1月27日 長岡法人会栃尾支部 新春講演会
1月27日18時より新潟県長岡市谷内のとちパル(栃尾秋葉門前商工プラザ)で開催される長岡法人会栃尾支部(通称:栃尾商工会)主催の新春講演会で講演することになりました。
今回の講演会は少し感慨深いものがあります。その理由は、私の生まれ故郷で中学校卒業まで住んでいた栃尾市(現長岡市)の商工会からのご招待だからです。
実は今回お招きを頂くことになった理由は、昨年9月23日に放送されたNHKラジオ「ラジオ深夜便」で、私が栃尾で生まれ育ったことを話したのをお聴きになった長岡法人会の方が、栃尾支部の方に私のことをお伝えしたのがきっかけです。
実はこの放送後、栃尾に縁のある方から多くの連絡を頂きました。情報化社会における「知縁(知的好奇心が結ぶ縁)」の力を痛感した次第です。
ラジオ深夜便では、雪国で生まれ育ったことに関する自己分析をお話ししており、次のインタビューとかなり共通のことをお話ししています。
やらないで後悔するより、やって後悔する方がまし
いずれにしても、こんな形で生まれ故郷で講演する羽目になろうとは、自分の人生において全くの想定外でした。講演タイトルは、「スマート・エイジングという生き方~自分らしく元気にいきいきと過ごす7つの秘訣~」です。
栃尾は、かつては繊維産業が栄えた街でしたが、産業構造の変化で、繊維産業はほぼ消失しました。一方、かつては地元の人しか知らなかった日本酒の「景虎(今の名称は越乃景虎)」や「ジャンボあぶらげ」は、すっかり全国区になり知名度が上がりました。写真は人気店、豆撰さんの製品です。
また、同郷の友人で映画監督の五藤利弘さんが栃尾を舞台に「モノクロームの少女」「ゆめのかよいじ」といった何本かの映画を撮っており、これを見ると美しい田園風景や素朴な街並み風景が数多く残っている風情のある街であることがわかります。
ちなみに、この映画のエンディングテーマ曲も長岡市出身のアーティスト、スネオヘアーによる書下ろしです。あのポリスの大ヒット曲「見つめていたい」を彷彿とされる名曲です。
五藤監督の作品で栃尾の魅力を知った大林宜彦、山田洋次といった大物映画監督が、次の映画のロケを栃尾で行っています。
私もこれらの映画を通じて、自分が住んでいた頃には気が付かなかった栃尾の魅力を再発見しました。その故郷で講演するというのはとても感慨深く、楽しみです。
参考文献: