なぜ今、シニア事業の専門家を育成するのか?

月刊人材ビジネス5月号 編集長インタビュー

人材派遣業界向けの月刊誌のインタビュー記事です。メインは東北大学SAC東京で掲げている「エイジング・サイエンティスト」育成の話ですが、現在の人材ビジネスの課題働き手から見た職場の考え方にも触れています。6ページに及ぶ長い記事ですが、ご一読いただき、感想をお聞かせいただければ嬉しいです。
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なぜ今、シニア事業の専門家を育成するのか?企業経営者がそうした人材を求めている、そんな強く大きな確信があるからです

シニアビジネスのパイオニアである村田アソシエイツ代表の村田裕之さん。多くの民間企業の新事業開発に参画し、シニア市場に造詣が深い村田さんは今、シニア事業の専門家としての知見を持った人材の育成にも深く関わっている。なぜ、シニアビジネスに関わる企業は「シニア事業専門家」を求めているのか。また「私と出合った派遣社員はラッキーです」と語る村田さんに、派遣社員および人材派遣に関する考えなども聞いてみた。(インタビュー・構成 伊藤秀範)

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「スマート・エイジング」という生き方

月刊 地方議会人7月号 特集「高齢者の社会参画とまちづくり」

地方議会人2013年7月号_表紙_2月刊 地方議会人7月号の特集「高齢者の社会参画とまちづくり」に寄稿しました。この雑誌は、全国市議会議長会・全国町村議会議長会の共同編集で、文字通り全国の市町村議会関係者が購読している雑誌です。

 

まだまだ、アンチエイジングと言う変な言葉が蔓延っているなか、高齢者だけでなく、全ての世代にとって必要なことはスマート・エイジングであることを知っていただければ幸いです。以下、寄稿全文です。

 

高齢者に必要なのは「アンチエイジング」ではなく「スマート・エイジング」

 

“皆さんは「アンチエイジング」とはどういう意味かご存知ですか?”私が講演などこう尋ねると、たいてい「若返りの技術」とか「年をとらないための方法」という答えが返ってきます。果たして正解はどうでしょうか?

 

「エイジング」という言葉は、英語でageing(米語ではaging)と書きます。ageは「年をとる」という動詞、ingは動詞の進行形です。したがって、エイジングとは「年をとっていく、齢を加える」という意味です。日本語では加齢と言います。このエイジングは、受精した瞬間からあの世に行くまで、高齢者だけでなく、すべての世代の人が生きている限り続きます。つまり、エイジングとは生きていることの証です。

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「介護、住まい、健康、食事」の新常識

プレジデントムック 老後の100%安心ノート

プレジデントムック_老後の100%安心ノート_表紙_2シニア市場が急拡大している。日本の総人口は減少傾向だが、シニア人口は増加の一途であり、あらゆる企業は先細る若年層に代わってシニア層を取り込むために動きつつある。このトレンドを「シニアシフト」と呼び、新商品開発に携わっている村田裕之氏にお話を聞いた。商品の買い手であるシニアは、今、何を考えるべきなのか。

 

退職後の居場所がなくなるシニア

 

「シニアシフト」には二つの意味があります。一つは人口構成のシニアシフト。つまり人口構成の山が高齢者層に移動していることです。もう一つは、それに合わせて企業が顧客ターゲットを若年層から高齢者層にシフトしていることです。

 

シニア全体の八割は「自立生活可能な人」です。しかし、彼らのニーズは多様で一人ひとり違います。ここがシニア向けビジネスの難しさです。私がシニアシフトの話をする場合、その対象は市場参入を目指す企業向けが大半ですが、今回はシニアおよび予備軍の皆さんに向けてお話しします。

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高齢者の就業と起業を考えるシンポジウムで基調講演します

2013年2月14日 高齢者活躍支援協議会・シニアセカンドキャリア推進協会

表紙来る214日(木)、東京・港区芝の女性就業支援センターで開催される高齢者の就業と起業を考えるシンポジウム『高活ビズ“ナノコーポ”のすすめ』で基調講演を務めます。

 

講演のタイトルは「ナノコーポ~退職後をいきいきと過ごすための半働半遊のすすめ」

 

ナノコーポ(nanocorpとは、微細を意味するナノと法人のコーポレーションとの造語。その定義は「Convergence of worker and company」。つまり「働く人」と「会社」とが一体化することです。社員が一人でも法人形態をとり、個人事業やボランティアとは一線を画します。

 

旧来型の会社組織ではなく、自分のこれまでのキャリアを活かし、自分のやりたいことを仕事にして、他人に雇われずに、収入を得ながら働き続けるスタイルです。ナノコーポという言葉には、「あくまで自分サイズの事業規模にこだわり、拡大を目指さない」という意味が込められています。

 

また、「半働半遊」とは、私の造語で文字通り「半分働いて、半分遊ぶ」ライフスタイルのことです。

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02/10/2013 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

「シニアシフトの衝撃」著者インタビューが掲載されました

20121122日 新刊JP

sinnkanJP話題の新刊本を紹介するポータルサイト、新刊JPの特集に「シニアシフトの衝撃」の著者インタビューが掲載されました。

 

このなかで記者の以下の質問に答える形で、私が執筆の背景や考え方について語っています。

 



日本では高齢化社会を迎えた後、現在に至るまでシニア向けビジネスについて語られ続けています。ここ10年間でシニア向けビジネスはどのように変容してきたのでしょうか。

 

『シニアシフトの衝撃』で興味深いと思ったのが、単なる年齢ではなくて、身体の変化とかライフステージの変化を捉えるべきだという主張です。本書の冒頭に あった「大人用紙おむつの市場が赤ちゃん用紙おむつの市場を凌ぐ」という事例は、まさしく身体の変化から需要が増えたものですよね。本書の中で村田さん は、シニアマーケットは「多様なミクロ市場の集合体」だと述べられていますが、これは人々の働き方や生活様式が以前と比べて変わってきているということな のでしょうか。

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丸の内タニタ食堂の登場が意味するもの

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年12月5日 Vol.169

kokusai-building体組成計で有名なタニタが来年1月に東京・丸の内に新業態ヘルシーレストランを出すとのこと。

 

この知らせを聞いて、私は二つの面で面白いと思った。一つは、レストランの立地。もう一つは、500kcal前後の低カロリー定食のみというメニュー構成。

 


レストランの立地は丸の内3丁目・国際ビルの地下一階。

実は国際ビルと隣接する帝劇ビル(帝国劇場のある所)の地下は、

かつて大半が飲食店だった。

  

国際ビルにはある大手企業の本社がある。

そこはかつて残業が多いことで有名で、

夜になると「残業弁当」と称して、

社員の多くが地下の飲食店街で食事を取った。

 

このため、国際ビルの地下街の夜の客の7割は

その会社の社員だったと言われている。

夜なので当然アルコールつきだ。

 

飲食店からすれば、これは大変なお得意様だった。

この会社の客を相手にしていれば商売が成り立ったからだ。

 

しかし、時代が変わり、こうした制度がなくなったため、

夜の客足が途絶えるようになった。

これにより多くの飲食店が消えていった。

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定年後の男性の社会参加 女性主導で巻き込め

9月28日 読売新聞 論点

yomiuri-ronten-murata110928

928日の読売新聞 論点に掲載された「定年後の男性の社会参加 女性主導で巻き込め」と題した小論の全文を掲載しました。


また、本稿に寄せられた感想の一部をご本人に承諾をいただいたうえ、掲載しました。個人情報を特定できないよう、一部固有名詞については伏せてあります。


誤解を避けるために申し上げておくと、私は、退職男性は女性に従え、というようなことは一切主張しておりません。地域のボランティア組織などを運営する立場の方が、どうしたら男性を無理なく巻き込めるかという観点でのアドバイスととらえていただければ幸いです。

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20XX年のシニアの働き方はどうなるか?

ちょっと一息 2011年7月21日

jinko203020XX年のシニアの働き方はどうなるか?

 

昨日リクルートWorks研究所によるインタビューで、

こんな質問を受けました。

 

こう言う質問をされる時、まず確認するのは、

「シニアの定義は何か」です。

というのは、本来シニア=seniorという言葉には年齢の定義はなく、この定義次第でどの年齢の、誰のことを議論するのかが分かれてしまうからです。

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ナノコーポという働き方の意義

スマートシニア・ビジネスレビュー 2005年8月16日 Vol. 73

OLYMPUS DIGITAL CAMERA         私はこれまで拙著「シニアビジネス」はじめ、多くの新聞・雑誌でナノコーポ(nanocorp)という超ミニ企業がアメリカだけでなく日本でも50代から60代に増えている、ということを語ってきました。

ナノコーポとは、微細を意味するナノと法人のコーポレーションとの造語。

ナノコーポの定義は「Convergence of worker and company」。つまり「働く人」と「会社」とが一体化することです。社員が一人でも法人形態をとり、個人事業やボランティアとは一線を画します。

旧来型の会社組織ではなく、自分のこれまでのキャリアを活かし、
自分のやりたいことを仕事にして、他人に雇われずに、
収入を得ながら働き続けるスタイルです。

ナノコーポという言葉には、
「あくまで自分サイズの事業規模にこだわり、
拡大を目指さない」という意味が込められています。

アメリカ国勢調査局は、2002年現在で従業員がいない会社のオーナー、
つまりナノコーポを1760万人と見積もっています。
この数字は、アメリカの労働人口の約13.5%に相当します。

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消費の主役だけではない団塊世代

スマートシニア・ビジネスレビュー 2005年5月10日 Vol. 68

nikkei-mastersまもなく定年退職を迎える団塊世代を
消費の主役とみなす論が世にあふれています。

これを反映してか、中高年をターゲットにした雑誌や
ウェブサイトが昨年あたりからにわかに増えています。

たとえば、小学館の「おとなのたまり場ボンビバン」、アーデント・ウィッシュの「はいから」、ニフティの「語ろ具」などをはじめ、今年は続々と登場しそうな気配です。

私はこうした動きを見ると、数年前に起きた
中高年向け雑誌創刊ブームを思い出します。

それは、多くの雑誌が次々と創刊されたにも関わらず、
その大半が2年以内に廃刊になっている事実です。

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