15年のシニア消費はこう読め

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第94

格安スマホ例1.14年のヒット商品から読むシニアのニーズの背景

 

実消費で100兆円以上、私の試算で正味金融資産482兆円という世帯主60歳以上のシニア市場には大きな潜在力がある。一方、シニアの財産構造はドラスティックな構造変化が起きにくい。このため、15年のシニア市場を読むには、14年のヒット商品の背景を深く理解することが有用だ。

 

格安スマホ

 

格安スマホは14年の流行語の一つに挙げられた。主たる購入者はシニアだった。口火を切ったのは、既存の大手キャリアではなく、小売業のイオン。昨年4月、端末代と通信料合わせて2980円で発売した格安スマホに多くのシニアが飛びついた。

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長岡法人会栃尾支部でスマート・エイジングをテーマに講演

127日 長岡法人会栃尾支部 新春講演会

謙信像12718時より新潟県長岡市谷内のとちパル(栃尾秋葉門前商工プラザ)で開催される長岡法人会栃尾支部(通称:栃尾商工会)主催の新春講演会で講演することになりました。

 

今回の講演会は少し感慨深いものがあります。その理由は、私の生まれ故郷で中学校卒業まで住んでいた栃尾市(現長岡市)の商工会からのご招待だからです。

 

実は今回お招きを頂くことになった理由は、昨年923日に放送されたNHKラジオ「ラジオ深夜便」で、私が栃尾で生まれ育ったことを話したのをお聴きになった長岡法人会の方が、栃尾支部の方に私のことをお伝えしたのがきっかけです。

 

NHKラジオ深夜便「明日へのことば」に出演します

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01/18/2015 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

14年のヒット商品から読む シニアのニーズの根源的背景

販促会議2月号 <特集>次なる一手を見出す2015年販促・集客策

cover株式会社宣伝会議が発行する月刊販促会議(ややこしい!2月号特集に寄稿しました。

今回の特集のテーマは「次なる一手を見出す2015年販促・集客策」で、2015 年注目のキーワード」として「シニア」「オムニチャネル」「ポイントカード」「キャラクター」が挙げられています。

 

私は「14年のヒット商品から読むシニアニーズの根源的背景」と題して「15年のシニアの消費トレンド予想」を述べました。

 

消費で100兆円以上、試算で正味金融資産482兆円という世帯主60歳以上のシニア市場には大きな潜在力があり、2015年も注目の市場となるでしょう。

 

一方、シニアの財産構造はドラスティックな変化が起きにくい。このため、15年のシニア市場を読むには、14年のヒット商品の根源的背景を深く理解することが有用です。その例として挙げたものは、①格安スマホにおける「価格設定の妙」、②JR九州「ななつ星in九州」における「解放型消費」です。

 

15年もシニア向けヒット商品のカギは「価格設定の妙」と「解放型消費」にあります。これに加えて、15年は「不易(ふえき)商品」が流行すると見ています。「不易」はいつまでも変わらないことを意味します。

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シニアシフトの衝撃-産業界の最新動向と今後の方向

531日 青葉工業会宮城支部・仙台青葉工業クラブ通常総会

青葉山キャンパス風景531日にKKRホテル仙台で開催される青葉工業会宮城支部・仙台青葉工業クラブ平成26年度通常総会で講演することになりました。

 

青葉工業会とは、東北大学工学部・工学研究科の教員・学生・卒業生及び仙台工業高等学校卒業生と工業教員養成所卒業生を組織する同窓会です。

 

実は私も工学部・工学研究科のOBなので、この会の会員なのですが、正直言って、これまでまったくの疎遠状態。その私が、まさか数多くの立派な諸先輩が居並ぶこの会の記念講演にお招きを受けるとは、私の人生における大きな想定外です。

 

工学部のOBでありながら、現在は医学部付属の加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センターで活動し、民間企業のシニアビジネスを支援するという活動が、異色な印象を持たれているようです。

 

震災以来、すっかりご無沙汰をしてしまっている工学部。仙台市の北、青葉山にキャンパスのある今の時期は新緑が美しい、一年で一番よい季節です。お世話になった方々への恩返しの意味も込めて、懐かしの青葉山に向かいたいと思っています。

 

以下は、青葉工業会のサイトに掲載の情報です。

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05/19/2014 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

眠れるシニア層が目覚めたエクステリア市場

318日 日経ビジネスオンライン ニュースを斬る

カーポート雪318日の日経ビジネスオンラインの『消費増税目前、「想定外」のカーポート争奪戦』という記事に次の通り私のコメントが引用されました。

 

なお、記事中に持ち家世帯率が引用されていますが、平成25219日発行の総務省統計局「家計調査」平成24年(2012年)によれば、60代で91.7%70代で91.9%と記事で引用された数値よりも高くなっています。

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想定外の事態に対処する 認知症「転ばぬ先の杖」

文藝春秋SPECIAL季刊春号 認知症最前線 認知症に勝つ

文藝春秋SPECIAL表紙127日発売の文藝春秋SPECIAL季刊春号「認知症最前線 認知症に勝つ」に『想定外の事態に対処する―認知症「転ばぬ先の杖」』と題した小論を寄稿しました。

 

『文藝春秋SPECIAL』は月刊『文藝春秋』の臨時増刊としてスタートしたシニア向けの季刊のワンテーマ・マガジンです。テーマは、健康、お金、歴史、恋愛など、広くシニアの関心事を取り上げています。

 

今回のテーマは「認知症に勝つ」。昨年の厚労省の発表によれば、現時点で認知症患者数は450万人、予備軍を入れると800万人と推計されています。

この認知症
800万人時代をいかに生きてゆくか。予防、治療、介護など、認知症に関するすべてのことが1
冊でわかるように、幅の広い内容で編集されています。

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「親が70歳を過ぎたら読む本」が「私が薦めるこの一冊」に選ばれました!

有隣堂ダイヤフェア2013 私が薦めるこの一冊

oya70sai今日の夕方に嬉しい知らせがありました。

 

大手書店有隣堂の「ダイヤフェア2013 私が薦めるこの一冊」に拙著「親が70歳を過ぎたら読む本」が選ばれたという知らせです。しかも、写真のとおり、フェアの中で一番大きく展示されているではないですか!

 

この嬉しい知らせを伝えてくださったのは、この本のカバーデザインを手掛けてくださった新田由起子さん。彼女のブログに有隣堂で展示を見つけた時のことが書かれています(すいません、写真は拝借しました)

 

こういう想定外の扱いをいただけるのは、本当に嬉しいです。なぜなら、これまで重版のたびに、このブログでも書いてきましたが、この本を上梓した2011210日の1か月後に、あの東日本大震災に見舞われ、大変な経験をしたからです。

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家族のライフステージの変化で消費はどう変わる?

販促会議6月号 連載 実例!シニアを捉えるプロモーション 第四回

hansokukaigi1306シニア本人の消費は「家族のライフステージの変化」にも大きく影響を受ける。この変化には配偶者の退職、子供の巣立ち、親が入院・要介護状態になることなどがある。特に影響を受けるのは夫、子供、実親、義理の親がいる妻の消費行動である。今回はこうした「中高年の妻」の消費行動に焦点を当てる。

 

1.夫が退職しても妻の自由時間が増えるとは限らない

 

夫が退職すると妻は自分の自由時間が増えるものと予想しがちだ。だが、現実にはそうとは限らない。図表1は、くらしHOW研究所が50代、60代の女性を対象に「5年前に比べて自分の時間が増えたと感じるか」を調査したもの。すでに夫が退職している妻の場合、「増えた」と答えた人が41.8%なのに対し、「減った」と答えた人が31.6%となっている。これより夫の退職で妻の自由時間が増えるとは必ずしも言えないことがわかる。

 

なぜ、夫の退職で妻の自由時間が増えるとは限らないのか。その理由は、退職後に自宅にいる時間が長くなる「自宅引きこもり派」が結構多いからだ。図表2は、「1週間のうち、夫が家にいるのはどの程度か」の調査である。これによれば「ほぼ毎日家にいる」が38.5%、「家にいる方が外出より多い」が25.0%で、両者を足すと何と63.5%の夫が「自宅引きこもり派」なのである。

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「コト消費型のモノ消費ショップ」の秘訣

20121010日号シルバー産業新聞連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第67

タイガー1号店_4コト消費型のモノ消費ショップとは

 

前号では、シニアのコト消費(時間消費)から、モノ消費に結びつけるためのビジネスモデルの勘所についてお話した。今号は「コト消費型のモノ消費ショップ」の条件を整理したい。

 

「コト消費型のモノ消費ショップ」とは、モノ消費の店に回遊型時間消費の要素が入ったもの。つまり、単にショップに行って必要なモノを買うだけではなく、その場で回遊して見ていると買う気をそそられて思わずモノを買ってしまうショップのことだ。

 

タイガー・コペンハーゲンは、デンマークの小売業に革命を起こし、全世界17か国で展開している生活用品の小売店だ。今年7月に日本1号店が大阪の心斎橋アメリカ村に開店した。「居心地のよい店舗で驚くほど低価格で、スタイリッシュな商品を届ける」がコンセプトになっている。

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一旦止まった流れを取り戻せるか

ちょっと一息 20111013

taisou-danshi昨日の世界体操男子団体は何気なく見始めたものの、日本が34年ぶりに金メダルをとるかどうかの最後の場面はテレビの画面にくぎ付けになってしまいました。

 

最後の種目、鉄棒は残酷な種目ですね。大技を仕掛けてわずかでも鉄棒から離れてしまったら、そこで演技が止まってしまう。何よりも気持ちの流れが途切れてしまう。もし、あの場にいたら、恐らくどこかに逃げ出したくなるような心境でしょう。

 

そうした“負の余韻”が残っている心の状態から、再度仕切り直して演技を再開し、かつ大技を成功させるというのは、相当のエネルギーが必要なことでしょう。

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