復興支援から協働へ 退職者の活躍の場・南三陸町

11月29日 第二回エイジング・サポート・セミナー

エイジングサポートセミナー1129表11月29日、東京・新橋で第二回エイジング・サポート・セミナー『この事実に驚け!「災害から学ぶエイジング」~災害に強いまちは医療・福祉が良いまち~』が開催されます。

 

高齢者福祉事業の経営マネジメントを専門にされている小川利久さんが代表を務めるエイジング・サポート実践研究会が主催、9つの団体・企業が後援しています。

 

基調講演者の中村幸夫さんは、宮城県南三陸町在住の産婦人科医。中村さんは、1999年夏以来、婦人科を専門とする医師の不在が続いてきた南三陸町に新たに「レディース外来」を開設した方です。

 

婦人科がある気仙沼市や石巻市は、南三陸町から約40キロ離れていて、町在住の女性は大変な不便を強いられていました。このレディース外来の開設は南三陸の女性にとって朗報だと歓迎されました。

 

被災地の医療支援を続けてきた中村さんが「被災地の女性を支えたい。女性の体調不良が婦人科の診療で改善するケースは多い。」と協力を申し出て開設が実現したものです。

 

中村さん縁側

←右が中村さん(左は写真家の川廷さん)


さらに、中村さんは南三陸町の介護老人保健施設ハイムメアーズの施設長にも就任されました。被災地の医師不足は高齢者施設にも及んでおり、医師である中村さんの役割は大きいのです。

 

産婦人科医である中村さんが高齢者施設の施設長も兼務することになりましたが、「産婦人科のキャリアが活きている」と言います。

 

産婦人科の現場では、死産や出産後に赤ちゃんが亡くなるなど厳しいことも多く、いかにお産の前後で母親に納得感を感じてもらうかが重要だと言います。

 

高齢者施設での看取りでも同じことが言え、家族が「後悔しない結果を得る」ための工夫が重要なのだそうです。

 

その中村さんが力説しているのが「退職者の活躍の場としての南三陸町」。ご自身が団塊世代の中村さんは「自分のように被災地のために何か役に立ちたいと思う団塊世代の人は全国にたくさんいるはず」と言います。

 

南三陸町を訪れると、実は都会からやってきた多くの若者が活動していることに気が付きます。しかし、65歳以上の退職者層はまだ少ないのが現状です。

 

中村さんは「南三陸町をセカンドライフの新たな活躍の場にしてほしい。南三陸町に移住しなくても、時々来てもらうだけでもいい」と強調します。そうした人が気軽に来て泊まれるような受け皿も計画しているとのこと。

 

セミナーでは、さらに具体的な話を聴くことができるでしょう。

 

川島実1続くリレー講演者の川島実さんは、元プロボクサー(ウェルター級西日本新人王)という異色の医師。震災発生後、被災した宮城県気仙沼市立本吉病院に駆けつけ、全国から集結した医療ボランティアや地元の医療スタッフと大奮闘をされた方です。

 

津波ですべてが破壊し、機能不全に陥った病院。しかし、医療を必要とする人は大勢いて、医療サービスは継続しなければならない。

 

そうした極限環境のなかで全国中から集まったスタッフと医療体制を再生していくという作業は並大抵ではなかったはずです。

 

川島実2近年「医療と介護の連携が重要」とよく言われます。しかし、平時でも容易ではない「多職種連携」は、当時の環境では想像を絶するほど大変だったと思います。

 

セミナーではこうした「多職種連携」の難しさを、身を持って体験されたご自身から、いろいろとお話が聴けることでしょう。

 


小学生写真パネルまた、セミナー会場には、南三陸町の小学生たちが撮影した写真展も行われる予定です。私が南三陸町を訪れたとき、民家の縁側に飾られていた写真パネルを観て、大人にはない子供の目線の純粋さと、そこに映っている佐藤仁町長をはじめとする南三陸町の人たちの爽やかな表情に心を打たれました。

 


復興きりこさらに、「復興きりこ」という紙細工も展示される予定です。田んぼの上に飾られて、風になびいている「復興きりこ」は、私の故郷・新潟の風景のようで懐かしさがこみ上げました。

 


きらきら海鮮丼そして、セミナー後の懇親会では、南三陸町の山内鮮魚店から直送される新鮮な海の幸が振る舞われるとのことです。

 

ちなみに、山内鮮魚店社長の山内さんは、南三陸町の名所になっている「さんさん商店街」立上げの立役者です。ここで食べた海鮮丼と寿司は、鮮度が抜群で、地元でないと絶対に味わえない最上のものでした。

 


絶品の寿司
本セミナー、参加して絶対損はありません!

 

 



◆第二回エイジング・サポート・セミナー 参加申込要領

 

■電子メールで申し込み

 

以下の項目をエイジング・サポート・セミナー事務局へ電子メールでお送りください。

メールアドレス ageingspa@gmail.com

 

氏名

参加人数

所属(会社名等)

職種

メールアドレス

電話番号

 

*参加費用:セミナー3,000円、懇親会2,000円 (当日現地にてお支払)

 

FAXで申し込み

 

下記よりチラシをダウンロードして必要事項記入のうえ、FAXしてください。

 

第二回エイジング・サポート・セミナーのチラシ

 

FAX 03-6915-4676

 

■お問い合わせ先

 

エイジング・サポート・セミナー事務局

メールアドレス ageingspa@gmail.com

FAX 03-6915-4676

 

 

利久のエイジング・サポート実践研究会ブログ

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11/04/2014 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:講演

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