「スマートシニア」の時代

解脱9月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第9回

150831gedatsu私は99年9月15日の朝日新聞で、ネットの時代の新たな高齢者像である「スマートシニア」というコンセプトを提唱し、今後の増加を予想しました。当時の定義は「ネットを縦横に活用して情報収集し、積極的な消費行動を取る先進的な高齢者」でした。

それ以来、「スマートシニアが増えていくと、商品提供側はいろいろ工夫をしないといけないから大変になる」という話をしてきましたが、15年経って予想通りになりました。スマートシニアが増えた結果、それまで「売り手市場」だった多くの市場が「買い手市場」になりました。従来の売り手の論理が通用しにくくなっています。

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どうすれば後半生をイキイキと元気に過ごせるか?

8月30日 河北新報

150830_kahoku9月26日に仙台市の河北新報社1Fホールで開催される「河北一日大学セミナー」で講演することになりました。本日(8月30日)の河北新報朝刊でも大きな告知案内が掲載されています。

講演タイトルは「どうすれば後半生をイキイキと元気に過ごせるか?土地オーナーのためのスマート・エイジング」

仙台市または宮城県在住の方であれば、東北大学が開催している「スマート・エイジング・カレッジ」のことをご存知の方は多いと思います。このカレッジは、東北大学が06年から提唱している「スマート・エイジング」の考え方に基づき、12年より毎年100名の市民受講生が参加して開催しているものです。

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パナソニックショールーム東京での特別セミナーで講演します

9月21日 パナソニックリビングショールーム東京

pana1509219月21日(月)13:30より、東京汐留のパナソニックリビングショールーム東京で講演することになりました。

この講演は、パナソニックリビングショールーム東京主催の「パナソニックの秋のリフォームウィーク」のイベントです。講演タイトルは「自分らしくイキイキと元気に過ごす7つの秘訣」

このテーマはこれまで何度もお話ししている内容です。講演会に参加された方から次の通り好評を得ているものです。

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広がる介護の保険外サービス

山口新聞 8月10日

150810ヘルパーが自宅内を片付け

介護事業者が保険外のサービスに力を入れ始めた。国が公的介護保険の対象範囲を狭める中、利用者のニーズに応えられなくなり、事業も先細りになるとの懸念があるからだ。保険で認められない自宅内の片付けなどの家事サービスを充実させたり、高齢者向け施設で野菜を販売したりといった動きもある。

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健康寿命を延ばそう

くらしの豆知識 2016 国民生活センター

独立行政法人国民生活センター編集・発行くらしの豆知識’2016「セカンドライフを楽しむ」に寄稿しました。本書は創刊以来44年、毎年発行し、年間約28万部が全国で読まれているとのことです。国民生活センターからの依頼により、二つの内容について寄稿しました。

kokusen3健康寿命とは何か?

「平均寿命」とは、生まれてから亡くなるまでの寿命の平均値です。日本人の平均寿命は、女性が86.41歳で世界第1位、男性が79.94歳で世界第5位と、世界でもトップクラスです(厚生労働省「12年簡易生命表」)。これに対して、「健康寿命」とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間をいいます。

国が進める「健康日本21(第2次)」(13年~)によると、日本人の健康寿命は、平均寿命より男性で9.13年、女性では12.68年も短くなっています(10年)。健康寿命と平均寿命との差は、「日常生活に制限のある不健康な期間」、つまり「要介護や要支援状態の期間」です。この期間が男女とも約10年もあるのは、平均寿命がトップクラスの世界の国々のなかでも日本だけです。

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スマート・エイジングという考え方

くらしの豆知識 2016 国民生活センター

独立行政法人国民生活センター編集・発行くらしの豆知識’2016「セカンドライフを楽しむ」に寄稿しました。本書は創刊以来44年、毎年発行し、年間約28万部が全国で読まれているとのことです。国民生活センターからの依頼により、二つの内容について寄稿しました。これまで何度も述べて来た内容ですが、こういう冊子に掲載されることで、これまで知らなかった方々に目を通してもらう機会が増えるのは嬉しいことです。

kokusen1アンチエイジングとは若返りのこと?

皆さんは「アンチエイジング」という言葉を目にすることがありませんか。この言葉の意味を尋ねると、たいてい「若返り」という答えが返ってきます。果たしてそうでしょうか。

「エイジング」は、英語でageing(米語ではaging)と書きます。ageは「齢(よわい)を加える」という動詞、ingは動詞の進行形です。したがって、エイジングとは「齢を加え続ける」という意味です。日本語では加齢と言います。

エイジングは、受精した瞬間からあの世に行くまで、高齢者だけでなく、すべての年齢層の人が命ある限り続きます。つまり、エイジングとは生き続けることの証です。一方、アンチは英語で否定を意味する接頭語です。したがって、アンチエイジングとは、生き続けることの否定、つまり死ぬという意味になります。

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片付け、見守り、野菜販売 介護「副業」に活路

SANKEI EXPRESS 8月9日

najomo-tatemono-01SANKEI EXPRESSに介護事業者が「介護保険外サービス」に力を入れ始めたという記事が掲載されました。

この記事は実は共同通信によるインタビューが記事として配信されたものです。記事の最後の方に「介護保険外のサービスについては、専門家の間で将来の市場拡大を予測する見方が強い」とのことで私のコメントが引用されています。

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介護保険に頼らないシニアビジネスの開拓を

シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第100回

seniorexpo介護保険に頼らないシニアビジネス市場の有望性

最近、多くの介護事業者が介護保険外のシニアビジネスを模索し始めている。私のもとにもしばしば相談が寄せられる。直接の背景は、今年4月の介護保険制度改正で介護報酬が減額になり、保険制度にべったり依存した事業はその先行きが危ぶまれているからだ。

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市場調査では「市場」は見えない 

高齢者住宅新聞 介護保険に頼らないシニアビジネス成功の12のヒント 第3回

koureisha_1508売れ方や評判を知る仕組みを

多くの企業が保険外シニア市場への足がかりとして最初に行うのが、調査会社へアンケートやグループインタビューなどの市場調査を依頼することだ。しかし、私が見てきた限り、そうした調査結果の大半は事業の役に立っていない

その理由は、調査を依頼する側がシニア市場でどのような商品やサービスを生み出して、どういう販路で売り出していくか、といった戦略仮説がないことだ。とりあえず市場の状況を調べてみよう、という程度のものが結構多い。

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親子の近居が生み出す新たな消費需要

解脱8月号 連載 スマート・エイジングのすすめ 第8回

解脱_0804_表紙シニアの消費を見る時に、個人による消費だけでなく、「家族の関係性」の変化による消費に目を向けることも重要です。変化の代表は、「近居」の増加。結婚した息子や娘の家族と「スープの冷めない」距離に居住する家族が増えています。

近居が登場した背景は、経済情勢の変化と社会の高齢化です。1990年代のバブル期には土地の高騰から2世代住宅が増えました。バブル崩壊後の1990年代後半に土地の値段が下がってくると、今度は子供世帯が独立に一戸建てを買えるようになりました。ところが別居はするものの、近居が増えていきました。

近居にはメリットが多くあります。同居しているとお互いにいろいろ気を遣ってストレスが溜まりますが、近居は基本的に別居なのでそれが減ります。一方で身体の衰えを感じる親世帯にとっては、子供が近くに住んでいるために、いざという時には世話をしてもらえる安心感があります。また、孫にもすぐに会え、交流もしやすくなります。

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