ちょっと一息 2011年8月4日
スマートシニア・ビジネスレビュー 2011年8月2日 Vol.158「どうすれば家にこもりがちな主人を外に出せるか?」に対して多くのコメントをいただきました。そのなかで、既に退職されている男性(退職歴3年)から、大変参考になるコメントをいただきましたので、本人の了解のうえで、ご紹介させていただきます。
今回のテーマ、大変面白く拝読しました。
「多くの人は現役サラリーマン生活が終わると、
ひきこもり傾向が強まるようだ」
⇒そのとおりです。
考えてみれば、現役時代は通勤時間を含め、毎日最低でも
10時間は家の外。しかも、収入をいただけました。
現役ならともかく、仕事を持たずに毎日10時間を外で費やすのは極めて困難です。
⇒私の場合、週1度の定休日を除きジム通い。
だから、「行くところがない」訳ではありませんが、それでも3時間が限度。
その他に、学生時代の友人、会社の同僚などとのゴルフ・飲み会
などが月に2~3度あるので、外出しない日は皆無ですが、
現役時代と比較すると時間的には「引きこもり」がち。
⇒「家にこもりがちな主人」が問題になるのは、妻と顔を合わせる時間が多くなるから。
お互いにすれ違いを作れば、「今日こんなことがあった」などの話題が
出来ますが、一緒だと同じものを見聞きしているのだから、話題もなし。
我が家では、これを回避するため、努めてすれ違いを作っています。
⇒幸いなことに、愚妻はジムに加え、書道・料理教室に通う他、ゴルフ友達や
社宅時代の友人との定期的な昼食会など盛りだくさん。
「今日、こんなことがあった」という報告を聞く苦痛さえ我慢すれば、助かっています。
⇒「家にこもりがちな夫」を問題視する奥様達へ。
ご主人は今まで外で頑張ってきたのだから、家でのくつろぎを責めずに、
「上手にすれ違いを作る」ことに努めてください。