・個人に加え、多様な業種の事業所が加入しています。

 

今回の講演会は、高齢社会が進むなか、シニアビジネスにおけるビジネスチャンスの可能性を学ぶ目的で企画されたとのことです。

 

講演会のテーマは「シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法」。同名の拙著「シニアシフトの衝撃~超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法~」の内容をもとに、拙著に書いていないエピソードやビジュアルも織り交ぜて、お話しする予定です。

この投稿の続きを読む »

タグ


03/02/2015 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

セカンドライフを生き抜く7つの智恵

31日 福岡市「シニアのための智恵袋」講演会

chirashi福岡市早良区が主催する「シニアのための智恵袋」講演会で講演することになりました。

 

講演のテーマは「セカンドライフを生き抜く7つの智恵 自分らしく元気にいきいきと過ごすための7つの秘訣」。拙著「スマート・エイジングという生き方」のエッセンスです。

 

福岡市早良区では定年退職を迎えるシニア世代の生活に必要な情報をわかりやすく総合的に発信するパンフレット「シニアのための智恵袋」を発行しています。

 

その改訂版発行に伴い,シニア世代の関心が高い「セカンドライフをどう生きるか」をテーマに講演会を行い,退職後の生活に対する心構えについて、理解を深めていただくとのことです。

 

対象者は、50歳以上で,セカンドライフの充実に意欲,関心がある人。定員205名とのことですが、すでに定員以上の申込があるようです。このテーマに対する皆さんの関心がかなり高いことがよくわかります。

この投稿の続きを読む »

タグ


このページの先頭へ

イメージ画像