超高齢社会と日本の役割-シニアビジネスからスマート・エイジングまで

9月10日 新潟和同会

photo19月10日、新潟市の新潟グランドホテルで開催の新潟和同会で講演することになりました。和同会とは私の母校、長岡高校卒業生同窓会の名称で、その新潟地区の会が新潟和同会です。正確に言うと、高校の生徒会も「和同会」なので、生徒会と同窓会の総称です。

ちなみに、和同会(わどうかい)という名称は、『論語』子路の「和而不同」、つまり「君子は和して同ぜず小人は同じて和せず」が元です。この意味は「すぐれた人物は、協調はするが主体性を失わず、むやみに同調したりしない。つまらない人物はたやすく同調するが、心から親しくなることはない」です。

新潟和同会は、母校のある長岡市、東京地区と並ぶ大きな会。今年は私の学年が幹事とのことで講演の機会を頂きました。講演テーマは「超高齢社会と日本の役割-シニアビジネスからスマート・エイジングまで」

今回専門であるシニアビジネスの話もしますが、参加者には同期生を含めシニア予備軍が多いようなので、これからの超高齢社会で私たちが何をしないといけないのかをお話しするつもりです。

現在、故郷の長岡には年に数回しか行くことはありません。新潟和同会では卒業以来一度も会っていない多くの同期生と36年ぶりの再会となりそうです。

ソーシャルメディアの発達で、遠く離れている人やほとんど付き合いのない人でも、容易にやり取りが可能な便利な時代になりました。しかし、そうした便利さには、友人との心のこもったやり取りが希薄化しやすい落とし穴もあります。

今回の講演会のために、幹事役である新潟市在住の同期生メンバーが一生懸命準備をしてくれています。ソーシャルメディアでのやり取りなどなくても、10代の多感な時期に同じ学び舎で学んだという縁と、その後の互いの悪戦苦闘の人生の歩みがあることが、何よりの絆となっています。

11か月ぶりの新潟市。準備を進めてくれている同期の友人たちのためにも、自分の役割を全うしたいと思います。

シニアシフトの衝撃