2019年3月17日 生活のヒント
ウォーキングなどの有酸素運動の効用については、これまで何度もお話してきました。
とはいえ、中高年のビジネスパーソンには「有酸素運動が体にいいことはわかっているけど、仕事が忙しくてなかなかできないんだよな……」という人も多いでしょう。
実は私もそうでした。
しかし、いろいろと工夫することで可能となります。以下は、私が糖尿病と診断された後に実際に行ったことです。
1. 最寄りのスポーツジムに週3回通う。
2. 自宅から最寄り駅まで(約2キロ)は雨天時以外、自転車で移動する。
3. エスカレーターを使わず階段を歩く。エスカレーターを使う場合は右側を速足で歩く。(駅によっては禁止している場合もあるので要注意ですが)
4. エレベーターは使わない。日本橋にある私の事務所ビルでも事務所のある4階まで階段を歩いています。降りるときも同様に階段を歩いています。
5. 仕事で移動の際も極力電車を使い、タクシーにはなるべく乗らない。
これらの実践により、食事の工夫も併せてですが、2カ月で9キロ、4カ月で13キロの減量に成功しました。
ただし、これはかなりのハイペースなので、体によくないと言われるかもしれません。しかし、悪循環から脱出するには、このように集中して一気に改善するほうが効果的です。
私が自らの実践で学んだ減量成功のカギは「日常生活のなかに運動を取り入れること」です。
現役ビジネスパーソンの場合、仕事が忙しいと週2回スポーツジムに通うのも難しい場合があります。
そんなときでも普段の生活のなかで有酸素運動を「習慣化」しておけば、確実に成果を出すことができます。
なお、この話の詳細は拙著「スマート・エイジング 人生100年時代を生き抜く10の秘訣」の「秘訣その1 有酸素運動をする」に書いています。ご興味のある方はご一読下さい。
(写真は事務所そばのオカメザクラ。ひと足早く花見が楽しめます)