村田裕之の団塊・シニアビジネス・シニア市場・高齢社会の未来が学べるブログ

団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。

「スマート・エイジング」の記事一覧

認知課題中の前頭葉の活動状況を光トポグラフィ装置でモニターしたもの

朝食習慣とその質はウェルビーイングにどう影響するか~脳活動と自律神経活動のクロスオーバー試験報告

朝食の「質の違い」による健康への影響を生体計測により調べた。試験食群(吉野家で販売中の和定食3種類)と対象食群(菓子パン食3種類)の2群に分け、全8週間に渡る非盲検化ランダム化クロスオーバー試験を実施した。
千葉市生涯現役応援センターでの村田裕之講演

講演報告:スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣

気温37度を超える炎天下にも関わらず、定員を超える216名の方が参加され、会場はほぼ満席状態でした。参加者の年齢層は70代が中心で、次いで65歳から69歳までと80歳以上が多かったです。この年齢構成だと通常は講演の途中で舟をこぐ人が出てもおかしくないですが、そうした人は一人もおらず、約2時間、最後まで熱心に耳を傾け、質疑にも積極的に参加されていました。
現代における朝食の価値

朝食習慣とウェルビーイングとの関係性:現代社会における朝食の価値~2010年と2022年調査比較、脳科学的検証を踏まえて~

毎日栄養バランスの取れた朝食を摂っている人は「幸せ度」や「生活の満足度」が高いーー東北大学スマート・エイジング学際研究センターの研究で明らかになっています。また22年の調査でスマホの使用時間が長い人は「幸せ度」が低いこともわかりました。その理由はなぜか?脳科学を中心として様々な視点から解説します。

経験を活かして人と関わる機会を得るコツ

スマート・エイジングの必要条件は「運動」「認知」「栄養」「社会性」の4つ。「社会性」とは、人と関わる機会を持ち続ける習慣。とはいえ、高齢になってから、いきなり地域社会へ飛び込むのは容易ではありません。これまでの経験を活かして「人と関わる機会」を得るための心得を3つお話ししました。