何がほしいか考えるのは消費者の仕事ではない

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011106Vol.165

image米アップル会長のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。日経新聞電子版の追悼記事にある次の表現が目に留まった。

 

「何がほしいか考えるのは消費者の仕事ではない」と

市場調査はあてにしなかった。

自分がほしいかどうか。自らの感性を判断基準とした。

特にこだわったのは製品の美しさだ。

携帯電話の表面に並ぶ数字や文字の操作キーも、

ジョブズ氏の目には醜いブツブツとしか映らなかった。

iPhoneがキーがないタッチパネル操作となったのも審美眼の結果だ。

(出所:日本経済新聞電子版106日 コンピューターをポケットに 時代を先導したジョブズ氏)

 

この記事が目に留まった理由は、全くの偶然なのだが、

拙著「団塊・シニアビジネス7つの発想転換」の第1章のタイトルが

『市場調査はあてにするな - 「デジタル分析」から「アナログ直感」へ』だからだ。

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7月30日講演会へご招待します

村田裕之Eレター 2011年7月22日 Vol.3

koen0730こんにちは、村田裕之です。

 

台風のおかげで、連日の猛暑から一転、

梅雨のような涼しさに逆戻りしましたが、

体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛ください。

 

さて、EレターVol.1で、東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターに9月から「脳いきいき学部」が開講するというご案内をしました。

 

この開講記念講演会が7月30日に同センターで開催されますが、

今回ご希望の方を特別に講演会にご招待いたします。

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女性上位のミュージカル観劇者

スマートシニア・ビジネスレビュー 2004年8月9日 Vol. 56

42nd St先日、ある方のご紹介で
「42nd Street」 というミュージカルを
観る機会がありました。

42nd Streetとは、ニューヨークの通りの名称で、
通称「ブロードウェイ」と呼ばれる
ミュージカルの中心地のこと。

その名の通り、ブロードウェイの
舞台裏の物語を作品にしたものです。

私はこれまでミュージカルを 2度観る機会がありました。
一度は劇団四季のキャッツ。
もう一度は、本場ブロードウェイでのもの。

正直言って、何が面白いのか全くわからず、
「ミュージカルというのはつまらない」
というイメージがありました。

しかし、この42nd Streetは、
そのような偏見を根底から覆すものでした。

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デジタル技術の逆説

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003128 Vol.40

デジタルAV機器_2今年の中高年向けのヒット商品の一つは、

デジタルAV機器だ。

 

特にハードディスクとDVD一体型のものが

よく売れている。

これまでDVDと無縁だった私も、

ついにその仲間入りを果たした。

 

だが、最新のデジタル機器で観るようになったのは、

CG技術を駆使した最新のハリウッド映画ではなく、

黒澤明のモノクロ映画だ。

 

最先端のデジタル機器で、

古い時代のモノクロ映画を見るというのは、

一見お門違いのように見える。

 

だが、デジタル技術の最大の恩恵は、

画質劣化でこれまで埋もれて見えなかったものを

明らかにしてくれることにある。

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中高年男性"不感症"の予防薬

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003530 Vol. 30

サラリーマン私は縁あって銀座に事務所がある。最近、そのすぐそばのギャラリーで、画家の堀文子さんの展示会があった。堀文子さんの絵を見たのは初めてだった。84歳を超えて、なおスケッチブックを片手に絵を描き続ける堀さんのファンは多い。先日のテレビ番組「徹子の部屋」にも出演されていた。

ギャラリーといわれる所にこれまであまり縁がなかった。しかし、行ってみて驚いたのは、大勢の人がひっきりなしに訪れ、身動きができないほどの大盛況だったことだ。しかも、来場者の8割近くが50代から60代の女性グループだったことも驚きだ。

 

銀座の昼は中高年の女性が目立つ。銀座といえば「ショッピングの街」のイメージが強い。老舗やブランド店が、大通りから脇の小道まで、実に多くのバリエーションをなしている。しかし、銀座は実はショッピングだけの街ではない。小さな画廊やアート・ギャラリーが、街の至る所に隠れ家のようにある。そして、今回のような小さな展示会が毎日のようにおこなわれている。街全体が「小さな美術館」の集合体だ。そして、その小さな美術館への来訪者の大半が中高年の女性である。

 

平日の昼間は、会社勤めの男性はなかなか顔を出しにくいだろう。しかし、退職した男性であれば、時間の面では不可能ではない。事実、ごく少数だが、年配の男性の姿も見られた。しかし、絶対数において男性が圧倒的に少ない。これはどうしてだろうか。

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