加速する「シニアシフト」ビジネス全開 団塊世代が「65歳定年」突入 市場拡大

週刊エコノミスト臨時増刊1014日号「65歳雇用」の真実

65歳雇用の真実_表紙本日930日発売の週刊エコノミスト臨時増刊1014日号「65歳雇用の真実」に「加速する「シニアシフト」、ビジネス全開」と題した小論を寄稿しました。

 

「人生90年」中堅サラリーマンを直撃!とサブタイトルにあるように、この増刊の主題は、人口動態のシニアシフトに伴う労働問題です。

 

多くの労働経済学者、エコノミストの方が寄稿されているなかで、「65歳雇用」制度の新たな側面であるシニア市場拡大の論点を提供するのが拙稿の位置づけのようです。

 

以下に拙稿全文を掲載します。

この投稿の続きを読む »

タグ


ミスター古希 原稿募集!大賞10万円!貴方の体験を「第2の人生の参考書」に

2013921日 ミスター古希

MRkoki本日より、仙台市に拠点を置く第一エージェンシーの主催、河北新報社の協力による出版プロジェクト「Mr.古希」の原稿募集が始まりました

 

このプロジェクトは、超高齢社会を迎え、定年後の生き方を模索するビジネスマンに、全国各地から募集する豊かなシニアライフの実例を紹介する、いわば「第2の人生の参考書」として出版するものです。

 

大賞作品には賞金10万円が進呈。大賞以外の優秀作品(49作品)にも賞金3万円が進呈されます。優秀作品50選は「Mr.古希」として20144月に出版、全国の書店で販売を予定しています。

 

また、このたび縁あって、私が審査委員長の大役をお引き受けすることになりました。

 

実は本プロジェクトは、主催者である第一エージェンシーと協力者の河北新報社が拠点を置く宮城県発であることに大きな特徴があります。本プロジェクト企画の背景を次にご紹介します。

この投稿の続きを読む »

タグ


シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法

情報通信ネットワーク産業協会 えくすぱーと・なれっじセミナー 

logo108日、東京・港区浜松町の情報通信ネットワーク産業協会(CIAJで下記セミナーを開催します。参加無料とのことですので、ご興味のある方はお申し込みください。

 

なお、CIAJは、1948年に通信端末メーカーやネットワークインフラベンダーが主体となり、任意団体として設立されました。

通信ネットワーク機器、携帯電話等の製造事業者が正会員として、通信事業者やソリューションベンダーがフォーラム会員として加盟しており、本年7月現在で会員数は234社・団体を数えます。

産業界の更なる発展を目指し、新しい事業機会の創出に向けた、ICT産業の活性化につながる政策提言・意見発信の強化、活動の成果の見える化、外部発信の強化に取り組んでいます。

この投稿の続きを読む »

タグ


2025年、超スマートシニアの出現で市場はどうなる?

2013910 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第78 

図表12025年、高齢者のネット利用率は飛躍的増加

 

最近、街なかでスマートフォンを操作している高齢者の姿に出くわすことが多くなった。実際、年齢別インターネット利用率はここ10年間で高齢者の伸びが最も顕著である。

 

利用者が増えている理由は、①ネットを使わなかった人が利用するようになったことと、②若い時代に使っていた人が年を取ってもネットを利用し続けていることだ。このペースでいくと2025年の高齢者のネット利用率は飛躍的に増えることが予想される。

 

図表1は女性人口と要介護人口の数だが、男性も同じような推移をたどる。そこにネット利用率の予測を合わせてみた。例えば83歳では要介護者とそうでない人の割合が50%ずつ。そしてネットの利用率は45%に達する。この数値はほぼ50%であり、IT機器普及の観点から言えば、ほとんど普及段階といってよい。つまり、高齢者においてもネット利用が当たり前の時代になるということだ。

この投稿の続きを読む »

タグ


人は「わくわく」すると消費する

保険毎日新聞 連載 保険業界はシニアシフトにどう対応すべきか?第6回

ハーバード大学シニアのストックが消費に回りにくい理由とは

 

一般に、シニアの資産構造は「ストック・リッチ、フロー・プア」である。ストックが多いからといって日常消費も多いとは限らない。日常消費はおおむねフロー、つまり月間所得に一致している。退職者の割合の多い60代、70代の所得は、50代に比べて当然少なくなる。

 

だから、日常消費であるフロー消費をすくい上げるには、相当きめ細かい緻密なアプローチが必要となる。シニアシフトに最も注力している小売業は、まさにその最先端の活動を行なっている。

 

一方、シニアの消費をさらに促すには、フロー消費をすくい上げるだけでなく、ストック消費を促す商品やサービスの提案が必要だ。そもそもシニア世代は若年世代に比べて多くのストックがあるのに、なぜそれが消費に回りにくいのか。その最大の理由は、将来の不安である。

この投稿の続きを読む »

タグ


年金以外の収入を

毎日新聞 2013年8月3日 連載 村田裕之のスマート・エイジング 第5回

毎日新聞130803現役サラリーマン時代には毎日出かける場所があったのが、退職後は何もやることがなく、自宅にこもっていると何かにつけ後ろ向きになりがちです。これを防ぐには、やはり退職後も何らかの仕事をして年金以外の収入を得るのが一番です。

 

「それが理想だが高齢になると現実には難しい」と思うでしょう。しかし、例えば、徳島県上勝町では80代の女性が、料理を彩る「つまもの」を生産・販売する「葉っぱビジネス」で年収500万円以上稼いでいます。

 

東京千代田区の派遣会社「高齢社」では、60歳以上の約500名が登録し、さまざまな業種にスタッフとして派遣されています。

 

旅行会社「クラブツーリズム」(同新宿区)では、「エコースタッフ」という年配の顧客約8000が毎月、会報誌を一人250部近所に配り、3000円程度収入を得ています。金額は少ないですが、旅の話で配布先と交流でき、楽しいと評判です。

この投稿の続きを読む »

タグ


「スマート・エイジング」という生き方

月刊 地方議会人7月号 特集「高齢者の社会参画とまちづくり」

地方議会人2013年7月号_表紙_2月刊 地方議会人7月号の特集「高齢者の社会参画とまちづくり」に寄稿しました。この雑誌は、全国市議会議長会・全国町村議会議長会の共同編集で、文字通り全国の市町村議会関係者が購読している雑誌です。

 

まだまだ、アンチエイジングと言う変な言葉が蔓延っているなか、高齢者だけでなく、全ての世代にとって必要なことはスマート・エイジングであることを知っていただければ幸いです。以下、寄稿全文です。

 

高齢者に必要なのは「アンチエイジング」ではなく「スマート・エイジング」

 

“皆さんは「アンチエイジング」とはどういう意味かご存知ですか?”私が講演などこう尋ねると、たいてい「若返りの技術」とか「年をとらないための方法」という答えが返ってきます。果たして正解はどうでしょうか?

 

「エイジング」という言葉は、英語でageing(米語ではaging)と書きます。ageは「年をとる」という動詞、ingは動詞の進行形です。したがって、エイジングとは「年をとっていく、齢を加える」という意味です。日本語では加齢と言います。このエイジングは、受精した瞬間からあの世に行くまで、高齢者だけでなく、すべての世代の人が生きている限り続きます。つまり、エイジングとは生きていることの証です。

この投稿の続きを読む »

タグ


「時代性の変化」とシニアの消費行動への影響

2013710 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第76

図_130626大きく変わった退職後の過ごし方

 

2000年代中頃までは、退職後は仕事をやめてのんびり過ごすライフスタイルが「ハッピーリタイアメント」の理想形だった。首都圏に住んでいる人なら、長野県や栃木県などにセカンドハウスを購入し、退職後は晴耕雨読を目指す人が多かった。

 

また、多くのデベロッパーはアメリカ型の大規模なリタイアメント・コミュニティを模倣し、退職後の夢の生活を謳うゴージャスな自立型有料老人ホームを争って建設した。

 

しかし、2007年以降のリーマンショックでこうした不要不急市場は事実上消滅した。さらに、東日本大震災以降に起こったユーロ危機、アメリカの景気低迷、イランの核開発、中東の民主化動向、消費税増税など国内外において先行き不透明感が増大した。また、国内の産業空洞化が進み、雇用調整のため、65歳以前に退職を余儀なくされる団塊世代が増加した。

この投稿の続きを読む »

タグ


時代性の変化はシニアの消費行動にどう影響するか?

販促会議8月号 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 第六回

販促会議1308_表紙_2時代性とは風潮や流行のことだ。「時代性の変化」はシニアの消費行動に大きく影響する。この変化には短期(数か月から数年スパン)のものから長期(10年スパン)に渡るものがある。また、主に男性に見られるもの、主に女性に見られるもの、男女両方に見られるものがある。今号では直近10年での時代性の変化とシニアの消費行動の特徴について整理する。

 

従来:退職後は、毎日遊んで暮らす

現在:退職後も、週3日は仕事をする

 

2000年代中頃までは、退職後は仕事をやめてのんびり過ごすライフスタイルが「ハッピーリタイアメント」の理想形だった。首都圏に住んでいる人なら、長野県や栃木県などにセカンドハウスを購入し、退職後は晴耕雨読を目指す人が多かった。また、多くのデベロッパーはアメリカ型の大規模なリタイアメント・コミュニティを模倣し、退職後の夢の生活を謳うゴージャスな自立型有料老人ホームを争って建設した。

 

しかし、2007年以降のリーマンショックでこうした不要不急市場は事実上消滅した。さらに、東日本大震災以降に起こったユーロ危機、アメリカの景気低迷、イランの核開発、中東の民主化動向、消費税増税など国内外において先行き不透明感が増大した。また、国内の産業空洞化が進み、雇用調整のため、65歳以前に退職を余儀なくされる団塊世代が増加した。

この投稿の続きを読む »

タグ


加速するシニアシフト 超高齢社会はビジネスチャンスの宝庫だ!

Ace 2013年夏号 特集─どうなる? シニア市場

エース_2013年夏号_表紙_2日本は高齢化率世界一の超高齢社会。超高齢社会は、さまざまな課題を喚起するが、産業界が期待するのはビジネスチャンス。団塊1期生が65歳を超え、大量退職することにより、大きな市場が生まれるとの期待もあり、このシニア市場をターゲットとした「シニアシフト」が加速している。市場攻略のヒントを、シニアビジネスの第一人者である村田裕之氏に伺った。

 

「シニアシフト」の本番が始まった

 

シニアビジネスブームは、数年ごとに起こっています。2007年には、まだ60歳定年の企業が多く、ライフステージが変わる団塊世代を期待してのブームでした。しかし、これは一過性のもので終わりました。

 

その原因は、大騒ぎされた大量退職が起こらなかったことです。団塊世代の半分以上は女性であり、60歳になる前にすでに退職していたこと。そして、男性は、定年延長を選択し、給料が下がりながらも雇用を継続していたからです。企業の市場参入も様子見程度のものが多く、成功モデルをあまりつくれませんでした。

 

しかし、今回の動きは5年前とは違った様相を呈しています。多くの業種の企業が本腰を入れて参入し始めました。若者市場、ファミリー市場から、シニア市場へと軸足を移し始めているのは、今後、長期にわたって進行することが確実な、超高齢社会への真剣な対応を迫られているからです。

この投稿の続きを読む »

タグ


このページの先頭へ

イメージ画像