らくらくホンによる独居高齢者見守り実験が始まりました

村田裕之Eレター 2011年12月21日 Vol.22

こんにちは、村田裕之です。

 

今回のビジネスレビューでは

座間市で始まったらくらくホンによる

独居高齢者見守り実験の意義と背景について解説しました。

 

香港で普及している見守りサービスのきっかけは

亜熱帯の香港に真冬の寒波がやってきて

多くの独居高齢者が亡くなったことでした。

 

冬到来のこの時期に始まる実験は、

タイムリーと言えましょう。

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携帯電話による独居高齢者見守り実験の意義

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年12月21日 Vol.171

zama_docomo1214日、社会福祉法人座間市社会福祉協議会は、

NTTドコモのらくらくホンベーシック3で利用できるサービス「つながりほっとサポート」を活用した高齢者の見守り実証実験を行うと発表した。

 

私は、今回の実証実験には、①従来「個人レベル」にとどまっていた携帯電話による見守りサービスの、「地域コミュニティ」レベルへの適用、②「通信インフラ」として定着した携帯電話網の、「高齢者見守りインフラ」としての活用、の二つの意義があると考える。

 

「つながりほっとサポート」では、

自分の携帯電話の利用状況を

あらかじめ指定した「つながりメンバー」へ

伝えることができる。

 

ここで、利用状況は、歩数計の歩数、

携帯電話の開閉回数、電池残量やカメラの利用

といった間接的な情報の形で

「つながりメンバー」と共有される。

 

「つながりメンバー」とは、自分がつながりたい人で、

通常は子供、孫、親しい友人などが対象となる。

 

ただし、今回の実験では、座間市の高齢者を

「支援対象者(見守られる人)」とし、

「つながりメンバー」を「支援者(見守る人)」として公募し、

実験するとのことだ。

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良い介護施設の見分け方(前篇)

先見経済10月15日号 連載 親と自分の老い支度 第9回

20111015senken元気なときと、身体が不自由になったときではニーズが変わる

 

前号で説明したとおり、本来、親が元気なうちに、本人の希望する老人ホームや介護施設の候補を選んでおき、いざ入居が必要になったときに、入居できることが最も望ましい形です。実際、いくつかの有料老人ホームでは、入居手続きはしているものの、すぐには入居しない、つまり将来の移り住み先を予約購入している人もときどきいます。経済状況が許すなら、これは理想的でしょう。

しかし、心身ともに元気なときと、身体が不自由になったときとでは、必要なものや希望するものの優先順位が変わってきます。自分のライフステージが変われば、ニーズも変わるので、消費行動も変わるということです。このため、元気なときに「これが自分の入りたい理想のホーム」と思っていたものが、身体が不自由になると変わる可能性があります。

だからと言って、親が元気なときに老人ホームの情報収集を行なう意味がないかと言えば、そうではありません。老人ホームは、一般に高価で何度も買い直すことができない買い物ですので、どういう商品なのかを詳しく知っておくことは、決して無駄にはなりません。なぜなら、こうした情報収集活動は、身体が不自由になれば、ほとんどできなくなるからです。

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何がほしいか考えるのは消費者の仕事ではない

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011106Vol.165

image米アップル会長のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。日経新聞電子版の追悼記事にある次の表現が目に留まった。

 

「何がほしいか考えるのは消費者の仕事ではない」と

市場調査はあてにしなかった。

自分がほしいかどうか。自らの感性を判断基準とした。

特にこだわったのは製品の美しさだ。

携帯電話の表面に並ぶ数字や文字の操作キーも、

ジョブズ氏の目には醜いブツブツとしか映らなかった。

iPhoneがキーがないタッチパネル操作となったのも審美眼の結果だ。

(出所:日本経済新聞電子版106日 コンピューターをポケットに 時代を先導したジョブズ氏)

 

この記事が目に留まった理由は、全くの偶然なのだが、

拙著「団塊・シニアビジネス7つの発想転換」の第1章のタイトルが

『市場調査はあてにするな - 「デジタル分析」から「アナログ直感」へ』だからだ。

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高齢化ニッポンの人を支える仕事

リクルートアントレ 2011年秋号

アントレ_110927_4-1超高齢社会に突入し、高齢者支援の市場は拡大の一途

80歳以上の高齢者が増加する割合が大

まず、下のグラフを見てほしい。日本の総人口が減少していく中、65歳以上の高齢者は増え続けると予測されている。とりわけ、80歳以上の高齢者が増加する割合が大きい。つまり、生活の様々な局面で支援を要する人が増えるということ。当然ながら、この成長市場でビジネスを展開しようと考える人も多く、高齢者住宅やデイサービス、配食(弁当宅配)といったビジネスが活況を呈している。

 


健康、お金、生きがいが基本ニーズ

シニアビジネスの特色について、同分野のコンサルティングに携わる村田裕之氏は次のように言う。

「世帯主の年齢別の正味金融資産統計では6070代が平均2000万円以上と最多で、持ち家比率も92%以上と最高です。一方、この年齢層の年間所得は300万円以下。いわば“ストック・リッチ、フロー・プア”で、いざという時の出費は可能だけれども、普段はなるべく倹約するという消費性向を持っています。いくら人数が多くなると言っても、高齢者を対象とするビジネスなら成功すると考えるのは早計。それよりも、高齢者を喜ばせることが自分の喜びにもなり、社会貢献にもなると考える人の方が成功します」

では、ビジネスを失敗させないために、押さえるべき高齢者のニーズとは何か。

「高齢者の関心は、健康、お金、生きがいに集約されます。この3つの基本ニーズを満たす商品・サービスの提供が必要条件です」

以降、分野別に動向や注意点を解説する。

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韓国ベビーブーマー市場動向

スマートシニア・ビジネスレビュー 201196 Vol.162

Hiroyuki-Murata-SmartAgeing需要はあるが、供給が伴っていない ―――

韓国のベビーブーマー市場を一言でいえば、

こう表現してよいだろう。

 

先週韓国で開催された退職後のベビーブーマーに関するシンポジウムに

招待講演者として参加した感想である。

 

言い換えれば、シニアビジネスで先行する日本企業には

多くのチャンスがあると言えよう。

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ブログサイトをオープンしました

村田裕之Eレター 2011年7月11日 Vol.1

こんにちは、村田裕之です。

 

関東以西は梅雨が明けたようですね。

埼玉の私の家のそばでも、ついにセミの鳴き声が聞こえてきました。

 

さて、今回から「村田裕之Eレター」としてスタイルを一新しました。

電子メール形式ではありますが、メルマガではなく、

あくまで「手紙」のつもりでお届けしたい、というのが趣旨です。

 

このEレターでは、従来のスマートシニア・ビジネスレビューはもちろん、

団塊・シニアビジネスの最新情報、講演会・イベントなどのお知らせ、

私の近況報告、毎日の生活に役立つヒントなどをお届けする予定です。

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高齢化するアジアと日本企業のシニアビジネス戦略

9月16日 長野県経営者協会 トップマネジメント懇談会

murata_nagano9月16日、長野県松本市で社団法人長野県経営者協会主催のトップマネジメント懇談会・会員大会で講演します。対象は長野県経営者協会の会員企業の経営トップの方です。

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より顧客目線に立って先読みし、潜在ニーズに気付かせる

販促会議8月号 特集 シニアにやさしい売り場づくり

シニアにやさしい売り場を考える株式会社宣伝会議が発行する月刊誌販促会議8月号特集「シニアにやさしい売り場づくり」にインタビュー記事が掲載されました。

高齢化が進行し、顧客層が拡大する一方のシニア層に対して、売り場づくりも、それを意識した工夫が求められています。シニア層にもやさしく、購買意欲を高める売り場づくりについてお話ししました。

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「知的合宿体験」の提唱と 女性向け長期学習体験旅行の商品化

村田裕之の活動 その6

one-month-stay00年頃から単なるレジャーではない、楽しみながら学べる機会を求める年長者が増えていることに気がつきました。その一方で、参加者側が一方通行的にサービスを受ける受身のスタイルに慣れており、サービス提供側との双方向の学びの場になっていないことが多い状況でした。

そこで、机上の学習だけでなく、集団で合宿体験を行い、現場での体験を通じて学ぶという「知的合宿体験」をレジャーサービスに組み込むことで、活気にあふれた立体的な学習サービスとして新たな差別化になると提案しました。

 

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