本格的なシニアシフト時代の幕開け

不動産経済 連載 シニアシフトの衝撃 第1回

シニアシフトの衝撃_表紙大人用紙おむつ市場が、赤ちゃん用市場を逆転

 

私たちの生活の中で、これまで長い間当たり前だと思われていた多くの「常識」が覆りつつある。たとえば、皆さんは「紙おむつは赤ちゃん用」だと思っていないだろうか?赤ちゃん用の紙おむつ市場は、2011年でほぼ1400億円。ところが、2012年中に大人用の紙おむつ市場が1500億円に達し、ついに赤ちゃん用を逆転した。

 

大人用はここ数年、市場全体が年率5%程度で成長を続けている。国内紙おむつ最大手のユニ・チャームでは、大人用の売上げは2ケタ増が続いており、2013年3月期には大人用紙おむつも売上げ600億円台を突破する見通しだ。

 

リカちゃん人形に「おばあちゃん」が登場

 

「リカちゃん人形」といえば、子供向けの着せ替え人形の代名詞としてご存じの方も多いだろう。2012年4月、このリカちゃんファミリーに「おばあちゃん」が登場した。おばあちゃん、香山洋子はカフェ併設の花屋さんのオーナーで年齢は56歳。

 

「おばあちゃん」の年齢を56歳に設定したのは、リカちゃんを発売した1967年当時、メインターゲットだった11歳の女の子が2012年に56歳になるためだ。

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韓国の新聞 Asia Todayの記事を日本語に訳していただきました

2013215Asia Today

asiatoday130215

先日韓国のメジャー新聞のひとつ、Asia Todayに私へのインタビュー記事が掲載されましたが、親切なことにNHK国際放送の韓国人スタッフの方に日本語に翻訳していただきました。本当にありがとうございます。カムサハムニダ!

 

政治レベルでは何かとぎくしゃくした関係が続いていますが、こういう時こそ、民間レベルでの忌憚のない交流が、ますます重要だと思います。

 

それにしても、Asia Todayの記事は、ほぼ新聞の一面記事で、真ん中に私の上半身の写真が大きく掲載された、大変立派な記事で驚きました。

 

社会の高齢化は日本だけの問題ではありません。韓国だけでなく、香港、台湾、シンガポールと言った国々は、現時点で日本よりも合計出生率が低く、近い将来急激な高齢化に見舞われます。無益な争いを早くやめ、お互いの国の将来のために目を向けたいものです。

 

以下、記事の日本語訳です。

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スマートシニアが市場を変える 退職団塊世代の消費動向を読み解く

りそなーれ 20133月号 特集 シニアマーケットの真実

りそな総合研究所_りそなーれ2013年3月号_表紙_2スマートシニアとは何か

 

「スマートシニア」とは、筆者が1999年9月15日の『朝日新聞 論壇』および当時在籍していた日本総合研究所の月報「Japan Research Review」9月号に寄稿した「スマートシニアがけん引する21世紀のシニア市場」と題した論文で提唱したコンセプトである。

 

スマート(Smart)とは「賢い」という意味だ。だから、スマートシニアとは「賢いシニア」のことである。当時の私の定義では「ネットを縦横に活用して情報収集し、積極的な消費行動を取る先進的な高齢者」のことだ。

 

図表1は、2001年12月から2010年12月までの年齢階層別インターネット利用率の推移である。最も利用率が増えている年齢階層は、明らかに50代以上である。2001年から2005年では、50代で増えた。2005年から2010年では、60代でも増えた。おそらく、あと10年経つと、70代以上の利用率がもっと上がるだろう。

 

これでおわかりのように、シニアにおけるネット利用率の上昇は時間の関数である。したがって、これと連動して、スマートシニアの割合も徐々に増えていく。

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この10年でネット通販は急拡大 ますます増大するコールセンターの役割

IMプレス3月号 特集 好機あり!シニア・マーケット攻略法

I.M.press_2013年3月号_表紙_2シニアビジネスに参入する企業は増えているが、苦戦事例も少なくない。その理由はどこにあるのだろうか。シニア世代の特徴やニーズ、求められているコミュニケーション・スキルなどについて、『シニアシフトの衝撃』を著した村田 裕之氏にお話をうかがった。

 

■中長期的な視点でじっくり取り組むことが重要

 

――まず、村田さまとシニアビジネスとのかかわりについてお聞かせください。

 

村田:私は15年前からシニアビジネスに着目し、これにかかわる新規事業の企画・立ち上げ・支援を実践してきました。アクティブシニア、スマートシニアという言葉を作ったのも私です。

 

――お仕事をなさる中で、高齢社会の現状をどのようにご覧になっていらっしゃいますか。

 

村田:2010年の日本の人口構成を見ると、6065歳に山があり、1664歳の生産年齢人口よりも高齢者人口が増加する傾向にあります。

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韓国の新聞 Asia Todayにインタビュー記事が掲載されました

2013215Asia Today

asiatoday130215韓国のメジャー新聞のひとつ、Asia Todayに私へのインタビュー記事が掲載されました。

 

記事は私への面談インタビューと最新著「シニアシフトの衝撃」をもとに執筆されているとのことです。

 

日本以上に少子化が進む韓国でも、いよいよシニアシフトの波が押し寄せつつあり、関心が高まっているようです。

 

ちなみに、インタビュー後に次のQ&Aをメールで行っています。

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高齢者の就業と起業を考えるシンポジウムで基調講演します

2013年2月14日 高齢者活躍支援協議会・シニアセカンドキャリア推進協会

表紙来る214日(木)、東京・港区芝の女性就業支援センターで開催される高齢者の就業と起業を考えるシンポジウム『高活ビズ“ナノコーポ”のすすめ』で基調講演を務めます。

 

講演のタイトルは「ナノコーポ~退職後をいきいきと過ごすための半働半遊のすすめ」

 

ナノコーポ(nanocorpとは、微細を意味するナノと法人のコーポレーションとの造語。その定義は「Convergence of worker and company」。つまり「働く人」と「会社」とが一体化することです。社員が一人でも法人形態をとり、個人事業やボランティアとは一線を画します。

 

旧来型の会社組織ではなく、自分のこれまでのキャリアを活かし、自分のやりたいことを仕事にして、他人に雇われずに、収入を得ながら働き続けるスタイルです。ナノコーポという言葉には、「あくまで自分サイズの事業規模にこだわり、拡大を目指さない」という意味が込められています。

 

また、「半働半遊」とは、私の造語で文字通り「半分働いて、半分遊ぶ」ライフスタイルのことです。

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02/10/2013 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

なぜ「シニア市場」へのアプローチが課題となっているのか?

販促会議 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 第一回

表紙いま、産業界では「シニアシフト」が加速している。人数の多い団塊世代が、2012年から毎年順番に退職年齢である65歳に達する。団塊世代が今度こそ大量退職して、新たな事業機会が生まれるとの期待があるからだ。

 

一方、シニア市場の重要性に気がつき、「シニアシフト」に取り組んでいるものの、苦戦している企業も多く見受けられる。従来の大量生産・大量流通によるマス・マーケティングに慣れきっている多くの企業は、この市場に対する正しい知識や理解が乏しく、効果的なアプローチができていないためだ。

 

連載第一回では、こうしたシニア市場に対する「誤った見方」と「正しい見方」を対比し、シニア市場への効果的なアプローチのための認識を共有したい。

 

誤った見方1:シニア層は、他の年齢層よりお金持ちである

正しい見方1:シニア層は、他の年齢層より資産は多いが、所得は少ない

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ついに買い物2千円で配送料無料のネットスーパー登場、普及の追い風に?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2013129 Vol.191

カスミネットスーパー

ネットスーパーもまもなく普及期に入るそんな予感が現実化しつつあることを感じました。

 

つい先日訪れたスーパーのカスミによるネットスーパーがそれです。現在会員登録受付キャンペーン中で配送開始は26日からとのこと。

 

チラシを見て“はっ”としたのは、なんと一回の買い物2千円(税込)以上で配送料無料なのです。

 

ネットスーパーが登場したのは2007年頃。ただし、当初はローカルな地元密着のスーパーが大半でした。それが昨年頃からイトーヨーカドーやイオンなどの大手も本格展開を始めています。しかし、各種調査によれば、人口当たりの利用率は最大でも20%程度と低いのが現状です。

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シニアシフトの衝撃 、韓国での出版が決定しました

2013127日 ちょっと一息

0807_korean01拙著「シニアシフトの衝撃」が、韓国のメジャー出版社である中央ブックスから翻訳出版されることになりました。

 

これまで私の著書のうち、「シニアビジネス」「団塊シニアビジネス 7つの発想転換」の2冊が韓国で翻訳出版されていますので、今回で3冊目となります。(写真は「シニアビジネス」の韓国語版)

 

中央ブックスは、「韓国人の最も親しく、最も信頼できる出版社」との評判とのことで、中央メディア・ネットワーク傘下の出版社です。

 

中央メディア・ネットワークは韓国を代表する複合メディアグループ。1965年創立で、新聞、テレビ、出版、雑誌、教育、文化事業、流通など、50社以上の関係会社からなります。その中心の「中央日報」は日刊刊行部数130万部を誇る韓国最大の新聞社です。中央日報は、日本語版ウェブサイトもあり、私も時々目を通しています。

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Book & Comic:シニアシフトの衝撃

週刊SPA! 129日号

hyousi扶桑社発行の週刊誌、SPA!で「シニアシフトの衝撃」をご紹介いただきました。

 

記事のなかに「離活」というコーナーがあります。婚活(コンカツ)ではなく、離活(リカツ)。

つまり、離婚活動の略。離婚専門行政書士や離婚式プランナーなる人たちが紙面に登場し、円満離婚のコツをコメントしているのです。

 

あと数年経ち、人口動態のシニアシフトがさらに進むと、間違いなく「シニア婚活」の特集を掲載するのでしょう。

 

書評は次のとおりです。

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