どうすれば介護保険に依存しない商品開発が可能か?

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第146回

5月14日、15日にシンガポールで開催の第10回エイジング・アジア革新フォーラム(Ageing Asia Innovation Forum: AAIF)と第7回アジア太平洋高齢者ケア革新アワード(Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)の授賞式に参加した。

今年度は世界22か国から1,500人を超える人が参加し、展示コーナーでは50を超える企業・団体が出展した。参加国はアジアのみならず、欧州、米国、中東などにも拡大した。

拙著「シニアシフトの衝撃」で予言した通り、この8年間でシニアシフトの動きがアジアや多くの国々に広がってきたことを強く実感した。特にオーストラリア、香港、シンガポール企業の参加が際立っていた。

一方、他国からの参加が増え続けるのに対して日本企業の存在感が薄かったなぜ、日本企業の参加が少ないのか。その原因は大きく次の2つだ。

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介護保険に頼らないシニアビジネス市場の有望性

10月26日 株式会社ツクイ講演会

いま、多くの介護事業者が介護保険外のシニアビジネスを模索しています。背景は、3年に一度の介護保険制度改正で介護報酬が減額になり、保険制度にべったり依存した事業はその先行きが危ぶまれているからです。

日本では総人口の減少と人口動態のシニアシフトが今後も進むことから、限られた財源をいかに効率良く運用するかが求められています。つまり、これまで社会的弱者救済の美名のもとに甘く見過ごされていた介護保険事業は、今後は投入した介護報酬額に相応しい成果が求められていくでしょう。

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カーブスに見る保険外サービス成功の秘訣

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第138回

要介護の人がカーブスで元気になる例が増えている

女性専用フィットネス・カーブスが日本でサービスを始めてから13年が経過した。店舗数は1,919(9月11日現在)、会員数は82.9万人(7月31日現在)まで成長し、日本一のフィットネスチェーンになった。

近年興味深いのは要介護認定を受けて介護サービスを使ったものの、それをやめてカーブスに来て健康を取り戻していく人が増えていることだ。これはサービス開始当初には全く予想しなかったことだ。

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発想転換が不可欠

高齢者住宅新聞 1月17日号 トップあいさつ年頭所感

昨年、一昨年に引き続いて高齢者住宅新聞のトップ挨拶に年頭所感が掲載されました。250字以内という制限がありましたので、要点のみ書きました。以下に全文を掲載します。

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介護保険報酬に依存してきた事業者が保険外事業を始める際、保険事業で当たり前とされた商習慣に対する根本的な発想転換が不可欠です。

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香港、中国、台湾でも公的介護保険導入の動き?

12月7日、8日 AAIF in Hong Kong 2017

12月7日、8日に香港のCordisホテルで開催Ageing Asia Innovation Forum (AAIF) in Hong Kong 2017で講演とパネルに登壇します。

AAIFは毎年シンガポールで開催のアジア最大規模のシニアケアビジネスのコンファレンスです。毎年世界20か国以上の民間企業・NPOの経営者、行政長官などキーパーソン200名以上が一同に会する極めて有意義なものです。

AAIF in Hong Kongは、そのローカル地域版。地元香港を中心に台湾、中国などアジア各国の経営者、実務担当者が参加します。

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介護保険に依存しないシニアビジネス成功の秘訣

10月6日 大阪ガス福祉セミナー2017

私は介護保険制度が始まる6か月前の99年9月に朝日新聞で「スマートシニア」のコンセプトを提案し、近未来の「アクティブシニア市場」の拡大を予想しました。以来、まだ介護が不要な元気なシニア向けの多くのビジネス企画、事業化、商品化、マーケティングに携わってきました。

09年に東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターを立ち上げ、認知症ケアの研究に関わるまで、介護の世界にはほとんど関与しませんでした。

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09/25/2017 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

AAIF Japan2017で講演とモデレータを務めます

2017年9月26日 Ageing Asia Innovation Forum 2017

9月26日(火)に東京・新宿の京王プラザホテルで、第4回Ageing Asia Innovation Forum (AAIF) in Japan 2017が開催されます。昨年までは運営協力をしていましたが、今年からは講演者としての参加となります。

AAIFは09年4月より年に一度、シンガポールで毎年開催されているアジア最大規模のシニアケアビジネスのフォーラムです。毎年世界20か国以上の民間企業・NPOの経営者、行政長官などキーパーソン200名以上が一同に会する極めて有意義なものです。

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何かよいシニアビジネスはありませんか?

高齢者住宅新聞 連載 村田裕之の「シニアビジネス相談室」第2回

講演等での質疑で「何かよいシニアビジネスはありませんか?」という質問を時々受けます。この種のイージーな質問は正直辟易します。たかが2時間程度の講演でそんなビジネスがわかるなら、これほど楽なことはないでしょう。

とはいえ、私はその案件を見て「筋が良い案件か否か」の判断がかなりの確度でつきます。例えば、女性専用スポーツジム「カーブス」を米国で初めて見た時、次の3つの理由から「これは日本でもかなりいける」と確信しました。

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機能重視・スタイル無視の福祉系商品

高齢者住宅新聞 介護保険に頼らないシニアビジネス成功さらなる12のヒント 最終回

「シニア向け」脱し、デザイン性追求を

企業がシニア向け商品を展開する時、「シニア向け」と謳うのは禁物だ。シニア向けと謳っていいのは、「シニア料金」「シニア割引」など具体的な経済的メリットがある時だけだ。

例えば、ワコールの中高年女性向け下着に「グラッピー」というブランドがある。「寒い冬を快適に過ごす、あったかアイテム」「おなかを包み、股関節をサポートするガードル」「背筋を伸ばすブラ・キャミソール」など中高年女性の身体の衰えをカバーする下着類だが、シニア向けとは一切謳っていない

シニア向けなどと言わず、あくまでシニアの身体変化による衰えをエレガントにカバーしてくれる商品機能が重要なのだ。

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保険外サービス広がる

読売新聞3月10日 安心の設計

読売新聞の「安心の設計」という欄に介護保険外サービスが広がっているという記事が掲載され、私のコメントが引用されています。

取り上げられているサービスは「スーパーナース」という訪問看護サービス、出前美容室「若蛙(かえる)」など。記事によれば、保険外サービスはいろいろあるのだが、種類や内容、料金などの情報が潜在利用者にあまり知られていないこと。

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