健康寿命延伸を実現する我が国の政策とヘルスケア産業の課題

9月1日 日本ヘルスケア協会シンポジウム

9月1日、東京大学弥生講堂での一般財団法人日本ヘルスケア協会によるシンポジウムにシンポジストとして参加することになりました。

シンポジウムのタイトルは「健康寿命延伸を実現する我が国の政策とヘルスケア産業の課題」。本シンポの目的は、日本の現状と将来における健康寿命延伸の必要性を参加者全員で共有し、各分野における取り組みの現状と課題を徹底討論する、というものです。シンポジストは各界・各分野を代表する次の方々です(敬称略)。

武田俊彦(厚生労働省医政局長)
加藤弘貴(公益財団法人 流通経済研究所専務理事)
池野隆光(ウエルシアホールディングス株式会社代表取締役会長)
村田裕之(東北大学特任教授)

コーディネータは日本ヘルスケア協会事務総長の宗像守さんです。

シンポジウムの冒頭に各シンポジストから15分程度の発表が予定され、私も現状の問題意識をお話しするつもりです。

2012年に上梓したシニアシフトの衝撃から約5年が経過しました。拙著に書いた通り、当時は人口動態のシニアシフトの進展に商品・サービスの供給側である企業のシニアシフトが追いついてなく、これから必要だと述べました。

それから5年たち、企業のシニアシフトの動きはある程度進みました。その一方で、一企業では対応できない課題解決のための異業種・多職種・産官学といった連携の動きが増えてきました。

しかし、何のビジョンも目的意識の共有もなく、単にこれらが寄り集まってもただの烏合の衆になってしまします。そうではなく、真に有効な異業種・多職種・産官学連携のために何が必要なのかについて私の考えをお話しする予定です。

なお、本シンポジウムへの参加は無料です。参加にご興味のある方は、次に示す日本ヘルスケア協会のサイトの指示に従って参加申し込みください。

日本ヘルスケア協会のサイト
シニアシフトの衝撃