村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

中高年男性”不感症”の予防薬

私自身を含めて中高年男性は油断をすると堀さんのような素晴しい感性に触れる機会から疎くなりがちだ。特に会社を中心軸においた生活を長く送っていると、物事に対する「不感症」になる危険性が大きい。中高年男性をターゲットにしているメディアには、このような「サラリーマン不感症」を予防してくれる"力"のある作品への「つなぎ役」の役割が求められる。

映画「アバウト・シュミット」に見る退職後の現実

アカデミー賞主演男優賞を受賞の名優、ジャック・ニコルソン主演の映画「アバウトシュミット」は日本とよく似たサラリーマン退職者による自分探しの映画ではありません。この映画は、退職前後の立場の人にとっては、他人事でない「現実」そのものです。まるで自分の姿を、カメラを通じて見せつけられるようなショックがあるでしょう。一方、若い世代にとっては、未来の「現実」です。それを想像するための一つの手立てとなるでしょう。

変貌するAARPは何を目指しているのか

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003年4月13日 Vol. 28 AARPとは、アメリカの50歳以上の会員3千6百万人を有する世界でも他に例のない巨大NPOです。AARPは「社会福祉と商業主義とが混在した稀有な団体 […]

新市場の見つけ方

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003年2月7日 Vol. 25 肥満大国アメリカは、その裏返しとしてフィットネス大国でもあります。フィットネスクラブの市場規模は約1兆5千億円で、日本の5倍。会員数は3千3百万人で、 […]

百歳のピアニスト

スマートシニア・ビジネスレビュー 2003年1月15日 Vol. 24 出版不況といわれる中で、昨年120万部売れた「生き方上手」の著者 日野原重明さんが、90歳を越えた今も現役の医師として活躍されていることはよく知られ […]

シニアエンジェルの"浄財"が起業家を育む

スマートシニア・ビジネスレビュー 2002年12月9日 Vol. 23 一般にベンチャーキャピタル(VC)は創業を目指す起業家への最初の資金提供者とみなされています。しかし、相応の売上高がある、あるいは社会的注目度が高い […]

団塊世代は引退するか?

スマートシニア・ビジネスレビュー 2002年11月18日 Vol. 22 先週の某週刊誌で「団塊世代が引退する日」いうタイトルの特集がありました。   「定年後」「第二の人生をいかに過すか」の類の書物、記事は以 […]

フラットな関係性でのリーダーシップ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2002年10月22日 Vol. 21 少し間があいてしまい、申し訳ありません。実は先月下旬から先週まで久しぶりにアメリカに滞在しておりました。久しぶりのアメリカは円安が進み、ガソリン以 […]

「日本版SCORE」の設立を

スマートシニア・ビジネスレビュー 2002年8月2日 Vol. 19 以前スマートシニア・ビジネスレビュー Vol.13で、「シニア・ナレッジ・ネットワーク」という考え方を提案しました。   これは、企業人とし […]