村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「教訓・学び」の記事一覧

弱者の戦略

スマートシニア・ビジネスレビュー 2017年5月1日 Vol.221 4月24日にシンガポールで開催された第5回Eldercare Innovation Awardsの「ファイナリスト・プレゼンテーション」に審査員として […]

高齢になっても具体的な目標を持つと道が拓ける

ノーラ・オークスさんは2008年、世界最高齢の95歳で四年制大学の学位を取得しました。卒業後、大学院に進学し、2010年5月に98歳で修士号を取得しました。これもその時点で世界最高齢での修士号取得でギネスブックにも載りました。恐らく多くの方が「確かに素晴らしい話だけど、この人は特別だ。やっぱり普通の人より相当頭がいいんだろう?自分には絶対できっこない」と思うでしょう。しかし、指導教官が次のように語っていることに注目です「彼女はほかの人に比べてとてつもなく優秀であるとか、特別な能力のある人ではありません。ただ、一つだけ普通の人と違っていたのは、彼女が“明確な目標”を定め、それに向かって努力を怠らなかったことです」

人の役に立つという喜び~リンゴとブルーベリーに生かされて

端から見れば喜寿も過ぎてあくせく仕事をすることはないと思うだろう。しかし、この年になってまだ人々の役に立っていると思えることはかけがえのない喜びであり、同時に生きる力となっていることを感じる。そして、この二つの果樹への関りは天が与えてくださった使命であり宝であると思う。

逆境を乗り越え、生涯現役で頑張る姿勢が子供達への何よりの教え

鈴木さんの母の遺言は「働くのが嫌になったら死ぬ」。大学の学費を出してもらった高校の恩師に卒業後、返済の相談をした時、「その心配は無用。その代り死ぬまで働いて人の役に立て」と言われた。50代で起業したものの、何度も挫折。それでも続けてきたのは、人は働くことでしか生き甲斐を得られないことを知ったから。生涯現役で頑張る姿勢こそが子供達に対する何よりの教えと信じている。

人生、一度は光があたる

人生で起きる出来事の意味は、それが起きた時には必ずしもその意味が分からない。むしろ、本当の意味は何十年も後に見えてくることが多い。いくつになっても、あきらめずに、前向きに努力し続ければ、誰でも自分の人生の花を咲かせることができる。徳岡さんの生き方は私の好きな詩人・坂村真民の「念ずれば花ひらく」そのものです。