2015年7月3日 ちょっと一息
ついに「親が70歳を過ぎたら読む本」の6刷重版が決定しました。5刷重版が決定したのが昨年の12月でしたので、今回は約半年での重版決定となりました。
以前も書きましたが、この本は東日本大震災の1か月前に上梓したものです。上梓1か月後に震災が起き、世の中は本どころではないという雰囲気になりましたが、発売14か月後に何とか最初の重版がかかりました。
別の出版社の方から「そんなに遅く重版がかかるのは絵本以外聞いたことがない」と言われたものでした。しかし、その後もコツコツと売れ続け、気が付けば6刷まで辿りつきました。この6刷というのは私の著作のなかでも初めてのことです。
私の著作は、瞬間爆発的に売れるものは少ないです。その一方で、じわじわと売れて重版になる傾向があります。
成功するシニアビジネスの教科書:上梓後11か月で重版、中国語版発売決定
シニアシフトの衝撃:上梓後2か月で重版、1年11か月で3刷、韓国語版、中国語版発売
親が70歳を過ぎたら読む本:上梓後14か月で重版、4年4か月で6刷
出版市場は縮小傾向が続いており、つい最近も業界4位の卸業者が倒産するなど、明るいニュースがありません。こうした厳しい環境のなかで増刷が続いていくというのは、本当にありがたいことです。改めて読者の皆様、応援いただいている皆様に感謝の気持ちを込めてお礼申し上げます。