「仕事」と「消費」で高齢者は社会参加へ

リベラルタイム3月号「日本の高齢者」の未来

リベラルタイム2014年3月号_表紙月刊誌リベラルタイム3月号の特集「豊かな老後」「不幸な老後」に『「仕事」と「消費」で高齢者は社会参加へ』と題した小論を寄稿しました。

 

今回の小論は、編集部より「超高齢社会・日本の未来」というテーマで、2,500字程度で執筆してほしいとのご依頼があり、寄稿したものです。

                                                       

拙著「シニアシフトの衝撃」上梓以来、多くのメディアから取材や寄稿のご依頼をいただいています。ただ、それらのご依頼のなかには、お決まりのテーマや表面的な質問にとどまるものがしばしばあり、せっかく対応してもがっくりくることがあります。

 

しかし、リベラルタイムという雑誌は、最近では貴重な硬派のジャーナリズム雑誌であること、そこからご依頼いただいたテーマが、久々の直球勝負のものだったので、私としてもそれなりに気合を入れてまとめたものです。

 

限られた字数なので記述が不足している部分もありますが、「超高齢社会・日本の未来」に対する、現時点の私の問題認識と解決策の方向性を示したものです。ぜひ、お読みいただき、忌憚のない感想をお聞かせいただければ幸いです。

 

以下、寄稿した全文を掲載します。

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超高齢化を強みに 「先輩」の力 世界が注目

日本経済新聞  2014123日朝刊 1面 シニアが拓く 2020年のニッポン(4)

シニアが拓く日本経済新聞123日朝刊1面「シニアが拓く」のコーナーで次の通り、私のコメントが掲載されました。

 

世界で最も早く高齢化が進む日本では20年に65歳以上の割合が3割に迫る。その波はいずれ世界の国々にも押し寄せる。英国では30年、中国でも40年には65歳以上の割合が20%を超える。明日は我が身と日本のシニア向けビジネスの現状を注視する。

 

シニアの消費行動に詳しい東北大学特任教授の村田裕之(51は「タグ(値札)を大きくしたり小分けの商品を増やしたりと、日本の小売業はきめ細かさが売り物。高齢者の所得水準が上がるなど条件が整えば、日本の小売業のモデルは海外に通用する」とみる。

 

いつもながら記事では取材でお話ししたことの、ごく一部しか載らないので、ちょっと補足をします。

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シニアビジネスの未来は?超高齢社会・日本の10年前の失敗から学ぶ

週刊朝鮮(韓国) 2013114日号 

週刊朝鮮131104対談韓国のメジャー週刊誌、週刊朝鮮に韓国有識者との対談記事が掲載されました。この対談は、昨年1028日にソウルで開催された国際シニアビジネスコンファレンスに招待講演者として参加した際、宿泊先のホテルで行ったものです。

 

対談相手は、漢陽大学高齢社会研究所のキム・ユンシン所長で、キム所長の質問に対して私が答える形で行われました。キム所長は流暢な日本語を話しましたが、週刊誌の記者は日本語が話せないため、時々英語を交えての対談となりました。

 

「日本の10年前の失敗から学ぶ」というタイトルは、韓国の読者に対してアピールするものなのでしょう。私の印象では、今の韓国のシニアビジネスへの取り組み状況は、ちょうど2000年頃の日本の状況に似ています。

 

「シニアビジネスがこれから重要になる」「巨大なシルバー市場が出現する」といった期待先行で、コンファレンスや展示会、イベントが増えていますが、具体的な商品・サービスがまだ少ないといった状況です。

 

以下、韓国語のサイトに掲載の内容を翻訳したものを掲載します。読んでみると、結構きちんと整理されていることがわかります。

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今後「企業活動のシニアシフト」で成長が期待される市場は?

1217:35より 九州朝日放送ラジオ 武内裕之ザッツ・オン・タイム

thatsontime1121日(火)朝7:35頃、九州朝日放送KBCラジオの「武内裕之Thats On Timeに出演することになりました。この番組にお招きいただくのはこれで4回目になります。

 

番組では“企業のシニアシフト“の現状について、取り組みが遅れている業界とその共通点についてお話しします。

 

そのうえで、今後「企業活動のシニアシフト」で市場成長が見込まれる分野として、婚活&ブライダルサービス、語学学校、自動車学校を取り上げ、なぜ、この分野の成長が見込まれるのかの背景をお話しします。最後に、これからシニアシフトに取り組む企業へ提言という形でお話しします。

 

私と同じ名前の番組パーソナリティの武内裕之さんは、九州地区の名物パーソナリティとして知られている方です。拙著「シニアシフトの衝撃」をお読みいただいて以来、すっかり私のブログやフェイスブックなどのウォッチャーになられて、しばしばご連絡をいただくようになりました。

 

番組の聴き方は、次の通りです。

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韓国KBSテレビ「世界は今」にコメンテーターとして出演します

201411822:3023:30 韓国KBSテレビ

世界は今韓国のNHKKBSの番組「世界は今(World Today)」にコメンテーターとして出演します。

 

92回の放送は、2014年特集「年を取って行く地球」がテーマです。番組では世界中で進行する高齢化の波として、スペイン、ドイツ、アメリカ、そして日本の例を取り上げ、韓国が今後どう対処すべきかを提言する番組です。

 

私は番組の最後に、なぜ、今、世界の高齢化が深刻になっているのかと、今後の対策についてキャスターの質問に答える形でお話しします。

 

残念ながら韓国内での放送なので日本では見ることができませんが、シニアシフトが世界に拡大していること、そのための対策が急務であるのは日本だけではないことがよくわかります。

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「団塊バブル」がやってきた 経済新潮流レポート

SAPIO 20142月号

SAPIO_2014年2月号_表紙今日発売の小学館の月刊誌SAPIO2月号『元気でわがままな肉食世代「団塊バブル」がやってきた』と題した記事に私のコメントが多数掲載されました。

 

ただし、いつもながら、こうした記事のタイトルは編集者がつけるもので、私の考えではありません。

 

10年以上前から一貫して主張している通り、シニア市場の本質は「多様なミクロ市場の集合体」です。

 

したがって、元気でわがままな人もいれば、そうでない人もいます。また、「団塊バブル」という表現も使われていますが、今起きているシニアビジネスの動きと80年代後半のバブル景気とはその中身が大きく異なります。

 

このことを念頭に置いていただきながら記事を読めば、多種多様な商品・サービスが試行錯誤を繰り返しながら、増加していることがよくわかります。特集記事に登場する企業・サービス名は、次の通りです。

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「企業活動のシニアシフト」で市場成長を図るために

110 シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第82

茜会「人口動態のシニアシフト」に合わせて、近年ようやく「企業活動のシニアシフト」への取組みが増えてきた。しかし、まだ、そうした取り組みが遅れている業界には次の共通点が見られる。

 

(1)   大量生産・大量流通輸送・大量販売で成長してきた

(2)   また、シニアを顧客として意識する必要性がなかった

(3)   この結果、ハード志向が強く、ソフトで差別化する志向が弱い

(4)   さらに、顧客対応に手間のかかる売り方が苦手

(5)   そして、以上のような従来の業界慣習をなかなか変えられない

 

結局、高度成長期にマス・プロダクション、マス・マーケティングで成長してきた業界ほど、「企業活動のシニアシフト」が遅れていることがわかる。ということは、これらの業界が遅れを取り戻すには、次の通り上記と逆を行く必要がある。

 

(1)   少量生産・少量流通輸送・少量販売での成長を目指す

(2)   シニアを主要顧客として意識する

(3)   ハードよりも、ソフトでの差別化を志向する

(4)   顧客対応に手間をかける労を惜しまない

(5)   従来の業界慣習にとらわれない

 

以下に、今後「企業活動のシニアシフト」で市場成長が見込まれる分野の例を取り上げる。

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第1期中野区産業振興審議会の議事録が公開されました

201418日 村田裕之の活動

中野区役所私が副会長を務めている第1期中野区産業振興審議会のこれまでの議事録が公開されました。

 

この審議会は、区内の産業振興に関する重要課題に係る振興施策を構築・推進していくに当たり、基本的な考え方を審議するため、中野区産業振興審議会条例に基づき設置されたものです。

 

1期の審議会は、平成25年(2013年)724日に開催されました。今後、 区長から委嘱を受けた私を含む委員が諮問事項について審議を行っていきます。また、個別事項を審議する部会として、ICT・コンテンツ部会とライフサポート部会が設置されており、私はライフサポート部会の部会長も務めております。

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2025年、「超スマートシニア」の出現と消費行動の変化

保険毎日新聞 連載 保険業界はシニアシフトにどう対応すべきか?第10

imageネット利用率の向上で増加した「スマートシニア」

 

私たちの生きる現代は消費行動に及ぼすネットの影響が大きい。シニアの消費行動を知ろうとする場合、常にこれを考慮しないといけない。図表1は、2001年12月から2012年12月までの年齢層別インターネット利用率の推移である。一番利用率が増えた年齢層は明らかに50代以上である。

 

2001年から2005年では、50代で増えた。2005年から2010年では60代でも増えた。おそらく、あと10年経つと、70代以上の年齢層の利用率がもっと上がるだろう。これでおわかりのように、シニアにおけるネット利用率の上昇は時間の問題である。

 

私はいまから14年前の1999年9月15日の朝日新聞で、ネットの時代の新たな高齢者像である「スマートシニア」というコンセプトを提唱した。その意味は「ネットを縦横に活用して情報収集し、積極的な消費行動を取る先進的な高齢者」のことだ。

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企業のシニアシフトはまだまだ始まったばかり ~今後の展望~

販促会議2月号 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 最終回 

hansokukaigi1402「人口動態のシニアシフト」に合わせて、近年ようやく取組みが増えてきた「企業活動のシニアシフト」。本連載では、企業がシニア市場で事業展開する場合の市場の捉え方の勘所と、シニアシフトの取り組みが遅れている業界ごとに新たな差別化のための視点を提供してきた。最終回となった今回は、本連載の総括と今後の展望を述べたい。

 

連載でも取り上げてきたが、「企業活動のシニアシフト」が遅れている業界には次の共通点が見られる。

 



(1)大量生産・大量流通輸送・大量販売で成長してきた

(2)また、シニアを顧客として意識する必要性がなかった

(3)この結果、ハード志向が強く、ソフトで差別化する志向が弱い

(4)さらに、顧客対応に手間のかかる売り方が苦手

(5)そして、以上のような従来の業界慣習をなかなか変えられない

 

結局、高度成長期にマス・プロダクション、マス・マーケティングで成長してきた業界ほど、「企業活動のシニアシフト」が遅れていることがわかる。ということは、これらの業界が遅れを取り戻すには、次の通り上記とは逆を行く必要がある。

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