シニア市場が伸び盛り 退職後の居場所広がる

日本経済新聞夕刊 2015年11月4日 読み解き現代消費

まねきねこ外観日経夕刊2面の連載コラム「読み解き現代消費」に『シニア市場が伸び盛り 退職後の居場所広がる』を寄稿しました。

「読み解き現代消費」は、毎週水曜日、気になる消費トレンドについて、その背景などを読み解くコラムです。私も執筆者の一人に名を連ねており、一か月半に一度のペースで寄稿しています。以下に全文を掲載します。

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小口醤油に見るシニアシフト商品のきめ細かさ

ちょっと一息 201314

ヤマサ醤油CS商品画像今日発表された2012年日経優秀製品・サービス賞で、私が一番気になったのは『ヤマサ醤油 鮮度の一滴シリーズ』でした。

 

この商品は、単身世帯の増加に対応とありましたが、私には既存の大きな容器では量が多すぎて不便な高齢者世帯向けの「シニアシフト」商品に見えました。年を取るにつれて食事の量が減るという身体の変化と家族人数が減るという家族構成の変化にマッチしているからです。

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まだまだ開拓の余地あり!「団塊・シニア市場」はこうして攻める

ニュートップリーダー 20131月号

ニュートップリーダー2013年1月号_表紙_2  少子高齢化が進むなか、有望視されるシニアマーケット。だが、「お年寄り向け」の商品やサービスを投入すればよいと画一的に捉えてしまい、失敗する企業も少なくない。今後、本格的に団塊世代が消費の主役となるこの市場をどう攻略すべきか、シニアビジネスの第一人者が解説する。

 

ご存じのように「団塊世代」とは、第一次ベビーブーム世代である一九四七(昭和二二)年〜一九四九(昭和二四)年生まれの約八〇〇万人のことを指します。そのトップランナーが六〇歳を迎えた五年前、二〇〇七年問題として一斉退職による労働力不足が懸念される一方で、退職金を受け取った彼らがどのような消費行動をとるのか、大いに期待されました。

 

実際には、企業に対する六五歳までの雇用継続義務もあり、全員が一斉に退職したわけではなく徐々にリタイアが進んだのですが、彼らが六五歳に達したことを受けて、改めて「団塊・シニア市場」に注目が集まっています。この五年の間に経済の不透明感は強まり、シニア世代にとっても年金、介護などへの不安が増し、いまでは七〇歳過ぎまで働き続けたいと考えるシニアが七割を超えています。

 

このような状況を踏まえながら、本稿では、これからのシニアビジネスの着眼点と攻略法について、事例を挙げつつ考えていきます。

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日本版イノベーションシステム構築委員会の委員に就任しました

2012910日 経済産業省

プリウスこのたび経済産業省主催の「中長期的視点に立った日本版イノベーションシステム構築に向けた調査」検討委員会の委員に就任しました。

 

この委員会の目的は、日本版イノベーションシステム構築の方法論を確立するという大きなものです。

 

委員会設置の背景には、平成23年度産業技術調査(イノベーション創出に資する我が国企業の中長期的な研究開発に関する実態調査)と平成22年度「我が国企業の研究開発投資効率に係るオープン・イノベーションの定量的評価等に関する調査」の結果があります。

 

前者の調査で次の結果が得られています。

1.我が国企業の多くが目指しているイノベーションが既存事業の延長線上に位置づけられている。

2.不確実性の高い新市場への挑戦に大きなハードルがあることが示唆されている。

3.将来ビジョンを基に研究開発テーマを立ち上げている企業の割合が少ない。

4.将来ビジョンを描いている方がより良好な収益を得る傾向にある。

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アメリカから韓国へ

村田裕之Eレター 2011年9月6日 Vol.10

こんにちは、村田裕之です。

 

先週アメリカから帰国した翌々日、

世界陸上で盛り上がる韓国へ出張しました。

ただし、陸上の会場の大邸(テグ)ではなく、ソウル。

今回はそこで参加したシンポジウムに関する話しです。

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「高齢社会:科学技術知識から新市場機会へ」で講演します

98日 東京大学駒場キャンパス

 

it-image世界で一番高齢化率の大きい国は日本。では、二番目はどこでしょうか?

 

答えはイタリアです。

ちなみに三番目はドイツです。

 

日本、イタリア、ドイツが高齢化率の点で、

世界のトップ3であることは意外に知られていません。

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「スマートシニア」の提唱と アクティブシニア市場への注目を提言

村田裕之の活動 その1

smart-senior私は11年前の敬老の日、99年9月15日の朝日新聞に 「スマートシニアと新市場」という論説を発表しました。この小論で、私は次のとおり、これからの新市場としての「アクティブシニア市場」の重要性と近未来の高齢者像としての「スマートシニア」の増加を予言しました。

 

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どうすれば有望なシニア市場を見つけ出せるのか?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年5月23日 Vol. 152

sijocyousa企業の皆さんからよく受ける相談の一つに、
「シニア市場に進出したいがどこに有望な市場があるのか わからない。ついては、あらゆる市場分野を
網羅的に調査して有望な市場を見つけ出したい」
というのがあります。

私はこのような相談を受けた場合、
「そうした調査はやりたければやってもよいが、
たいてい時間とカネの無駄になるのでやめた方がよい」
とアドバイスします。

なぜ、やめた方がよいのか。

その理由は、こうした網羅的な市場調査の結果、
その企業の商品が売れるようになったという例を
ほとんど聞いたことがないからです。

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スマートシニアのもう一つの意味

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年1月24日 Vol.147

Ask Grandma Anything

私は今から11年以上前にスマートシニアというコンセプトを提唱しました。

当時のスマートシニアの定義は、「ネットを縦横に活用して情報収集し、 積極的な消費行動をとる先進的なシニア」というものでした。

スマートシニアの増加で、多くの市場が変わったことをこれまで本レビュー、拙著や講演等で何度もお話してきました。

しかし、ネットの進化は、11年前の予想を超えた本人の知恵を「賢く社会に貢献するシニア」という新たなスマートシニア像を生み出しつつあります。

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「スマートシニアと新市場」から11年

スマートシニア・ビジネスレビュー 2010年9月21日 Vol.144

roujinhome昨日は敬老の日でした。私は11年前の敬老の日、99915日の朝日新聞に「スマートシニアと新市場」という論説を発表しました。

 

また、当時所属していた日本総研が発行するJapan Research Review 19999月号に「スマートシニアがけん引する21世紀のシニア市場」と題した論文を発表しました。

 

これらの小論は、シニア市場の近未来に対する

その時点での予感を述べたものでした。

 

あれから11年経過し、予感通りだったものは、

スマートシニアと私が命名した

ネットを縦横に活用して情報収集し、

積極的な消費行動をとる先進的なシニアが

確実に増えたことです。

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