最近目にする「CCRC」という言葉

保険毎日新聞 連載 シニア市場の気になるトレンド 10

ccrc「CCRC」という言葉を目にすることがある。CCRCとはContinuing Care Retirement Community(継続介護付きリタイアメント・コミュニティ)のことで、主にアメリカで発達した高齢者居住コミュニティのことだ。

 

最近、政府が高齢者の都会から地方への移住を支援する方針を打ち出した。地方にバリアフリーの高齢者向け住宅をつくり、健康なうちに地方に移り住んでもらい、退職後の第二の人生を楽しめるようにするというものだ。実はこのモデルにしているのがCCRCなのである。

 

政府は高齢者住宅の建設や運営費を補助するほか、移り住んだ場合の助成金の拡充を検討している。地域を絞って規制緩和する「地方創生特区」の指定も視野に入れている。半年間、お試しで移り住んでもらえるよう入居費を補助する案も浮かんでいる。地方への高齢者移住を支援することで地方の活性化を図ろうというのが狙いだ。

 

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親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第95

oya70sai親世代と子世代で考える老後のトラブル予防

 

私は東北大学スマート・エイジング・カレッジで「親世代と子世代とで一緒に考える老後のトラブル予防」と題したゼミを開いている。このゼミは、拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」(ダイヤモンド社)をテキストに、高齢期の親にかかわるトラブル予防のために親世代、子世代でどのようなことを考え、行動すべきかについて議論するものである。

 

スマート・エイジング・カレッジでは、医学系のテーマを中心に病気の予防、健康維持・増進のための最新知識を得る機会がたくさんある。これらを踏まえ、家庭における高齢期の親にかかわるトラブルや家族間トラブルを予防するための実践的な方法について包括的に議論する機会をつくっている。

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第2の人生を元気に

36日 西日本新聞

講演風景31日、福岡市早良区の西南学院大学で行われた「シニアのための知恵袋」講演会の様子が西日本新聞に掲載されました。以下に掲載記事を転載します。

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セカンドライフを元気に過ごすための秘訣(ひけつ)を提案する講演会が1日、福岡市早良区の西南学院大学であった。東北大特任教授の村田裕之さん(52)が、賢く年齢を重ねていくコツを語った=写真。

 

早良区役所が主催。参加した50歳以上の約200人が、メモを取りながら耳を傾けた。

 

村田さんは、100歳までに100個の英単語を覚える目標を定め、99歳から勉強を始めた大川市の女性を映像で紹介。「具体的な目標を持つことで、潜在力が発揮される」と強調した。自分らしく生きるために、「自分が本当に好きなことに取り組むことが大切」などと語り掛けた。

 

同区の津村満寿美さん(75)は「目標を明確にして何事にも挑戦したい」と笑顔で話した。

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高齢者住宅、発想の転換を ロボット活用、安く良質に

日本経済新聞夕刊 201534日 読み解き現代消費

DSC00732-2日経夕刊2面の連載コラム「読み解き現代消費」に『高齢者住宅、発想の転換を ロボット活用、安く良質に』を寄稿しました。

 

「読み解き現代消費」は、毎週水曜日、気になる消費トレンドについて、その背景などを読み解くコラムです。私も執筆者の一人に名を連ねており、一か月半に一度のペースで寄稿しています。以下に全文を掲載します。

 

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今夏、ハウステンボス(長崎県佐世保市)内に、接客や客室清掃などの業務をロボットがこなす「変なホテル」が開業する。人員はビジネスホテルの3分の1程度だが、設備のグレードは高く、価格は安く抑えるという。目標は「世界一生産性の高いホテル」だ。

 

これからの高齢者が求める「終の棲家(ついのすみか)」は、これと同じような発想の住宅なのではないか。右肩上がりで増えている「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」に、その兆しがうかがえるのだ。

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「健康」と「目標」があれば老後は豊かに

リベラルタイム4月号 特集「富の世襲」への反逆

表紙この特集では恐らく私以外の方は、経済格差に焦点を当てた論考が多いだろう。しかし、私が知る限り、人生の後半生においては、経済格差と人生の豊かさとは必ずしも結びつかない。もちろん、ある程度の金は必要だが、金を多く持っていることが必ずしも後半生の豊かさに結びつかないのだ。

 

たとえば「不幸な老後」の対語を示すのであれば、「幸せな老後」となる。しかし、何を以て幸せな老後かというのは人によって様々である。とはいえ、長年に渡り多くのシニア層と関わってきた筆者の経験から「幸せな老後」を過ごしている人には、“金以外に”次の条件を満たしている場合が多い

 

1. 自立して活動できる身体の健康を維持している

2. 退職後も何らかの仕事をして年金以外の収入がある

3. 誰かに必要とされ、誰かの役に立っている

4. 実現したいことがあり、具体的な目標がある

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シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法

310日 長岡商工会議所

hanabi31019時より長岡商工会議所2階大ホールで、長岡商工会議所健康・医療・福祉研究会主催の公開講演会で講演することになりました。

 

この健康・医療・福祉研究会は昨年5月に設立され、現在170名の健康・医療・福祉分野の事業所・個人に加え、多様な業種の事業所が加入しています。

 

今回の講演会は、高齢社会が進むなか、シニアビジネスにおけるビジネスチャンスの可能性を学ぶ目的で企画されたとのことです。

 

講演会のテーマは「シニアシフトの衝撃 超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法」。同名の拙著「シニアシフトの衝撃~超高齢社会をビジネスチャンスに変える方法~」の内容をもとに、拙著に書いていないエピソードやビジュアルも織り交ぜて、お話しする予定です。

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03/02/2015 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

セカンドライフを生き抜く7つの智恵

31日 福岡市「シニアのための智恵袋」講演会

chirashi福岡市早良区が主催する「シニアのための智恵袋」講演会で講演することになりました。

 

講演のテーマは「セカンドライフを生き抜く7つの智恵 自分らしく元気にいきいきと過ごすための7つの秘訣」。拙著「スマート・エイジングという生き方」のエッセンスです。

 

福岡市早良区では定年退職を迎えるシニア世代の生活に必要な情報をわかりやすく総合的に発信するパンフレット「シニアのための智恵袋」を発行しています。

 

その改訂版発行に伴い,シニア世代の関心が高い「セカンドライフをどう生きるか」をテーマに講演会を行い,退職後の生活に対する心構えについて、理解を深めていただくとのことです。

 

対象者は、50歳以上で,セカンドライフの充実に意欲,関心がある人。定員205名とのことですが、すでに定員以上の申込があるようです。このテーマに対する皆さんの関心がかなり高いことがよくわかります。

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旅行、健康「高齢者市場」 年金+α、自分のために消費

毎日新聞217日 物価と暮らし:第3部/中

cv毎日新聞に私へのインタビューをもとにした記事が掲載されました。しかし、私のコメント部分が「高齢者の格差が広がっている」的な引用をされているのが、私の発言の趣旨と違っています。

 

私は10年以上前から「シニア市場とは多様なミクロ市場の集合体」だと主張してきました。多様だということは、高額であることで価値が上がるものもあれば、低価格であることで価値が上がるものもあります。物事の価値の評価軸が人によって多様になっていくからです。

 

私はトマ・ピケティの本に絡んだ流行の格差論は好きではありません。つい最近もある出版社から「豊かな老後、不幸な老後」についての寄稿を依頼されましたが、こうした「金持ち父さん、貧乏父さん」的な単純な二元論は一見わかりやすいのですが、不毛な話が多く好きでありません。

 

特に後半生になるほど、豊かさの基準が人によってさまざまになるし、そういう多様な基準があること自体を許容する社会こそが豊かな社会なのだと思えてなりません。

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シニア時代に求められるテレビ、メディアとは

22420:0021:00テレビ朝日CSCh2)津田大介 日本にプラス

tudadaisuke番組テーマは「シニア時代に求められるテレビ、メディアとは」。高齢化率が25%を超え、シニアシフトが進む超高齢社会・日本において、テレビにはこれからどんなコンテンツが求められるのかメディアはその役割がどう変化するのか

 

「シニアとネットの親和性」「テレビはどこまで強いか」「シニアが求めるテレビ番組」などを、独自の観点でお話しします。

 

「津田大介 日本にプラス」は、“ソーシャル・メディアのカリスマ”津田大介さんがメインキャスターを務めるテレビ朝日制作の報道番組。政治・社会・経済・カルチャーから「日本にプラス」になる提案を行う中身の濃い番組です。

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シニアシフトは企業存続の鍵

朝日新聞大阪本社 シニア層のメディア接触と生活意識調査

朝日新聞SENIOR表紙朝日新聞大阪本社が発行する企業向け冊子「シニア層のメディア接触と生活意識調査」に、私へのインタビューに基づく記事が掲載されました。

 

余談ですが、この表紙のタイトルは、私が付けたものではありません。「シニアを動かす」ではなく、「シニアは動く」が正しい認識だと思います。その人が「これはいい商品だ」「こんなサービスを待っていたんだよ」と思えば、顧客は自ずと動くものです。

 

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加速するシニアシフトが消費市場を変える

 

団塊の世代が65歳を迎え、超高齢社会に突入した日本の社会では、2つのシニアシフトが注目されています。ひとつは、人口のピークが若者中心から高齢者中心にシフトする「人口動態のシニアシフト」。

 

そしてもうひとつは企業がターゲットの顧客を若者中心から高齢者中心にシフトする「企業活動のシニアシフト」。シニアシフトはこの先も、長期に渡って継続していきます。

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