大家族に回帰するアメリカ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011830Vol.161

multi-generational-housing先週滞在先のアメリカで、興味深い話を聞いた。

 

近年の調査に基づくと、今後10年間に

アメリカの世帯の3分の1が「多世代世帯」になるというのだ。

 

多世代世帯とは、親・子、親・子・孫、親・孫などの複数世代が一つ屋根の家に一緒に住む形態のことをいう。

 

核家族が大部分で親・子がそれぞれ別に住む習慣が強いアメリカには

日本で一般的な二世代住宅は極めて少ないイメージが強い。

 

ところが、二世代・三世代の住宅は地方都市には結構存在する。

先週滞在したクリーブランドで見た住宅地は

単一世代住宅と二世代住宅とが混在しているところだった。

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ワシントン上空のハリケーンと政治リーダーの対応姿勢

ちょっと一息 2011年8月28日

ワシントン上空から見たハリケーン「アイリーン」

このビデオはワシントン着陸前に機内から撮影したもので、遠くに見える長い雲がハリケーン、アイリーンです。ワシントンは小雨が降っているだけで大したことはありません。これで無事に帰国できそうです。

日本では民主党選挙と世界陸上ばかりが報道されているようでしたが、こちらアメリカでは大型ハリケーン、アイリーンについてのニュースばかり一日中流されていました。

こちらに来てみると実際はたいした被害がないので誇張されて報道されている傾向が強く、日本の東日本震災の時に、実際以上に派手に報道されてアメリカ人の友人から安否を気遣うメールが殺到したことを思い出します。

こうした報道は、大きな被害にならないように警鐘を鳴らすという点では良いのですが、単にテレビ局が視聴率を稼ぎたいために誇張して報道している面は否めません。

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過去の実績から未来を予測できない

村田裕之Eレター 2011年8月25日 Vol.8

こんにちは、村田裕之です。

 

今回はアメリカ・クリーブランドからお送りしています。

こちらは、昼間は雲ひとつない快晴でしたが、

夜になり雷雨になっています。

 

現地での様子を適宜フェイスブック・ページにアップしていますので、

ご興味のある方は、ぜひ、こちらをご覧ください。

http://www.facebook.com/murata.hiro

 

日本出発の24日未明にワシントンで大きな地震があり、

バージニア州の原発が二機停止したと聞きました。

何か影響があるかと思いましたが、

実際は何もありませんでした。

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親が元気なうちに話しておきたい大事な25のこと

8月25日 青春出版社 BIG Tomorrow 10月号

BIG-tomorrow1110親の老後問題は元気なうちに対策を考える!

「その日は突然、前触れもなくやってきます。脳卒中や心臓発作、転倒→骨折→寝たきりなど、親の入院から始まる介護問題。介護生活の始まりによって、次々に突きつけられる難問、トラブルの処理に翻弄され、離職や同居など、子は自分の人生プランの変更を余儀なくされることすらあるのです」というのは、高齢社会研究の第一人者の村田裕之さんです。

親の介護が必要となった場合、誰がするのか、介護費用は誰が出すのかなど、親族間でトラブルになるのはよく聞く話です。親が一人暮らしの場合、さらに深刻です。家の鍵が見つからない。保険証がどこにあるかわからない。暗証番号も知らないからお金も引き出せない。搬送先の病院で聞かれても、親の持病、飲み薬、生活(食)習慣、体調の変化について何も答えられないといった問題が起こります。

「もっと親に会っておけばよかった、元気なうちに、聞いておけばよかった、兄弟間で役割分担を決めておけばよかったと悔やんでも後の祭り。親が元気で若いほど、心構えもできていない子どもは多いでしょうから、パニックになるのは目に見えています」

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高齢ドライバー  車の運転断念どう説得

8月24日 日本経済新聞 夕刊

kuruma-nikkei824日の日本経済新聞夕刊「高齢ドライバー 車の運転断念どう説得」という記事に村田のコメントが掲載されました。

近年若者の車離れが顕著になっていますが、これは鉄道など公共交通機関が発達している首都圏など都心部で生活している人の場合。こうした公共交通機関があまり発達していない地方では、車なしでの生活は大変な不便を強いられるのが現状です。

 

行政により免許返納制度は実際に車の運転を辞めた時のサポートが不十分のため、利用のインセンティブが弱く、認知症高齢者の事故防止などの面であまり機能しているとは言えません。「買い物弱者」と揶揄される高齢者向けに出張型サービスや宅配サービスなどが最近ようやく増えつつありますが、民間企業による新たな発想のサービスがさらに期待されます。

 

以下は記事コメントの抜粋です。

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親が70歳を過ぎたら読む本:新刊レビュー書評

ふらっと(河北新報のブログ) 2011821 

kahoku-shohyou世界一の長寿国日本。平均寿命は80歳を超えているが、70歳代で介護が必要になったり、認知症の兆候が出たりする人が多いという。本書は、その年代の親を持つ人たちに向け、老後の問題や突然の死別の際の、トラブル回避策をアドバイスしている。

 

取り上げているのは大きく三つ。老人ホームなど年老いた親の世話をしてくれる施設の問題、相続の問題、そして認知症の発症に伴う問題だ。

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超高齢社会への創造的解決策:日本の経験

9月29日 スウェーデン大使館 Ageing with Grace, The Swedish Model

sweden

スウェーデンなど北欧諸国は、日本から見ると社会保障の充実した福祉先進国としてのイメージが強いです。

しかし、高齢者にうつ病の人が多いことなどはあまり一般には知られていません。

私の知る限り、生活水準がある程度同じであれば、国が異なっていても同じ年齢層の人たちには共通の課題が見られます。

こうした課題に対しては、一つの国だけで取り組むだけなく、共通の課題をもつ複数の国間で協働することによって、より優れた解決策を生み出せる可能性があります。

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08/21/2011 | コメント/トラックバック(3)|

カテゴリー:講演

ブログが見られない場合、ブラウザを最新版に変えてください

村田裕之Eレター 2011年8月17日 Vol.7

こんにちは、村田裕之です。

 

お盆休みはゆっくりできましたか?

私は来週からアメリカ、韓国と出張が続くので、

その前にやらなければならないことに追われていました。

どうやら今年の夏休みはなくなりそう・・・(涙)

 

ところで、私の「ブログが見られない!」という声を時々聞きます。

原因はブラウザのバージョンが古いためです。

IE(インターネットエクスプローラ)の場合は、バージョン7以上

Firefoxやグーグルクロームなどでは問題ありません。

 

ぜひ、ブラウザを最新のものにしてお試しください。

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退職者の情報発信を支援せよ

スマートシニア・ビジネスレビュー 2011817Vol.160

teinen-sha現役サラリーマンの退職後の大きな変化は「情報が減ること」だ。


特に勤務先経由で当たり前のように与えられていた

種々の情報がばったり途切れる。

わずらわしさが無くなる反面、

これで退職したことを実感する。

 

そこで、退職者にとって重要になるのは、

勤務先以外からの「情報収集策」だ。

 

専業主婦の場合は、かなり以前に退職を経験しているので、

近所づきあいやPTAの集まりなど
地域に人的ネ
ットワークをもっている。

 

また、女性は一般に友人・知人を

情報収集チャネルとして持っていることが多い。

退職後も一緒に旅行に行ったり、

食事をしたりと何かと情報交換機会を持っている。

 

これに対して、通勤族だったサラリーマン男性の場合は、

こうした人脈が不足気味だ。

情報源の中心が新聞や雑誌だけのも少なくない。

 

では、どうするか。

私がお勧めしたいのは、離職するまでに

自分で「情報発信できる仕組み」をつくることだ。

 

なぜなら、情報というのは、

情報発信している人のもとに集まりやすいからだ。


だから、ある情報が欲しければ、

それに「関連する情報」を発信するのが効果的である。

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認知症を改善・予防する

先見経済8月15日号 連載 親と自分の老い支度 第7回

senken-815全国1600か所で、1万7000人以上が取り組んでいる「学習療法」

 

認知症の予防には、(1)脳を活性化させる活動をする、(2)生活習慣病を避ける、(3)適度な運動をする、のがよいとされています。脳を活性化させる活動のなかでも、音読・手書き・簡単な計算とスタッフとのコミュニケーションによる「学習療法」は、全国一六〇〇以上の介護施設や自治体の健康教室に導入され、認知症の改善や脳機能の維持・向上に大きな効果を上げています。学習療法は、私が所属している東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授、(株)公文教育研究会、および高齢者施設を運営する社会福祉法人・道海永寿会により開発されたもので、最近は海外からも高い関心が寄せられています。

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