スマートシニアここにも 大正生まれブロガー

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6月26日 読売新聞関西版

読売新聞関西版では今月3日から7日まで「老い2016 スマートシニア」という連載記事を掲載したところ、大きな反響があったとのこと。そこで、元々スマートシニアを提唱した私にインタビュー依頼があり、その時のコメントが掲載されました。以下、掲載全文です。

生活の選択肢増やす手段に

シニアのICT活用に詳しい村田裕之・東北大特任教授に聞いた。

インターネットを利用するシニアは現在、70歳代で5割、80歳以上で2割。ネットの便利さを体験した人は年をとっても使い続けるため、10年後には80歳以上の半数がネットを縦横に活用する「スマートシニア」になっているだろう。

老後に感じる不安は、主に健康、経済、孤独の3つ不安の解消に、ネットは役立つ。最新機器を使った健康管理を行えば、健康寿命を延ばすことが期待できる。収入を得る方法が見つかる可能性もある。コミュニケーションが活発になり、孤独を感じずに済む。

要介護でもパソコンやスマホなどを使えば、自宅や施設で買い物ができ、健康な時とそう変わらない生活ができるかもしれない。

「ネットを使えなくても困らない」と考えるシニアはいまだ少なくないが、ICT利用が生活の選択肢を増やす手段になりうることを知っておいて損はない。
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記事では豊中市の97歳の男性ブロガーの話が紹介されています。3年前に妻を亡くし、今は一人暮らし。植物の栽培が趣味で、その写真を週2回ブログに掲載すると「鮮やかな色合いですね」「癒されました」などの感想が寄せられるとのこと。

こうしたコメントが寄せされるのが「励みであり、生きる糧」になっているといいます。公的介護保険で訪問介護やデイサービスを利用しているが、連絡手段はスマホでのメールとのことです。


成功するシニアビジネスの教科書

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