2012年7月11日 第一回リビング新聞シニアマーケット研究フォーラム
7月11日、東京・麹町のルポール麹町で、サンケイリビング新聞社とリビングくらしHOW研究所共催による第一回リビング新聞シニアマーケット研究フォーラムでお話しします。
近年これまで以上に注目されているシニアマーケットですが、「シニアは元気で人数も多く、金持ち、時間もち」という大雑把な理解で取り組むとうまくいきません。
シニアの多くは、資産はあるものの、所得は少ない「ストック・リッチ、フロー・プア」であり、日常消費はほぼフローに比例した「フロー消費」が大半です。
つまり、漠然とした将来不安のために、ストックはいざと言う時の備えとしてなるべく手をつけず、世の中に回りにくい状況となっています。
第一部では「ストック・リッチ、フロー・プアのシニア層の消費を取り込むマーケティングとは?」と題した私による基調講演です。回りにくいストックを消費の形に変えるためのヒントについて「3つのE」(Excitedわくわくする、Engaged関与する、Encouraged元気になる)によるアプローチを中心にお話しします。
さらに、第二部では、リビングくらしHOW研究所所長の植田奈保子さんから、シニア層のストックを取り込むための具体的なアプローチを、最近の市場調査報告にもとづくシニアミセスの生の声、データとそれに対する解釈・考察を私とともに進めていきます。
シニアマーケットにご興味のある方には、きわめて有用な機会となることでしょう。
なお、すでに定員150名を大幅に超える応募があり、申し込みは終了したとのことです。
リビングくらしHOW研究所はこちら