シニアシフトは企業存続の鍵
朝日新聞大阪本社 シニア層のメディア接触と生活意識調査
朝日新聞大阪本社が発行する企業向け冊子「シニア層のメディア接触と生活意識調査」に、私へのインタビューに基づく記事が掲載されました。
余談ですが、この表紙のタイトルは、私が付けたものではありません。「シニアを動かす」ではなく、「シニアは動く」が正しい認識だと思います。その人が「これはいい商品だ」「こんなサービスを待っていたんだよ」と思えば、顧客は自ずと動くものです。
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加速するシニアシフトが消費市場を変える
団塊の世代が65歳を迎え、超高齢社会に突入した日本の社会では、2つのシニアシフトが注目されています。ひとつは、人口のピークが若者中心から高齢者中心にシフトする「人口動態のシニアシフト」。
そしてもうひとつは企業がターゲットの顧客を若者中心から高齢者中心にシフトする「企業活動のシニアシフト」。シニアシフトはこの先も、長期に渡って継続していきます。
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カテゴリー:メディア
シニアにリーチしやすいメディアを活用する
シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第93回
シニア向けの情報を発信するメディアとして有効なのは、市町村が発行する広報誌などの公的メディアである。これらは、シニアが最も信頼をおいていて、よく目を通す媒体だ。郵便受けに投げ込まれても読まれずに捨てられる媒体がほとんどだが、シニアはこのような行政機関の広報誌だけは捨てずにじっくり読む傾向がある。
広告料を取って広告掲載している市町村の広報誌もあるが、一般には営利企業の利益に関わるような情報は制限される。こうした公的な広報誌には、いかにも売り込みという広告宣伝のようなものではなく、読んだ人が役に立つ情報として提供する工夫が必要だ。
また、役所の掲示板の張り紙や、そのそばに置いてあるチラシは結構よく見られる。行政機関にある情報だとシニアから安心感を持たれやすいからだ。市町村の交流センター、シルバー人材センター、公民館や体育館などの公的機関も、情報発信メディアとして考慮に入れておくとよい。
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今、企業が取り組むべき超高齢社会への対応
NICOプレス 2014年11月号
公益財団法人にいがた産業創造機構(通称:NICO)が発行する機関誌、NICOプレスにインタビュー記事が掲載されました。
NICOプレスは、ビジネスに役立つタイムリーな特集記事のほか、ユニーク企業やその取り組み、優れた新商品の紹介、NICOの支援情報などを掲載した機関誌です。
最近、故郷の新潟からの仕事依頼が増えています。NICOの担当の方は、シニアビジネスの専門家を探索していて私を見つけ出したところ、新潟出身だと知ったとのことです。
いろいろな地域の方から仕事のご依頼をいただきますが、やはり故郷からの依頼に対しては、恩返しの気持ちからか、いつもより力が入る傾向があります。以下に全文を掲載します。
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提言・ホームセンターのための『成功するシニアビジネス』
ダイヤモンド・ホームセンター11月号特集 実践!シニアマーケティング
元気なシニアとそれ以外の層で分けてビジネスを考える
ホームセンター(HC)にとって60歳以上のシニアは、人口のボリュームも大きく今後ますます重要な顧客層。そのシニアにうまくアプローチして結果を残すには、具体的にどうすればいいのだろうか? シニアビジネス分野の第一人者で『成功するシニアビジネスの教科書』などの著書がある村田アソシエイツ代表取締役でエイジング社会研究センター代表理事、東北大学特任教授も務める村田裕之氏にうかがった。(構成=寺尾淳)
HCは一番いいポジション
シニア市場は「多様なミクロ市場の集合体」です。この市場は、人数は多いけれど人により欲しいものも好みも違い、一つの商品がメガヒットになりにくい。その意味ではHC業態はさまざまな商品が豊富にあり、その中から自分に合う好きなものが選べるので、シニア市場の特徴に比較的合っている業態といえます。実際、すでに客層のかなりの部分はシニアの人で占められているでしょう。
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変化するシニアマーケット
JADMA NEWS 2014年4月号 特集
今や多くの通販会社がメインターゲットととらえるシニア。数年前からはいわゆる団塊世代までもこの名で呼ばれるようになり、通販業界にとどまらず日本社会全体でシニアが非常に重要な意味をもつようになってきている。
だが、その一方で「シニア」という言葉だけが先走っている印象も拭えない。そもそも「シニア」と呼ばれる人たちはどのような消費行動をとるのか。そして、これからどのように変化していくのか。このような問いに即座に答えられる通販会社も少ないだろう。
そこで今回はシニアビジネス分野・高齢社会研究の第一人者であり、村田アソシエイツ代表・村田裕之氏に登場していただく。年齢で区分けされた時代からシニアマーケットは多様化しており、さらに2025年には状況を一変させるような大きな変化を迎えるという村田氏に、通販とシニアの未来について語ってもらった。
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大量輸送に慣れきった鉄道会社のシニアシフト戦略とは?
2月10日 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第83回
ヨーロッパ型のゴージャス車両でシニアのコト消費をモノ消費につなげる
私は07年に上梓した拙著「リタイア・モラトリアム」で、団塊世代の退職が本格化すると在来線には昼間走る「ゴージャス車両」が復活する、と予想した。ここ数年、ようやくその予想が現実化している。
JR九州が10月に運行開始した豪華寝台列車「ななつ星in九州」は、その代表だ。高級感ある内外装にこだわり、3泊4日または1泊2日の日程で九州を回る。旅行代金は1人15万~55万円だが、60代を中心に来年6月出発分まですでに予約が埋まっているとのことだ。
しかし、「ななつ星」は多くの注目を浴びているものの、定員わずか30人と規模が小さい。しかも、料金もかなり高めであり、リピート客がつきにくく、収益性の面でもあまり期待できない。
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シニアシフトと業界の取るべき方向性 (5)鉄道産業
販促会議1月号 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 第11回
高度成長を牽引したインフラ、鉄道産業もシニアシフトとともに新たな成長戦略が求められている。鉄道産業の共通課題は、駅周辺住民の高齢化に伴う旅客減、駅関連施設の利用者減である。しかし、他業界と同様、シニアシフトという変化は新たな需要を生み出しており、それをいかに自社の事業機会に取り込めるかにかかっている。
1.ヨーロッパ型のゴージャス車両でシニアのコト消費をモノ消費につなげる
私は07年に上梓した拙著「リタイア・モラトリアム」で、団塊世代の退職が本格化すると在来線には昼間走る「ゴージャス車両」が復活する、と予想した。ここ数年、ようやくその予想が現実化している。
JR九州が10月に運行開始した豪華寝台列車「ななつ星in九州」は、その代表だ。高級感ある内外装にこだわり、3泊4日または1泊2日の日程で九州を回る。旅行代金は1人15万~55万円だが、60代を中心に来年6月出発分まですでに予約が埋まっているとのことだ。
退職したら必ずやることの筆頭が旅行である。ただし、退職者は時間に余裕があるため新幹線で拙速に移動する必要はない。だから、昼間の在来線にゴージャス車両を走らせれば、利用者は間違いなく増える。しかし、「ななつ星」は多くの注目を浴びているものの、定員わずか30人と規模が小さい。しかも、料金もかなり高めであり、リピート客がつきにくく、収益性の面でもあまり期待できない。
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シニアシフトと業界の取るべき方向性 (4)食品メーカー
販促会議12月号 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 第10回
前回取り上げた、家電メーカー同様、シニアシフトへの対応が遅いのが食品メーカーだ。特に菓子や乳製品は長い間子どもや若者など若年層がターゲットだったため、メーカーの中に「菓子は若者向け」という固定観念ができ上がっている例が多い。しかし市場がどんどん高齢者層にシフトしているのだから、市場の変化に合わせて供給サイドも発想転換の必要がある。
1.「子ども向け」に売っていたものを「シニア向け」に売ってみる
食品メーカーの新製品プレスリリースを見ると、ターゲット顧客が「20代から30代」と記載されている例が非常に多い。しかし、製品をよく眺めると、ちょっと工夫すればもっと上の年齢層にも売れそうなものも多く見られる。
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90歳の現実 100歳の現実
週刊現代 9月7日号 【週現スペシャル】
週刊現代9月7日号【週現スペシャル】90歳の現実 100歳の現実に、私のコメントが引用されました。
2012年の日本人の平均寿命は女性が86.41歳で世界一、男性が79.94歳で世界5位。日本は世界でトップクラスの長寿国です。特に女性は近い将来、平均寿命90歳が現実になると予想され、100歳を超えるセントネリアンも珍しくなくなる時代がそう遠くない時期に訪れそうです。
週刊現代の【週現スペシャル】は、毎号、時代の一歩先を見据えたテーマを取り上げ、読者に問題提起をするコーナー。今回のテーマ「90歳の現実 100歳の現実」には、長生きはいいことばかりでも、悪いことばかりでもない———— いつか、これがあなたの現実になる、というキャッチがついています。
「世の中で予測可能なことは実現する」という言葉は、私自身もこれまで実際に目の当たりにしてきました。今回の「90歳の現実、100歳の現実」という予測は、近未来にどれだけ現実化するのかのシミュレーションの材料として価値があるのではないでしょうか。
以下、引用コメント部分です。
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オリジン弁当食事宅配が他社より優れている3つの理由
スマートシニア・ビジネスレビュー 2013年6月9日 Vol.195
先日のTBSテレビ・ひるおびでも紹介されていましたが、惣菜で有名なオリジン弁当が食事の宅配サービスを始めました。市場参入が相次ぎ、激戦化する食事宅配市場ですが、このオリジン弁当のサービスは今後一歩抜きんでる可能性があります。
理由その1:1日単位で注文できること。他社は週単位・月単位での申込みで、まずくてもキャンセルできない仕組みになっているのに比べ良心的です。
理由その2:電話一本で注文でき、面倒な登録が一切不要なこと。商品提供側にとっては登録作業を利用者がしてくれることで手間が省けるのですが、特に高齢者にとってはこの作業が鬱陶しいことがしばしばあります。
理由その3:お米や飲料など重いものも手数料なしで一緒に運んでくれること。これは他社では取り扱っていないサービスで、注目です。特に重い荷物の運搬が苦痛で買い物を避ける高齢者にとって、こうしたサービスの存在は購入へのしきいを下げることになります。
また、この仕組みは利用者にとっての利便性が高いだけでなく、商品提供者にとっても利益率を上げる手段になります。
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