Ageing Asia Alliance Cocktail

6月9日 Ageing Asia Alliance Cocktail

全国中から50名以上の人が西新宿に集結

6月9日に京王プラザホテルでAgeing Asia社主催によるAgeing Asia Alliance Cocktailに参加しました。

当日は、医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長の呼びかけのもと、全国中から集まった50名以上の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

このイベントは毎年シンガポールで開催しているエイジング・アジア革新フォーラム(Ageing Asia Innovation Forum: AAIF)アジア太平洋高齢者ケア革新アワード(Asia Pacific Eldercare Innovation Awards)の紹介と、これまでの日本企業受賞者による発表会でした。

私は2011年の第2回AAIFに基調講演者として招待されて以来、毎年講演者として参加し、アドバイザリーボードメンバーも務めてきました。また、2013年から始まったアワードでも日本人唯一の審査員として参加してきました。

2020年2月からのコロナ禍でシンガポールでのイベントは全てオンラインとなり、私も東北大学の新会社の仕事で忙殺されたこともあり、年に一度のオンラインでの審査のみの活動になっていました。

若い世代の本格的台頭と今後の活躍の可能性

西新宿に集った人たち
西新宿に集った人たち

今回、今年の何人かのアワード受賞者の発表を聞き、名刺交換での対話を通じて感じたのは、「次の世代の本格的台頭と今後の活躍の可能性」です。

実は19年5月のシンガポールでのイベントの前に「他国に比べて日本企業の参加が少ないが、明るい兆しは、若い世代が少しずつチャレンジしつつあること」という次の拙稿を書いていました。

あれから3年経ち、若い世代のチャレンジが確実に増え、その内容も従来の介護事業にとどまらないものに広がっていました。

増えた要因の一つは、若い世代には英語でのコミュニケーションが不得手でない人が多いことです。

アワード受賞者の「ほっちのロッジ」の共同代表の藤岡聡子さん株式会社Blanket代表取締役の秋本 可愛さんなどは英語でのコミュニケーションは実に流暢。

同じくアワード受賞者、SOMPOケア田村まゆりさんに至っては英語、日本語を含めて4か国語を話す方でした。このような方は10年前にはいらっしゃいませんでした。

介護事業+別の専門性を持つ人が増えた

もう一つの要因としては、介護事業に加えて別の専門性を持つ人が増えたことです。

例えば、セルフサポート福井淳一さんは、日本、アメリカ、フィリピンでの介護事業の実践を通じて、これから日本で大きな不足となる介護人材育成を、フィリピンと日本の両方の視点から本気で検討している方です。

余談ですが、福井さんは私の処女作である『シニアビジネス 「多様性市場」で成功する10の鉄則』を読んで、シニアビジネスを勉強するためにアメリカに渡った方で、20代の頃バッグパッカーとしてフィリピンに何度も行っていた私と共通点が多く、会った瞬間から意気投合しました。

久留米で「Chez Moi(フランス語で私んち)」「Ma Maison(同私の家)」という名前の高齢者施設を運営する立花福祉会の幸林真市さん・美春さんご夫妻は、久留米が生んだ大スター、松田聖子、藤井フミヤとも近しい関係とのこと。(二人の歌手は私と同じ齢です!)

音楽好きな入居者のための施設の部屋にエレキギターやオーディオセットを置いているほど。近い将来、団塊の世代が入居者になる頃には毎日のアクティビティとしてバンド演奏ができるようにしたいと熱く語ってくれました。(私も学生時代ギターを弾いていたので、そろそろ復活したいな~)

全国訪問ボランティアナースの会 キャンナス代表の菅原由美さんは知る人ぞ知るボランティアナースのリーダー。私も深くかかわった学習療法で川島隆太東北大学教授と接点がおありのほか、東日本大震災の被災地で尽力いただいた方です。何と上記アワードの部門グランプリを受賞したぐるんとぴー菅原健介さんのお母様なんですね!

在宅医は医療×介護プラスの魅力を持つ

在宅医の先生方と

そして、佐々木先生つながりの在宅医のユニークな先生方。練馬光が丘病院小坂鎮太郎先生綜合在宅医療クリニック市橋亮一先生みさと中央クリニック高橋公一先生、静岡の医療社団法人貞栄会内田貞輔先生ノビシロクリニック藤沢渡部寛史先生などなど。

在宅医の先生方は英語コミュニケーションの問題はなく、介護現場もよくわかっているので、アワードにノミネートすれば受賞候補になりそうな方々が目白押しです。

また、ファイナリストとしてご一緒した、あおいケア加藤忠相さんのプレゼンに感服。あおいケアの取り組みは映画「ケアニン」で有名になり、世界中でプレゼンする機会があり、数年前と比べてステップアップした印象でした。

私が10年関わって広げてきた活動を、私よりも一回り若い佐々木先生がさらに大きな動きにしつつあるのを見て、心強く、これからが楽しみになりました。

今後も若い世代の皆さんに、自分の事業の意義や目的を見直すきっかけとして、また自分のやっていることや日本の介護の素晴らしさを伝える伝道師として参加してもらえたらよいと思いました。

なお、今年10月3日に東京でAgeing Asia Innovation Forum Japan 2022というイベントを開催します。来年のシンガポールイベントの前哨戦です。ご興味のある方にはご案内しますので私のメルマガ受取をお申し込みください。