成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする”技術”

村田裕之 著 日本経済新聞出版社  定価(本体1600円+税)

Amazonマーケティング・セールスなど2部門で1位!
中国語・韓国語でも出版されたシニアビジネスのバイブル!
シニア市場の理解、シニアマーケティングに必須の一冊!

書評に取り上げられました

 猛スピードで進む超高齢社会にあって、シニアシフトに対応したビジネスは産業界必須のものとなっています。数々のシニア事業を成功に導いてきた国内シニアビジネスの第一人者が、ビジネス成功のための悩みをスッキリ解決させる視点を「シニアビジネスの発想法」「シニアのニーズ把握の手法」「シニアにうける商品開発とは」「シニアの消費心理を踏まえた商品提案法」「シニア顧客への効果的なリーチ」など8つの角度から解説しました。シニアシフト対応ビジネス指南書の決定版が満を持して登場しました。

日本経済新聞 朝刊 2014623日号

うすうす感じていたことが、なるほど!に変わる・・まさに教科書!モノがあふれ経済成熟社会になってきた日本は、今、超高齢化社会とかシニアの時代とか言われ、世界にも類をみない高齢化の真っただ中にある。団塊の世代と呼ばれた人たちが、シニア層の中心になりつつある今、ビジネスのターゲットは確実にシニア層に向いてきている。本書は、シニアビジネスの第一人者である村田さんが、こうした時代背景の中で、シニアビジネスに取り組むときの様々な視点やヒントを、豊富な事例とともに解説している本である。うすぼんやりとしか見えなかったものがクッキリと見えたときの驚きに似た感覚を随所で感じることだろう。そして、シニアビジネスを創出するための、ビジネスチャンスの見つけ方、発想、ニーズの見つけ方などが、具体的な事例の紹介とともに解説され、ナルホド~!がいっぱいである。

Webook of the Day 2014年6月30日号


著者は数々のシニアビジネスを成功に導いてきた第一人者。企業のコンサルティングを通じ、この分野のビジネスを体系化した指南書がないことを痛感、それが執筆の動機になったという。多くの企業が陥りがちなマーケティングの誤りと正しい見方を網羅している。「シニア層は他の年代より金持ち」「シニア層の消費は『年齢』で決まる」などは俗説に過ぎないといい、目からウロコの解説が多い。高齢者ビジネスを考えている企業のみなさまは、本書で頭をシャッフルすることをお勧めします。

Excite アドバンスニュース 2014年7月5日


本紙連載「半歩先の団塊シニアビジネス」の筆者、村田裕之氏の新著。数多くのシニアビジネスに携わってきた村田氏の経験から、超高齢化社会での事業開拓・拡大へ導くためのヒントが提示されている。筆者はまず、シニアの消費行動は、▽加齢による肉体の変化▽本人のライフステージの変化▽家族のライフステージの変化▽世代特有の嗜好性とその変化▽時代性(流行・生活環境)の変化――というこの世代特有の「変化」によって決まると指摘。これらをよく見極めて、時機を得た商品・サービスを提供することが必要と説明する。 その上でシニア世代の多くは、いまだ解消されていない様々な「不安」「不満」「不便」を抱えており、それらの解消を目指した付加価値の高い商品・サービスを生み出すことが、シニアビジネスの基本と唱える。

シルバー産業新聞 2014年7月10日号

 筆者はこれまでもシニアビジネスに関する本を何冊も書いているが、本書は特にシニアを巡る「俗説」と「真実」を対比して説明している点など面白い。シニアビジネスが若い人のためになる、というのも面白い視点。

現代ビジネス 2014年7月16日

著者は本書で、シニアビジネス成功の秘訣(ひけつ)を公開するだけでなく、シニアビジネスは若者のためにもなると断言する。一つでも多くの健全なシニアビジネスが創出され、シニアの生活不安の解消・生きがいづくりにつながれば、企業の業績が向上して若者の雇用機会が増えるというのだ。国内シニアビジネスの第一人者である著者は、その体験から、一見暗く思われがちな超高齢社会の日本の未来を「決して暗くない」と力強く訴える。超高齢社会をもっと面白いものにする工夫を、明るく楽しく進めていくためにも手に取ってみたい1冊だ。

保険毎日新聞2014年7月18日号

高齢社会研究の第一人者として多くの著書をもつ氏の最新作。本書で著者は、シニア市場をマス・マーケットではなく多様なミクロ市場(小グループ)の集合体と捉え、けっして“シニア”という一括りで語れるような市場ではないと強調する。さまざまな失敗・成功事例とその理由をあげるとともに、最適なアプローチ手法を提言。「コールセンターは顧客ニーズを知る重要なソース」「シニアが最も信頼しているメデイアは市区町村の広報誌」「インターネットの利用率は10年後には60歳代で90%近く、70歳代でもそれに近い数値になると予測される」など興味深い話であふれる。業界別・商品別の解説もあるのでわかりやすく、現在シニアビジネスに関与している企業、これから参入を考えている企業にとっての必読の書だ。

月刊フューネラルビジネス 2014年8月号

 猛スピードで進む超高齢化社会において、シニアシフトに対応したビジネスはあらゆる業種で必須となっている。いかにシニアに消費行動を起こし、いかに顧客にするか。数々のシニア事業を成功に導いている村田氏が同ビジネスの悩みを解決する「八つの視点」、キーワードを詳細かつ分かりやすく解説。それぞれに適したシニアビジネスに対応する指南書となっている。

繊研新聞 2014年7月23日号

日本の場合、労働人口の減少は、超高齢社会の到来を意味することである。それに伴い多くのシニアビジネスを目指す人が増えたが、さまざまな誤解も多い。例えば、豪華寝台列車の予約をシニア層が独占していることもあり「シニア層は金持ちだ」と思われていることも誤解である。確かに資産は多いが所得が少ないため、老後の出費に備えて質素な生活をしているのが現実だそうだ。つまり、財布は堅いのだ。長年、シニアビジネスにかかわってきた著者の知見が詰まっている。

経済界 2014年8月5日号

超高齢社会に向けて多くのシニア向け商品やサービスが登場しているが、成功例は意外に少ない。本書はビジネスチャンスの見つけ方、シニア心理を踏まえた商品開発など、具体的な成功、失敗事例を交えて解説。数々のシニアビジネスを成功に導いてきた著者による「指南書」になっている。「団塊の世代」の塊は崩れ、多様なミクロ市場の集合体である「団“壊”の世代」になっているなど、目からウロコの分析がちりばめられている。

週刊エコノミスト 2014年8月5日特大号

2050年には高齢化率が約40%にまで達するという、超高齢社会の到来予測が提示されるなか、シニアビジネスがますます注目を集めている。本書は、同分野のパイオニアである著者が、さまざまなデータや事例を紹介しながら、成功の秘訣を示していく。著者は、業績向上に伴う雇用機会の増加、そしてシニア層と向き合うことこそが若者の人間的な成長を促すという点にふれ、「シニアビジネスはシニアのためだけでなく、若者のためにもなる」と述べている。日本社会の明るい将来のためにも、シニアビジネスは重要な役割を担うと考えさせられる。

月刊レジャー産業資料 2014年8月号

 シニア市場でビジネスを始めるために何から手を付けたらいいのか、事業に取り組んでいるが苦戦している…。悩みを抱える人たちに向け、シニアビジネスの第一人者が指南する。 

販促会議 2014年9月号

 今注目の「シニアビジネス」ですぐに事業を軌道に乗せる「答え」がここにある。シニアビジネスの第一人者として活躍する著者が、シニアシフト対応ビジネスの悩みをスッキリ解決する「8つの視点」を詳説する。

PHP Business The 21 20149月号

数々のシニア事業を成功に導いた村田裕之さんの著書「成功するシニアビジネスの教科書」は、これからのシニアビジネスの指南書。超高齢化が進む社会で、どのようにシニアシフト対応ビジネスを展開していくか、「シニアの消費行動はいかにして起きるか」「いかにしてビジネスチャンスを見つけるか」という8つの角度からひも解きます。これからの時代に見過ごせないシニアビジネスについて学べます。

シティリビング 2014年8月29日号

少子高齢化で注目されるシニアビジネス。市場をどう捉え、商品・サービスを開発し、顧客を獲得していけばいいのか?実例を基に解き明かす。

週刊ダイヤモンド 20148916日合併号

本書は、過去15年の間に多くの企業担当者から寄せられた質問や相談、現場での苦い体験をもとに、シニアビジネスの勘所を体系的に「教科書」と銘打ってまとめているが、シニア市場には、まだ新しいビジネスチャンスがあり、そのヒントを見つけたいと思っている人や自ら何かビジネスを始めたい、起業したいと思っているシニアの方々にとっても大いに参考になろう。また、年功序列・終身雇用が崩れた今、かつてのように社内で上司が部下を厳しく鍛えてくれる機会は減ったが、シニアビジネスの現場では、若者を鍛えてくれる上司のような人=シニアの顧客がいる。目の肥えた、要求の厳しいシニア顧客に鍛えられれば、若者はビジネスパーソンとして成長できる。シニアビジネスはシニアのためだけでなく、若者のためにもなると。シニアビジネスの可能性は大きく、その奥の深さを感じることができる1冊といえよう。

情報化推進国民会議 情報化レビュー第242号

成功するシニアビジネスの教科書  目次

はじめに シニアビジネスでお悩みの皆さんへ      

第1章   シニアの消費行動はいかにして起きるか?――消費のトリガーは「年齢」ではなく「変化」         

巷にはびこるシニアの消費行動の俗説を排す
世代特有の嗜好性はシニアの消費行動にどう影響するか?
時代性の変化はシニアの消費行動にどう影響するか?
ネット利用率の変化がシニアの消費行動をどう変えるか?
近未来のシニアの消費行動をどう読み解くか?

第2章   いかにしてビジネスチャンスを見つけるか?――シニアビジネスの基本は「不」の解消 

飽和市場と言われている市場の周辺を見直す
毎日行く所がない「不便」を解消する
買いたいものが一カ所にない「不便」を解消する
身体の衰えによる「不便」を上品に解消する
昔からあるが旧態依然として「不」が多い市場を狙う
自分自身が「不」に感じていることを見直してみる

第3章   いかにしてシニアビジネスを発想するか?――シニアシフト時代の水平思考の仕方

子供・若者向けの商品が、大人・シニア向けに売れないかを考える
シニアが子供時代に親しんだもののリバイバルを考える
異なる世代と組み合わせると売れないかを考える
海外で売れているものが日本でも売れないかを考える
制度導入・規制緩和で生まれる市場機会を考える
自社の強みから差異化を考える
地域の強みから差異化を考える
パートナー企業のシニア顧客に売れないかを考える

第4章   いかにしてシニアのニーズを把握するか?――市場調査では見えてこないシニア市場

すべての市場調査手法には適用限界がある
アンケート調査では「事実確認」に徹する
ネット調査では母集団のバイアスに気を付ける
グループインタビューでは当事者意識の有無に注意する
顧客ニーズが直接見える仕組みを「自前」で持つ
シニアのニーズ把握の究極は「人間を知る」こと

第5章   いかにしてシニア「個客」にうける商品開発をするか?――団塊世代は、団〝壊〟世代

自社商品がどの「ミクロ市場」に位置づけられるかを知る
多様な「受け皿」を用意する
商品・サービスを個客に「パーソナライズ」する
バラけた個客を「共感」で束ねる
「一人暮らし世帯特有」の価値を組み込む
「一人でも楽しめる」商品をつくる

第6章   いかにしてシニアの消費心理を踏まえた商品提案をするか?――財布のひもが緩むカギは「解放段階」と「家族との絆」

50歳代以降に独特の消費行動は「解放段階」に起因する
わくわく消費――「わくわく感」が消費のトリガーになる
当事者消費――「他人事」が「自分事」になると消費する
元気消費―――身体が元気になる、勇気づけられると消費する
「家族との絆」は消費の王道

第7章   いかにしてシニア顧客にリーチするか?――スマートシニアに対する賢いアプローチのコツ

アウトバウンドよりインバウンドを促す
コールセンターは売上向上の戦略拠点と心得る
団塊世代を境にネットの使い方を区別する
商品の種類で有効な方法を使い分ける
シニアにリーチしやすいメディアを活用する
シニア向けソーシャルメディアはこう使う

第8章   いかにしてシニア「個客」をあなたの「顧客」にするか?――重要なのは「お金の報酬」より「心の報酬」

「知縁型商品」で知的新陳代謝を促す
「知縁型店舗」でコト消費からモノ消費へ展開する
商品を売らず「商品体験」を売る
商品に惚れた顧客に語ってもらう
売れる商品は顧客につくってもらう
シニアに商品を売りたければ「仕事の機会」をつくる

おわりに 超高齢社会に明るい未来を感じる瞬間

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