親が元気なうちに話をしておく

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AERA Mook 人生100年「もしも」に備えるお金と知恵

今週発売のAERA Mook 人生100年「もしも」に備えるお金と知恵に私のコメントが掲載されています。

AERAの主な読者は30代、40代のビジネスパーソンとのこと。自分の仕事や家族のことで手一杯なこの年齢層にとって、親に事が起きることは多くの人にとって想定外。このため、事前準備をほとんでしておらず、仕事との両立を含めて大変な労力が発生します。

以下、引用された私のコメントです。

『親が70歳を過ぎたら読む本』の著者で東北大学特任教授の村田裕之さんは、「親が70歳を過ぎたら、何があってもおかしくない。親が老いると具体的に何が起きるのか、身近にいる経験者から話を聞くなど、情報収集し、他人事ではなく自分事として想像しましょう」とアドバイスする。

親が元気なうちはウォーキングなどの有酸素運動や筋トレを勧め、認知症予防のためにテレビを1日2時間以上見ないよう注意するなど、元気でいられるように応援するのも子の務め。親の健康が少し不安になってきたら、家の近くに引っ越してもらう「近居」を勧めるという。

「忙しい現役世代が世話の必要な親と同居するのは大変。UR賃貸住宅の「近居割」といった制度もあるので、親が元気なうちにお互いが同居ではなくそばに移り住むことも考えるべき。親が要介護になったらなおさら同居は難しくなるので、親には将来高齢者住宅・施設に入ることも想定して必要な資金を蓄えておいてもらいましょう」

親が70歳を過ぎたら読む本
AERA Mook 人生100年「もしも」に備えるお金と知恵

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