マスマーケットでないシニア市場にどう対処するか

高齢者住宅新聞 介護保険に頼らないシニアビジネス成功さらなる12のヒント 第1回

図1シニア市場は「多様なミクロ市場の集合体」

99年10月に発売の「らくらくホン」は、05年頃までは順調に伸びていた。ところが、この頃、私は「らくらくホンがこのままではいいとは思っていない。今後、どのようなモデルを何機種作ったらよいだろうか。方向性を決めるための、根拠、考え方を整理するのに協力して欲しい」という相談を受けた。

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多様化するシニアの価値観をつかむことが「売れる」カギ

月刊石垣4月号特集 アクティブシニア市場を開拓せよ!

月刊石垣_4月号シニア市場が拡大を続けることは間違いなさそうだ。「平成26年版高齢社会白書」(内閣府)によると、わが国の総人口は平成25年10月1日現在、1億2730万人。これは、人口カーブのほぼ頂点に当たる。65歳以上の高齢者人口は過去最高の3190万人で、総人口に占める65歳以上人口の割合である高齢化率も過去最高の25・1%に達している。

今後、総人口が減少していく中で高齢化率はさらに上昇。高齢者人口は「団塊の世代」(昭和22〜24年に生まれた人)が65歳以上となる今年は3395万人となり、その後も増加していくと見込まれている。これに伴いシニア市場もより一層大きくなり、当然のことながらこの市場でのビジネスチャンスも増えてくる。今回は、シニア市場に造詣が深い村田アソシエイツ代表取締役の村田裕之さんから話を聞いた。

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旅行、健康「高齢者市場」 年金+α、自分のために消費

毎日新聞217日 物価と暮らし:第3部/中

cv毎日新聞に私へのインタビューをもとにした記事が掲載されました。しかし、私のコメント部分が「高齢者の格差が広がっている」的な引用をされているのが、私の発言の趣旨と違っています。

 

私は10年以上前から「シニア市場とは多様なミクロ市場の集合体」だと主張してきました。多様だということは、高額であることで価値が上がるものもあれば、低価格であることで価値が上がるものもあります。物事の価値の評価軸が人によって多様になっていくからです。

 

私はトマ・ピケティの本に絡んだ流行の格差論は好きではありません。つい最近もある出版社から「豊かな老後、不幸な老後」についての寄稿を依頼されましたが、こうした「金持ち父さん、貧乏父さん」的な単純な二元論は一見わかりやすいのですが、不毛な話が多く好きでありません。

 

特に後半生になるほど、豊かさの基準が人によってさまざまになるし、そういう多様な基準があること自体を許容する社会こそが豊かな社会なのだと思えてなりません。

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提言・ホームセンターのための『成功するシニアビジネス』

ダイヤモンド・ホームセンター11月号特集 実践!シニアマーケティング

DHC_coverオムニチャネルはシニアシフト対策!

元気なシニアとそれ以外の層で分けてビジネスを考える

 

 

ホームセンター(HC)にとって60歳以上のシニアは、人口のボリュームも大きく今後ますます重要な顧客層。そのシニアにうまくアプローチして結果を残すには、具体的にどうすればいいのだろうか? シニアビジネス分野の第一人者で『成功するシニアビジネスの教科書』などの著書がある村田アソシエイツ代表取締役でエイジング社会研究センター代表理事、東北大学特任教授も務める村田裕之氏にうかがった。(構成=寺尾淳)

 

HCは一番いいポジション

 

シニア市場は「多様なミクロ市場の集合体」です。この市場は、人数は多いけれど人により欲しいものも好みも違い、一つの商品がメガヒットになりにくい。その意味ではHC業態はさまざまな商品が豊富にあり、その中から自分に合う好きなものが選べるので、シニア市場の特徴に比較的合っている業態といえます。実際、すでに客層のかなりの部分はシニアの人で占められているでしょう。

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”いまどきシニア”は千差万別 着目すべきは年齢よりも「変化」

電通報9月号 識者の目

月刊電通報_2014年9月号現在は4人に1人、2033年には3人に1人が65歳以上という超高齢化が進行している日本。2000年に立ち上がった「電通シニアプロジェクト」は、これまでさまざまな高齢化テーマに取り組んできた。その責任者を務める電通総研の斉藤徹氏が、団塊世代・シニアマーケット研究の第一人者である村田アソシエイツの村田裕之氏を招いて、“いまどきシニア”の実像と攻めどころについて徹底討論した。

 

斉藤 村田さんはよく「シニア市場は多様なミクロ市場の集合体である」と言っています。年齢的な点では、60歳と80歳や90歳では1世代違うので、物事に対する価値観は全く違ってくる。経済的な側面でも、高齢層の場合は「持てる者」と「持たざる者」の差が、若年世代と比べると非常に幅広い。また、ライフステージごとに多様なニーズがあることも考え合わせれば、シニアの中のどんな人の、どんなニーズをくみ取ってアプローチするのか起点をきっちり詰めないと、あまりに漠然としてしまう。

 

村田 おっしゃる通りですね。例えば、高齢者を「お年寄り」というと、社会的弱者といったイメージで見がちです。一方、「アクティブシニア」というと、かなりの資産貯蓄があって、高額商品もよく買うといったイメージがあります。これは実はどちらも正しくない。同じ高齢者でも、あるときは高額商品を買いつつ、一方で非常につましい生活習慣を送っている場合もあります。

 

私がいつも言うのは、「年齢よりも変化に目を向けよ」です。例えば、ライフステージの「大きな変化」。男性ならまず定年がある。ただ、定年になっても再雇用されるセミリタイア層が増えています。完全リタイアするのは今は65歳くらいでしょうが、その完全リタイア時期も今後はさらに高齢になっていく。

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話題の本 成功するシニアビジネスの教科書

週刊エコノミスト 201485日特大号 Book Review

週刊エコノミスト_2014年8月5日特大号_書評超高齢社会に向けて多くのシニア向け商品やサービスが登場しているが、成功例は意外に少ない。本書はビジネスチャンスの見つけ方、シニア心理を踏まえた商品開発など、具体的な成功、失敗事例を交えて解説。

 

数々のシニアビジネスを成功に導いてきた著者による「指南書」になっている。「団塊の世代」の塊は崩れ、多様なミクロ市場の集合体である「団“壊”の世代」になっているなど、目からウロコの分析がちりばめられている。

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Book Review 成功するシニアビジネスの教科書

月刊フューネラルビジネス 20148月号

sogounicom_fb高齢社会研究の第一人者として多くの著書をもつ氏の最新作。本書で著者は、シニア市場をマス・マーケットではなく多様なミクロ市場(小グループ)の集合体と捉え、けっして“シニア”という一括りで語れるような市場ではないと強調する。

 

さまざまな失敗・成功事例とその理由をあげるとともに、最適なアプローチ手法を提言。「コールセンターは顧客ニーズを知る重要なソース」「シニアが最も信頼しているメデイアは市区町村の広報誌」「インターネットの利用率は10年後には60歳代で90%近く、70歳代でもそれに近い数値になると予測される」など興味深い話であふれる。

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【この1冊】『成功するシニアビジネスの教科書』

201475 Excite アドバンスニュース ピックアップコラム

excite_140705成功の秘訣を8つの視点で解説

 

超高齢社会に向かう日本人の消費構造は大きく変化しつつあり、中でも多くの企業がシニアビジネスに食指を動かしている。「シニア消費は企業を救う」とばかりに、さまざまな商品やサービスが登場しているが、成功例は意外に少ない。本書を読むとその理由がわかる。

 

本書は第1章「シニアの消費行動はいかにして起きるか?」以下、全8章で構成。ビジネスチャンスの見つけ方、シニアのニーズ把握法、シニア心理を踏まえた商品開発など、具体的な成功事例、失敗事例を交えて解説している。

 

著者は数々のシニアビジネスを成功に導いてきた第一人者。企業のコンサルティングを通じ、この分野のビジネスを体系化した指南書がないことを痛感、それが執筆の動機になったという。多くの企業が陥りがちなマーケティングの誤りと正しい見方を網羅している。

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世界中で起きつつあるシニアシフトと広がる市場機会

保険毎日新聞連載 保険業界はシニアシフトにどう対応すべきか?第12

香港街並み世界から注目されている日本のシニアビジネス動向

 

日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)は、2013年現在、推計で25・1%に達した。この数値は世界一である。この「超高齢社会・日本」の動向は世界各国から注目されている。

 

私は、直近の3年間だけでも、アメリカ、イギリス、ドイツ、スイス、韓国、シンガポール、香港で開催された国際会議やカンファレンスに何度も招待講師として招かれている。また、EUやスウェーデン大使館、イタリア大使館などから講演会に招かれる機会も何度かあった。

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シニアシフトの衝撃―超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法

平成25年度日本共済協会セミナー 講演録

共済と保険_2014年3月号_表紙1.加速化が止まらないシニアシフトの流れ

 

今、日本中で何が起こっているでしょうか。また、なぜ企業活動のシニアシフトが注目されているのでしょうか。

 

最初に3つ、質問します。1つ目、2011年、赤ちゃん用の紙おむつ市場は1400億円ありました。2012年の大人用紙おむつ市場はどのくらいになったでしょうか。正解は1500億円です(ユニ・チャームの調査によれば1650億円)。日本では子供用の紙おむつよりも大人用の紙おむつ市場のほうが大きいのです。

 

2つ目の質問です。2012年4月、リカちゃん人形ファミリーに新しいキャラクターが登場しました。それは誰でしょうか。正解はおばあちゃんです。初代リカちゃんと遊んでいた女の子が、いまでは孫娘と一緒にリカちゃん人形で遊ぶ時代になったので、おばあちゃんの人形を加えたら、おばあちゃん達が買って売り上げも伸びました。

 

シニアに物を買って欲しかったら、シニアだけでなく、子どもや孫との関係も見なければいけないということです。

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