シニアの特性を踏まえたヘルスケアビジネス

2月19日 中部地域ヘルスケア産業創出・活用セミナー

なぜ、「新ヘルスケア産業」が出現したのか

中部経済産業局主催のセミナーで基調講演を務めることになりました。

私は2011年と2012年に中部経済産業局からのご依頼で、新ヘルスケア産業創出懇談会の委員を務めました。

私の記憶では、この委員会ができるまでヘルスケア産業と言えば医療や介護のことで厚生労働省の管轄でした。

当時、厚生労働省の高齢者政策は、高齢者を社会的弱者とみなし、いかに保護するかという観点が主流で「アクティブシニアビジネス」というと、高齢者をだまして金をふんだくるようなイメージを持たれていました。

そこにシニア市場を成長市場と位置付けて、産業振興のけん引役にできないかというのが、「新ヘルスケア産業」という考え方でした。

現在、経済産業省にヘルスケア産業課ができたのは、9年前のこの委員会が基になっています。

しかも、近年はこの分野では介護ロボットなども含め、厚生労働省と連携して行う例が増えてきました。時代の変化を感じます。

そんなご縁のある中部経済産業局からのご依頼で、久々に名古屋でお話します。参加無料とのことですので、ご興味のある方は申し込みください。

中部経済産業局のページ

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